はぐれ出羽紀行 月山編 その2

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山頂近くの雪渓
 もうすぐ頂上ってとこまでやっと辿り着きました。
←の写真の左上隅が頂上付近。もう足がパンパンに張ってきていて、根性で登っているだけの状態。でも必死に一歩一歩足を前に送り出す。
 ご覧のように結構岩がごつごつしていて足の踏み場が難しい中ラストスパート。


グロッキー山頂にて






 というわけで、午前10:00頃、なんとか山頂に到着。→写真は山頂からちょっと下ったとこにある山小屋前での写真。なにしろもうペットボトルの中身が尽き、カバンの中の時刻表が沁みこんだ汗でよれよれになるほど水分を放出していたので、山頂を満喫する前になにか飲み物を求めてこの山小屋へ。
 しかし休憩するにも銭を取られそうだったので、記念撮影に留める。写真は湯殿山のほうから登ってきたというオジサンにとってもらう。写真にあるように標高198×mらしい。なので山頂はもうすこし高いのだと思う。もうここで座ってしまって、すっかり根が生えたようになってしまった。目も瞑ってしまっているし、座り方がぎこちないし、座った後には汗で後がついてたりという状況だった。
 
今の世に八紘一宇だって八紘一宇うしろから





 しばし休んだあと山頂付近に戻る。
←は山頂付近に突き刺さる「八紘一宇」の石碑。奉納 紀元2600年8月28日との事。こんなところでこんなモノに出会えるとは。






似非さわやか山頂にて

 →写真の月山神社本宮付近が山頂らしく、山頂で眼下の風景を見下ろすの図を想像していた自分としては、少々興ざめな感じ。
 本当の山頂はこの境内らしいのですが、境内は撮影禁止なのでここで記念撮影。この中でお祓いをうける。神官はバブルガムのトムに似た色黒ヒゲ面男。胡散臭い「祓いたまえ清めたまえ」。
 お祓いを済ませて無事参拝。キチンとお参りを済ませ、プラプラと山頂付近をウロウロして、名残惜しみつつも10:25ころ下山開始。予想以上に時間的にいいペース。これなら下山後色々回れそう。ハイペースでの下山をスタートした。

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