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創作掲示板過去記事[141-160](CMNAC-CGI Ver.1.67.14)


[160][擬態語][亜村有間 (mail)][2000/11/1(Wed) 23:09]
 
 もう一つ話を広げたいのは、「擬態語」についてです。
これについては私もかなり多用しているのですが、擬音語を上回る
味わい深い効果を表すことができると思います。
「ぴたり」「わくわく」「きょとん」「ぽかん」「きょろきょろ」
「ぎっしり」「ゆらゆら」「ふわり」「ぴかぴか」「ぐらり」
…どうもこのすべてが擬態語であったかどうかは自信がないのですが、
とにかく、このどれ一つをとっても、他の言葉で置き換えることは
想像を絶するほどに困難です。
 ところが、我々にとってこれだけ重要な言葉なのにも関わらず、
外国語にはかなり乏しいようです。まあ、本当はどうかはわかりませんし、
皆無でないことは確かなのですが、
(例:「splash」(英:ザブンと音を立てて):これは擬音語の方かな?)
日本の漫画を英訳するときは結構苦労するという話を聞いた覚えがあります。
 つまり、擬態語は日本独特の文化ということでしょう。
なぜこうなのか? と考えると、漠然と、西洋は写実的、日本は感覚的、
ということなのかな、などと思います。
本来なら、「光を反射している」という物理表現ですむものを、
「ぴかぴか」という感覚的表現(恐らく語源は「ひかる」なのでしょうが)
をしたがるという特性が日本文化にはあるのではないでしょうか。
[159][リズムのとめ][亜村有間 (mail)][2000/11/1(Wed) 23:09]
 
心伝さん>
>「ガキン!」のこれが文章のリズム止めている気が
>するような気がします。
 実は、ここのところで、ちょっと変わった考え方をすることも
できるかもしれません。
 それは、「文章のリズムを一度止めることがそもそも目的で、
それによりよい効果がでる」というものです。
 
 歌舞伎の決めのシーンのように、リズムが止まる瞬間に、
一瞬をかいま見たような緊張を感じることができるかもしれません。
これは、ディズニーのような「フルアニメーション」を作成することが
不可能だった日本で生み出された「リミッテッドアニメーション」に
慣れ親しんだ我々なら、よく理解できることだと思います。
 
[158][擬音語][亜村有間 (mail)][2000/11/1(Wed) 23:09]
 
心伝さん>
>「ガキン!」のこれが文章のリズム止めている
>気がするような気がします。
>(俺だけかもしれませんが)

 なるほど、確かに。文から浮くという例ですね。
 
>擬音を使う事によって想像を萎める事になるよーな気がします。

 これもその通りですね。読者の想像力を刺激するというのが小説の
面白いところなのに、それを阻害するというわけですね。
これも納得できます。
 特にはイラストですが、実際、昔の童話やSFなどで、
イラストがデッサン風で曖昧だったり、更には存在さえしていないれど、
非常に面白いという作品は幾らでもあります。
 
 私自身に関しては、多く使っちゃってるかなー、と思っていたら、
予想ほど使っていなかったので一安心(?)。
 そのかわり、擬態語はかなり多用しています。
(擬態語については次に述べます。)
 
>「ボム!」とか「ドドドドドドドド!!」とかは
>それで笑う時もありますし。
>悠久ならばマリアの「ちゅど〜ん☆」とかありますね。
>演出で使う時には最適かもしれません。
 
 やはり、ほどほどに使うというのがいいのでしょうか。
この例は、擬音語が、擬音語であるからこそ意味がある、
強烈な効果を持っている場合の例ですね。
特に笑いを取るのには効果的そうです。
 
(例文)
 その勢いのまま、剣と剣がうち合わされた。
 ぽき♪
「…のぉぉぉぉぉぉーっ!? こ、この安もんがぁぁーっ!」
「わーっはっはっはっはっは!」
 
 これ、擬音語と擬態語の中間的な感じですが、擬音語独特の雰囲気で、
起こったことをそのまま説明するより効果的な気がします。
また、直接描写する方が逆に情景を限定してしまい、
擬音語だけの方が想像力を奮起することになる例かもしれません。
 
 更に、特に擬音語である必要はないけれども、省略は不可能で何かの
言葉は必要、そして、擬音語でも問題がない場合もあると思います。
 自分の作品で探してみて「シェフィールドの瞳」で見つけた例として、
 
「ぐうの音もでないマリアの頭を、ぽん、と叩いて大笑いすると」

というのを発見しました。これなんかは、そのまま省略するとヤバイ(笑)。
 
「ぐうの音もでないマリアの頭を叩いて大笑いすると」
 
 想像によっては、エルがただの乱暴者になってしまう(笑)。
 
「ぐうの音もでないマリアの頭を軽く叩いて大笑いすると」
 
 こちらは問題ないわけですね。ただ、この説明か擬音語かどちらかは
必要なわけです。
 さて、もう少し話を発展させます。
[157][擬音について][心伝][2000/11/1(Wed) 02:27]
 
ちと、前々からSS書くあたりで考えていた事。
『擬音』
なのですが・・・これを使うと便利なのですが、
どうも、
「あー、この音、文にしたらいろんな書き方あるんじゃないか?」
と、考える事が。

