それでは、せっかくなので下に下りてみます。
しかし、通常は単なる谷でしかないため、階段や道などはありません。
橋の袂からですと、かなり急な崖を下ることになります。
この画像は、カメラを傾けて撮影したわけではありません。
本当にこのぐらい急な傾斜のところを下りました。
足場もかなり悪く、自分が行っておいてなんですが、全くお勧めできません。
振り返ってみると、その傾斜のすごいことが分かります。
溶岩の岩石もごろごろしているうえに、もろい箇所もあって、うかつに体重をかけようものなら崩れ落ちそうな場所もありました。
ちなみに、他にもこのルートで降りた人がいたのでしょう。
崩れたと思われる複数の石と枝の折れた木々、そして5〜6メートルくらい滑り落ちた形跡が残っていました。
降りたは良いが登れるだろうか、と心配しつつ、せっかくここまで来たのだからとがんばって慎重に降りていくと、ようやく木々の向こうに湖面が見えてきました。
橋の上から見るとそんなに大変そうには見えないかもしれませんが、実際にはこの斜面を降りるのに結構な時間をとられました。
ようやく到着しました。
幻の6つ目の湖「赤池」です。
数年から十数年に一度、出現するかしないかといわれる湖です。
この赤池は「富士六湖(湖)」というには小さく感じるかもしれませんが、結構な広さがあります。
目測ですが、おおよそ最大長50メートルくらい最小長は2〜30メートルくらいでしょうか。