地方遠征シリーズです。アメリカ五大メジャーの最後を飾るのは、シカゴ交響楽団。

Chicago Symphony Orchestra
Bernard Haitink, conductor
Jessica Rivera, soprano
Chicago Symphony Chorus
Duain Wolfe, chorus director

Poulenc - Gloria
Ravel - Daphnis and Chloe

プログラムは何とダフクロ。前の週のブルックナーと悩んだんですが、やはり予習不要なダフクロを選択。

 開演40分前に会場に到着。Hallの外にSymphony Storeがあって、多くのお客さんで賑わってるので私も参加して物色。TシャツとCDを御購入。開演15分前に入場し、着席。恒例の編成チェックを行います。

 前プロはPoulencの「Gloria」。編成は8-7-6-5-4, キレイな3管編成。合唱は混声150名。なかなかいいサウンドで、熟睡できた。トランペットに高音の多い曲なんだが、外しまくってて、何だか不安。

 休憩をはさんで、メインはバレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲。編成は8-7-6-5-4, Fl2, Picc1, AltFl1, Ob2, Engl1, Cl2, EbCl1, BCl1, Fg3, CFg1, Hr4+!, Trp4, Trb3, Tub1, Harp2, Celesta1, Timp1, Perc8。録音するので咳払いとかにお気をつけ下さい、というスピーチの後、冒頭の静かな部分でいきなり咳払い。今日のテイクは使われないな・・・Trpはトップが真打ちが出て来たみたいで、前プロとサウンドがガラッと変わっている。あんまり暴れすぎず、それでもしっかり音が通り、オケを引き締めるいいトランペットである。Hrは、弱奏で高音を吹くところが沢山あって大変なんだが、少しポシャったところがあって、そこから「負の連鎖」 が始まって大変だった。FlのSoloは激ウマ。最後の答礼では、舞台の前まで出て来て礼させられてた。ハイティンクにとってもイイ出来だったんだろう。

 そんなわけで、しっかり堪能できたコンサートでした!

 宿泊は、Travelodge Hotel Downtown. Symphony Hallからも徒歩圏内で、治安もそんなに悪くなく、値段・宿のクオリティ共に十分。シカゴ交響楽団を聴きに来る際にはここを利用したいものだ。