Listen MOD


MODを聞く方法−ここは波平会さんのページをかなり参考にさせていただきました(感謝)。

1.環境を整える

   私はWindowsしか使った事が無いので、Winについて説明します。
   新しく買うのだったらwindowsが動くマシンならOKでしょう。
   サウンドカードが無きゃダメだけど。あればノートPCでも行ける。
   強いてオススメの環境をあげるとしたら、以下の通り。

   DEMOをやるという人は、
   プログラムによってはマシンが速すぎるとエラーになるものもあるので、
   最速のWin環境より、Pentiumになるかならない位の頃のマシンがBEST!
   この場合はDOSのプレーヤーを使う事をオススメします。

   オススメのハードウェア環境はこちら

 ●MODプレーヤーを手に入れましょう。  

    Windows95/98/NTなら、ModPlug Player しかないでしょう。

    現時点で機能、音質共に最高! 
    メジャーなフォーマットにはほとんど対応しているし、
    zip、rarで圧縮してあっても聞ける。
    さらにZIP圧縮したままのMODファイルをDrag&Dropして演奏できる。
    エフェクトやテンポなんかもリアルタイムで変えられるのでDJっぽいことも出来る!
    しかも、フリーウエア!!!

    ModPlug Player日本語版出来ました。
    詳しくは
波平会さんで。MOD作成ソフトModPlug Tracker日本語版もあるよ。
   
これで曲の構造を勉強しよう!

    さらに、ブラウザ上で聴くためのソフトはModPlugだ。
    コレは、IE、NN(3以上)で聴くためのプラグインです。
    一応、ストリーミング再生をしてくれるぞ! データが対応している必要もあるが。
    もちろん、データのセーブも可能。後でじっくり聞けるよ。

    これらのソフトはで、Olivier Lapicque's Home Pageからダウンロードしようぜ!
    このページのトップにModPlug Player v1.40となっているところがあるので、
    そこをクリックするとダウンロードページに行けます。(ModPlugも同様)

    WinAMPでも再生可能ですが、it形式の曲は上手く再生されない事があります。

2.Moduleを準備する 

    MODはプレーヤーがあっても曲のデータ(Module)が無きゃダメだ。    

   ●インターネット経由ならこちら。
      BIOGAS どの曲もレベル高ェー、必聴。Motion‐techno‐AIRmix最高!
      Cubist なんでこんなに軽いデータでスゲー曲がつくれんの? ModPlug必須。
      
BODY CONTETS ムンベーがカッコイイよ。
      
      片っ端からGET するなら、
      ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/demos/music/songs/ あたりから落とすと良い。

      DEMOパーティーAssembly'99の作品は
      ftp://ftp.jp.scene.org/pub/scene/parties/1999/assembly99/index.htm
      をチェックしましょう。

   ●CD-ROMならこれらが手に入りやすいでしょう。
      Cマガジン1999年5月号−DEMOのデータも入っててなかなかよさげ。
      メガデモを作ろう(山崎由喜憲著、ソフトバンク)に付属のCD‐ROM
      TECH WIN9月号から連載開始。 
      日経クリック−MODの連載終了。

   ●私のオススメはこちら    

3.聴く

   入手したデータをプレーヤーに読み込ませれば、後は曲をひたすら聴くのみ。
   そして自分にあったスタイルを見つけてくれ!
   ただ聴く事に飽きたら、トラッカー(MODを作るためのソフト)をDLしてきて、
   それで曲を聴いて曲がどんな構造でできているか見てみよう!
   自分で作りたくなってきたら僕の思うツボ。出来たら僕にも聞かしてね。

4.オマケというか蛇足

  ●Moduleの整理

    MODはzip圧縮されている物がほとんどで、他のzipファイルと混ざると見つけるの
    が大変です。ここで便利なのが、Z2Mというソフト。
    ドラッグ&ドロップしたzipファイルの中身を調べて、mod、s3m、xm、itファイルなら
    それぞれmdz、s3z、xmz、itzに拡張子を変換してくれます。
    これで何が便利かというと、ModPlug Playerはこれらのファイルに対応してるので
    そのままD&Dで曲が聞けます。だから、フリーソフトなんかと一緒のファイルに
    入れてしまって判らなくなってもこれを使えば大丈夫!
    変換した後で検索してやるなどしてmodのファイルだけ吸い出せます。

    Z2MKEN1's Directoryで入手しましょう(感謝)。
    ソフト自体はに軽いですが、UNZIP32.DLLC++Builder3ランタイムが必要です。
    詳しくは上のページで。

  ●デジタルで聴く update!

