Me163 コメート

エレール (1/72)

ドイツ機が好きなのです。それも末期症状を呈したルフトバッフェの最期の足掻きという機体達が。

今回のキットは、モケイ趣味の会合で「いりませんか?」と出品(?)されていたもの。速攻「いります」と後先考えずに答えまして、確保いたしました。いただいたからには積んどく訳には参りません。早速作り始めたのでした。一応、次の例会には完成させてお披露目しようという目標で。

ただ、当時(11月)はモノコンの応募作であるP-38の制作も佳境に入っておりまして、なかなか手が回らず、最後は必死だったのですが、ついに年末最後の例会には間に合わず、牽引車のみ完成、本体は胴体接着まで行ったものの、塗装がまだ、という状況でした。(´・ω・`)ショボーン。

キットは小さいながらも牽引車が付属しており、かつ2種類のバリエーション(配備機と試作機)が選べる、というもので、アイもよく、サクサク組めるものでした。唯一、胴体と主翼の間に隙間が大きくできていたのですが、ゼリー状瞬着を盛るようにして接着すると、うまくいきました。かなりのペーパーがけは必要でしたが。

塗装はフリーハンドの二色迷彩で。キットの説明書には色番号らしきものも記述があったのですが、どのメーカーの塗料を指しているかわからず、取り敢えず箱絵のイメージで塗り分けました。雰囲気は出てるかな。。。ドイツ機というと、なんとなく黒系の塗装がかっこいいのですが、敢えてそこは冒険しませんでした。

とまぁ、こう書けば順調だった様に聞こえますが、パーツを逆に接着して慌ててはがしたり、塗装中、乾いてないところを握ってしまってやり直しなど、ドジでのろまな亀(某テレビ番組より)を演じてしまったところも多々ありまして、ある意味楽しめました。ちくしょー。

実機に関しては世界初のロケットエンジンによる軍用機としてあまりに有名でしょうから、説明はいたしませんが、「コメート」という愛称通り、数分の飛行時間しか得られず、かつ燃料が強い溶解力を持っていたため、爆発事故や、燃料漏れによって操縦者が溶ける、と言った事もあったそうです。やはり悲劇の機体なんですね。

さて、コメートを作ったら次はもちろんMe262でしょうか。キットは腐るほど持っているので、取り敢えず並べられるようにナナニイで作ろうかと。レベルのキットがあったかな。。。

対象が小さいと、弱点をさらすうちのデジカメ。

こういう風に運用されていたとは存じませんで。

人形がついていれば雰囲気よかったんだろうな・・・。

こいつのパーツ割には苦労した。

10年前に作った秋水と。

今回の教訓

頂きモノは早期決着。

戻る