画面上部に見えるのは、先ほどこの赤池を覗き込んだ「瀬々波橋」です。
ちなみに、精進湖からあふれた水や雨水が溜まったのではなく、水が湧き出してできたものです。
西湖・精進湖・本栖湖はもともと、約9000年前の富士山の噴火で形成された「セの海」が、延暦十九年(西暦800年)および貞観六年(同864年)の噴火の際の溶岩によって分かれたもので、湖底では現在もつながっているとされています。
同様に「セの海」内に位置するこの「赤池」も上記の3湖と湖底でつながっているため、3湖の水位の増減によって出現するのではないかと言われています。