アメリカ移住3ヶ月を記念して、年末の風物詩メサイアのコンサートへ。行きつけのNational Symphony Orchestraの演奏会。

Kenneth Slowik, conductor
Christine Brandes,
soprano
Jennifer Lane,
alto
John Elwes,
tenor
Nathaniel Watson,
baritone
Cathedral Choral Society
J. Reilly Lewis,
music director

Program:

  • G. HANDEL - Messiah

 編成は、弦五部(1stVn:5, 2ndVn:6, Va:5, Vc:4, Cb:2、いずれもプルト数ではなく人数)と通奏低音としてFagotto1、チェンバロ、オルガン。Ob2, Trp2, Hr2, Timp. 非常に上品な演奏で、人数が少ない分、音もクリアだった。 全曲演奏であるが、どこのスコアを元にしたものかは不明。当夜はチケットはSold outで、会場もほぼ満席。全員が喝采を送るとすごい迫力になる。ハレルヤコーラスでの恒例の起立は、満席だと圧巻。伝統を感じる。Trpは高音での演奏部が多いのだが、小さい楽器を使ってたみたい。ピッコロトランペットなのかEs管程度なのかは、確認できなかった。結構小さかったからピッコロかなとも思ったが、"Trumpet shall sound"の低温がしっかり出てたのでその可能性は低いかなと考える。"Trumpet shall sound"のトランペットソロはあまりに素晴らしい演奏だった。軽妙なトリルをアドリブで入れているのが上品だった。合唱は、各パート12名計48名のこじんまりとした編成だが、声量も迫力も十分で、しかも押しつけがましくないのが素晴らしかった。惜しむらくは、私自身の体調がすぐれなかったこともあり、知らない曲では爆睡してしまったことか。もっと楽しみたかった・・・。来月の演奏会は体調を万全にして行きたい。