源氏物語とは?

平安時代(11世紀ごろ)の女官である紫式部(本名は不明)が書いた、
光源氏とその子、薫の栄華と苦悩を女性との関わりを中心にして表現した小説です。

源氏物語は現在色々な形で私たちは読むことができますが、いきなり原文のまま読むのには
抵抗があるかもしれません。
そこで、現代語に訳されたものでお勧めできるものをいくつか紹介します。

1.円地文子訳
     初めて源氏を読む方に超お勧めの現代語訳です。
     やさしい文体と女性から見た源氏物語というものを如実に表しています。

2.谷崎潤一郎訳
     私が一番好きな現代語訳はこれ!
     流れるような文章と描写がお勧め!

3.講談社現代新書「光源氏の一生」
     光源氏の一生をダイジェスト風にまとめた入門書とも言える
     本です。だいたいのストーリーが解ります。
     この本から源氏に興味を持った方も多いでしょう。

4.与謝野晶子訳
     和歌が好きな方はこの現代語訳をどうぞ。
     各帖ごとに訳者が詠んだ歌は必見です。もちろん文章も良い。