はぐれ出羽紀行 羽黒山編
汗だくの月山を予想をはるかに上回るペースで踏破し、12:05月山八合目発のバスで13:00羽黒センターに到着する。みやげ物屋で昼食、モリそばと玉こんにゃくをたいらげる。食いながら今後の行程を考える。羽黒山頂は断念して五重塔を見て鶴岡へ移動する事に決める。お土産に乾燥きくらげ2袋を購入。
13:30、出羽三山神社の境内に入る。→はその山門である随神門。左右に木像があったが誰かは不明。山門を入ると←の石段が続く。山頂まで2446段、樹齢350〜500年の杉並木の中に道が続くよう。ひんやりとした涼気に包まれる。もう月山で消耗してしまっていたけど、せっせと登っていく。
杉並木の参道を抜けると左右の写真の五重塔が森の中に出現。平将門の創建に拠る?と伝えられていて、高さ29.2メートル、柿葺きの3間5層で東北最古のものであるらしい。森の中に立つ五重塔はなにやら不思議な威厳を湛えていて、写真を取りまくる。結構すばらしいでしょ。森の中から出現する風景は風雅でもあり圧巻でもあった。山形にこんな立派な五重塔があるなんて今回の旅行まで全然知らなかったからしばし感慨に耽る。
人もまばらな参道に撮ってくれる人を待って→の写真を撮ってもらう。こうしている内にフィルムも時間も予算も無くなって来た事に気が付く。急いで境内を走って、山門までもどる。
山門に戻るとバスまで五分ほど時間があったので、出羽三山神社に来たんだぞっていう証拠を撮ろうと→の写真を撮る。バスが来る一分前まで撮ってくれそうな人をウロウロ探すも誰も居なくて、結局無人の写真となる。
14:00に庄交モール行きバスに乗車して鶴岡の街へと向かう。