5/31。いきなりメタルスライムと取っ組み合い。
だがセーブ&ロードの威力はすさまじく、次々と一行の前に、
何匹もの彼等の屍が積まれるのであった……
 
 
5.果てしなき暴走(笑)
 
           何だか、某RPGの召喚魔法みたいな題名だが、気にしないでほしい。というの
           が、原因はすぐに分かると思う。まずは、下の画面を見てほしい。
 
 
           「わーい、これでアイテム増殖できる」とばかりにはしゃいでいたら、何と肝心の
           「バシルーラを使える僧侶」がいなくて断念したという……普通なら、これ取るレ
           ベルなら覚えてるっつーの。
 
           さて、今度はこのゲームにクリアするのに欠かせない商人を作ろうと考えた。あ
           の、町を作ろうとして裏金に手を回し、あげくの果てに世界を支配しようとして失
           敗し、ギロチンにかけられた(ウソ)ヤツである。ちょうどそんな、悪の手先にうっ
           てつけな知り合いが1人いる。私だ。
 
 
 
           しかし、こんな人材で町ができるのか……?
 
 
6.来日
 
           今度はジパングである。レベル19でやまたのおろちに挑戦。しかし、さすがに強
           い。たった1ターンでクレア氏が瀕死になる。まずいと思い、とりあえずロード。
           ううむ、どうしよう。もう1度挑戦。今度は3、4ターンもったがあえなく撃沈。こんな
           ヤツ、どうやって倒したのかと疑問に思う。そんな中、ふと思い立ってラリホーを
           かけてみる。寝た。調子に乗ってマヌーサもやってみる。効いた。何だ、楽勝じゃ
           ないか。余裕ぶっこいて戦闘を続ける。が、やはり強い。炎は脅威だし、いくらダ
           メージを与えても倒れない。が、何とか15ターンくらいで撃破。お宝の「草薙の剣」
           で第2R。今度は簡単だった。
 
こんなのばっかり……
 
           ちなみに、上の画像のオチは、1つ先のと同じです。つまらない……
 
 
7.ドーピング
 
           遂に来るべき時が来た! 我等がヒーロー(ヒロインじゃないのか?)水女氏が、
           バシルーラを覚えてくれたのだ。これで貧弱レッテルともおさらばよ。かくして勇
           者ROT氏は、1人勇んでランシールに飛んだ。
 
           そしてとりあえず、「悟りの書」と「星降る腕輪」をいくつかに増やし、あとは「力の
           種」と「命の木の実」をある程度増やす。これで準備OK……なのだが、ドーピング
           したのはROT氏1人で、2つのドラッグ(?)をわずか1つずつ服用。ここで使い切っ
           ては面白くない。データをいじらないのもそのためである。とりあえず、増殖だけを
           すまし、一行は再び旅を続けた。
 
ぶっ飛び〜!
 
 
8.大挽回
 
           さて、今まで何度も逃げてきた(そのおかげで今の低レベルクリアがあるが)が、
           そのツケがそろそろまわってきた。2人の僧侶は晴れて賢者になり、めでたしめ
           でたし……と思いきや、愕然と平均レベルが下がってしまったではないか。これ
           はまずい。ただでさえ低いのに。さらに賢者は、全クラス中でレベルが上がるの
           が遅いのだ。むぅ、どうしよう。とりあえず、ダーマから船で北上してみる。しばら
           く行くと、氷の張った、いかにもこの世の最果てといった感じの村が見えてきた。
           ちゃんとそこの人も「最果ての村です」と言ってるし。だが、そんな自他共に認め
           るド田舎に、なぜかつては世界を治めていたアリアハンより数段強力な武器防
           具が売っているのだ。大いに謎である。おかげでMasa氏は、未だに装備が「聖
           なるナイフ」に「旅人の服」だけである。かわいそうである。このレポート内でも、
           1番影が薄いのである。お前のせいだ、最果ての村。決して編集者である私の
           責任ではない。村め、お前には固有名詞で呼ばれる資格なぞない。ふん。
           さて、実際には村の名前を忘れただけなのだが(それはおいといて)、ここは何
           とメタルスライム達の聖域なのだ! 奴等が4、5匹、ゴロゴロ現れる。倒し放
           題なのだ。とりあえず、村で買ってきた「毒蛾の粉」を用意する。だが、この金属
           でできた、全く生態の分からない何を食っているのかも予想のつかない、灰色
           のウ○チもどき共の他に、敵がいない。困った。とりあえず、粉をそこらに適当
           にまいてみる。
 
 
           ……効くんだ、こいつらに。そんな記憶がおぼろげではあるが戻りつつある。図
           に乗って私は粉を買いだめし、使いまくった。おお、レベルが上がる上がる。
 
           と、そんな中でふと我に返ってみた。「毒蛾の粉」は500Gと、なかなかの高価
           である。20個買えば1万Gである。まずい。そんな金があるんだったら、とっくに
           「ゾンビキラー」買っとるわい。とっても貧乏な一行は(だから、本人達の責任じ
           ゃないんだってば)しかたなく、セーブ&ロードという、長く辛いが安上がりな道
           を選ぶのであった……。
 
またたく間にレベル20に返り咲き
 
 
TOP      NEXT