    MODをデジタルで聞く方法は大まかに言って2つある。
    CD-Rに焼くか、サウンドカードからデジタルで出力するかの2通り。
    詳しい事はいつもの通り波平会さんに説明があります。
    ここでは素人さん(私を含む)が失敗しやすい点について説明します。

    CD-Rに焼く方法が僕は簡単で良いと思う。トータルで考えれば投資も安く済むし。
    MODファイルをWAVに変換してくれるソフト(ModPlug Playerでも可能)を使い、
    WAVにした後でCD-Rにオーディオトラックとして焼いてやれる。
    こうすれば、CDプレイヤーでも再生できるようになるので、
    CDプレーヤーからデジタルで出力できる。    

    ModPlug Trackerを使えばMODをmp3に変換もできる。
    もちろんWAVにしてからmp3にしても良い。
    mp3に変換した上で最近はやりの携帯mp3プレーヤーにデータを流してやれば、
    アナログを経由しないので劣化なく聞くことが出来ると思う。
    この方法は思いつきだが意外と良いかも。

    サウンドカードからデジタル出力するには、
    デジタル出力つきのサウンドカードを買うか、サウンドカードを改造する手もある。
    改造は今回は触れないが、多少の知識があれば出来るそうだ。
    デジタル出力つきのサウンドカードで候補になるのは、
    SoundBlaster AWE64 Gold、SoundBlaster Live!、YMF724搭載のカードでしょう。

    注意したいのはこれらのカードの出力のほとんどは同軸だということ。
    ポータブルMDプレイヤーは大体光端子なので同軸とは直接繋げない。
    同軸⇔光変換のために「デジタル入力セレクタ」が必要になってくることもある。
    使おうとするD/Aコンバータ機器に同軸端子があるか見ておいた方が良い。
    だが、YMF724カードでもYAMAHAやNECの製品に光出力になっているものもある。
    さらにSoundBlaster Live!、YMF724搭載のカードは出力するサンプリングレートが
    48kHzに固定されているので48kHzに対応しているかどうかもチェックすべき。
    へたをすると「サンプリングレートコンバータ」が必要に・・・
    ちなみにSoundBlaster AWE64 Goldは44.1kHz固定らしい。

    デジタル音声出力信号変換(同軸→光)アダプタに格安のアイテムを発見しました。
    ノバックD-D Connectionという製品です。
    定価5800円という低価格ですし、サウンドカードのゲームポートを電源としているの
    で他に電源は必要ありません。見たところサイズも小さいようですし。
    デジタル入力セレクタといえば最低でも1万円弱はするので、パソコンのみに使う
    のであればこれで充分ですね。

    SoundBlaster Live!の新シリーズにProというのがあるが、これには同軸&光端子
    (入出力)がついている。もちろん出力は48kHzに固定。

    YMF724系カードでもデジタルイン・アウト付きの物があるらしい。
    724の後継チップYMF744搭載のカードに、
    SB Live!のようなデジタルIOカードが取りつけられる物があるようだ。
    HOONTECKSoundTrack YAMAHA Digital-XGという製品だ。
    これにオプションのXG DBIを付けると
              Digital Input (Coaxial, Optical, AES/EBU

              Digital Out (Coaxial, Optical, AES/EBU)
              CD Digital In
    が可能になる。
    Opticalのアウトは48KHz固定ということだが、Coaxialは48KHz固定でないのか?
    もしそうだとするとかなり面白そうだ。
    YMF724搭載カードについてはYMF724 FAN PAGEなどを参考にしてください。

    最近のUSBオーディオ機器にはデジタル入出力のある物がある。
    CanopusDA-Port USBだ。
    これは光端子付きだし、サンプリングレートも簡単に変えられる。
    さらにmp3のリアルタイムエンコードやソフトシンセ(XYG‐100)を使ってMIDIの再生、
    WAV、mp3化も可能。というかなりおいしい構成になってるので、
    USBが使える環境の人は候補の1つになると思う。

    DA‐Port USBにオプションが発売されてアナログの入出力も可能になりました。
    AD‐LinkとDA‐Linkの2つ。これはそのなの通り、A/D、D/A変換をしてくれて、
    デジタル入出力しかなったDA‐Port USBの使い道がぐんと広がります。
    これでアナログソースもノイズが少なくPCに取り込めるというわけです。
    実際の使用レポートなどを調べていないのでなんとも言えませんが、ノイズ発生器
    とも言えるPCに接続するカードなどに比べればノイズはかなり軽減出来るとハズ。
    十万円クラスのオーディオカードと比べたらチャンネル数も違うので、
    なんとも言えませんが2、3万で手に入るシステムとしてはかなり優秀だと思う。
    まずAD-Linkが欲しいですね。これでシンセからでもサンプが取りやすくなるし、
    PCで完結できる範囲のこと(ほかのアナログデバイスと繋がない)ならAD-Linkさえ
    あれば十分です。PCで完成させてからMDやDAT、CDRに落してやれば良いしね。
    USB‐Portは20000円、AD‐Linkは15000円位で手に入ります。
    誰か買いません?それで僕に使用レポートを・・・って自分で買え!

    デジタル出力するために投資をする場合、何も持っていないならサウンドカード買っ
    て、D/Aコンバータ買って・・・という事を考えると、CD‐Rを導入する事をすすめる。
    データのバックアップなどにも使えるし、他にも色々と使い道があるしね。
    サウンドカードを買うなら個人的にはSoundBlaster AWE64 Goldが良いと思う。
    DOS環境のことも考えるとね。デジタル出力はWindowsのときのみ。
    入力を考えると、Live!も良さそうですが、48kHz固定があんまり気に入らない。
    USBが使える環境ならDA-Port USBでも良い。入力付きというのがイイ感じ。
    Windows上で使うならサウンドデバイスとして認識するはずなので、
    Winがメインの人は重宝するかも。値段もわりと安いしね(2万円くらい)。


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