Saturday, October 13, 2007 at 8:00 PM
Severance Hall

The Cleveland Orchestra
Franz Welser-Möst, conductor
Malin Hartelius, soprano
Bernarda Fink, mezzo-soprano
Cleveland Orchestra Chorus

Mahler: Symphony No. 2 ("Resurrection")

 クリーブランド管弦楽団のホームグラウンド、Severance Hallは狭いので、ステージ上は立錐の余地もなし。席は35ドルの天井桟敷。チケットを押さえたタイミングが良かったのか、ほぼセンター。ただ、前の席の男性の背(座高)が高かったので、あんまりよく見えない時もあり。一応、スコア持参で行ったが、スコアを開く時間的余裕はなかったよ。

 編成は弦5部が9-8-5.5-5.5-4.5っていうのは、よっぽどViolaパートが自信があるのか、単に人数が足りてないのかは不明。打楽器群はTimp2+Perc3で、Offstageのパーカッションもこの人たちが担当してたから出入りが多くて大変そうだった。Off stageのBrassはカーテンコールでも舞台上には出てこなかったので、何人でやっていたのかは不明。管楽器の編成は編成はスコア通りと思うが、最初は7人だった舞台上のHrが、終わり近くには8人に増えてた。いつの間に入ってきたんだろ。

 女声のSolo,アルト(コントラルト)が素晴らしい。ソプラノも立派な出来。5楽章の合唱団、男声が素晴らしく、特に男声だけになる部分が一番のポイントだったと思う。演奏自体は、アンサンブルもまとまっていて大きな事故もなく、特に木管が良かったように思う。OffstageのHrが乱れがちだったのは、offstageの難しさもあるだろうな。弦は、Vaの少なさを特に感じることは無かったし、アンサンブルもまとまっていたと思う。金管、Tubaが日本人らしかったのが何だかウレシイ。Hr, Trb, Trpのトップの方々はとても素晴らしい。

 曲自体が大盛り上がりな曲なので、もちろん終演後はブラボー&スタンディングオベーション。大変満足な演奏会でした。

 宿泊とか観光とか続き

 秋の遠征シリーズ第2弾は、クリーブランド管弦楽団。曲目はマーラーの「復活」。以前、フィラデルフィア管弦楽団で聴いたものの、あんまり曲を知らなくて感動出来なかったもんで、今回は出来るだけ予習をして臨む。

 移動にはスタアラ系のユナイテッド航空を利用。既にスターアライアンスメンバー・シルバーなもので、チケットに「Silver」と印刷してあるのが何かウレシイ。だからといって、全席エコノミーだし、何も優遇されることは無いんだけど。1列目の席に乗ったから、飛行機を降りるのが一番乗りだったことがメリットといえばメリットかな。

 クリーブランドの空港から市街へは、地下鉄のRed Lineが直結してるので、車がなくても旅行出来る。初日は、コンサートホールのあるUniversity Circleへ直接乗り込んで、博物館やらを見て回る。時間も無かったので、クリーブランド自然史博物館と、歴史博物館・クロウフォード自動車-航空機博物館に行きましたが、入場料ほどのパフォーマンスは無いかも。自然史博物館の方が面白かったかな。"Lucy"に会えたしね。美術館が再オープンすれば、好きな方は楽しめると思いますが。