例えば、
ルシードは剣をアシュレーの頭上めがけて振り下ろした。
「ったく、やな攻撃だな!」
毒づきながらアシュレーはグローブの甲で受け止める。
ガキン!
金属のぶつかりあう音が響く。

で、擬音が無い場合は
ルシードは剣をアシュレーの頭上めがけて振り下ろした。
「ったく、やな攻撃だな!」
毒づきながらアシュレーはグローブの甲で受け止める。
金属のぶつかりあう音が響く。

と、こういうものですが
「ガキン!」のこれが文章のリズム止めている気がするような気がします。
(俺だけかもしれませんが)
かといってその「ガキン!」って音で
「グローブが剣に匹敵する程固い」
って事がすぐ分かります。

しかし、擬音を使う事によって想像を萎める事になるよーな気がします。
「金属のぶつかりあう音が響く」
という文があれば万人の「金属の響く音」があるわけですし。
イメージの自由性があります。

かといって面白さを引き出すため等にも使われる。
例を取ればスレイヤーズ(特にすぺしゃる)の突っ込み用魔法の
「ボム!」とか「ドドドドドドドド!!」とかはそれで笑う時もありますし。
悠久ならばマリアの「ちゅど〜ん☆」とかありますね。
演出で使う時には最適かもしれません。

で、もし宜しかったら皆さんの「擬音についての考え」を聞きたいと思い書きました。
よろしければ皆さんの意見をお聞かせ下さい。
であであー。
[156][二つ名][亜村有間 (mail)][2000/10/20(Fri) 01:39]
 
熾天使さん>
>上手い二つ名を考えてしまえば、
>なんと話に実際一回も出てなくても
>性格等が予想ついてしまうと言う…(^^;
 確かにそれはありますよね。さっぱりわからなくても、
奇天烈すぎていっそ格好いいのとかもありますね。
ジャイアントロボの「素晴らしきヒィッツカラルド」
「激動たるカワラザキ」なんて、もはやなんだそりゃ?
な感じだけど結構好きです(笑)。
 
>なんかこの固定観念を逆手に取る方法ってないですかね
 いや、確かに面白そうです。ときどき、
そういうのも見る気がします。
ギャグでは、「スレイヤーズ」に、
「娘までいるひげもじゃの筋肉むきむきなおっさんなのに、
年老いた父王が現役のため呼称は『王子』」
などという例がありました(笑)。
[155][理由や知性はなくても][亜村有間 (mail)][2000/10/20(Fri) 00:52]
 
熾天使さん>
>一般の人々が単なる被害者であると言うのは否定したかっただけっす。
 うーん、これは私のいい方では普通の人々は被害者と言い切っていいです。
欲望とかを持ち合わせているのは「普通」であり、「悪役」ではないと
考えるので。結局は比較論・実質論で、どんな理由があっても人を殺せば
悪人で、殺さない人はそれ以下のどんな悪事を働いても比較論では善人。
 本当の悪役と、一般の人々の小さな悪は絶対に同列、つまり、
「『同じ』悪」にはならない。
 だからこそ、理由のある悪人が存在しえるわけで、理由があっても
行為が許されないのでなければ、同情すべき悪役はすべて善人になってしまう。
 ただ、比較論ということはフレームを変えれば評価が変わるということで、
平和な教室の中ではささやかないじめをした人が残虐な悪人。
 本当の悪人が「存在しない」ということを前提条件にすると、
その街では、自分の欲望を過度に追求した人が最大の悪人というのは
それはその通りだと思います。
 
>例え元から知力があったりしなくても、
>その理由が確固たる理由に基づき、
>またそれによって話をたとえばドラマティックな
>方向へ持っていくことができた場合、
>それも『一流』の『悪役』にはなるんでないかと〜。
 そうですね。やっぱり、「知性」「理由」「力」すべてが、
必要だというわけではないですね。
 そう、せいぜい、「知性」さえあれば、三流になりにくい場合が多い、
と言える程度でしょうか。
 
埴輪さん>
>ここらを考えるに、誰が見ても悪役だと言いきれて
>なおかつ存在感が強い、三流っぽく見えない悪役と言うのは
>凄く難しいのではなかろうかと考えます。
 確かにそうですね。非人間なら、第一作におけるターミネーターとか、
エイリアンとか、明らかに悪役かつ一流の雰囲気を持つのはいる気もしますが。
 Gガンの師匠は確かに魅力あるキャラすぎて敵かなあ。
敵役にならないぎりぎりのところでは、ストUのベガとかかな?
 
心伝さん>
>で、秀吉ですが・・・正直信長を「敵役」にするのは難しいですね。
 あ、これ! 椎名高志さんの「じばんぐ!」(少年サンデー)は
かなりこれに近いかも。少年の秀吉が主人公で、信長は圧倒的に実力が
上のその先輩格という感じかな。信長の破天荒さと戦略眼
(単に戦術的に知恵がまわるというのじゃなくて、とにかく視野が
広くて客観的で、先の先のことまで見通している感じ)が
見事に描かれているという点でも興味深いのですが、
秀吉を表面上の立場として性格的にもとことん情けなくすることによって
逆に、才能の片鱗を覗かせるときの効果を増していて、こいつ、結構
そのうち信長とタメをはるかも? と思わせるところが見事です。
 
埴輪さん>「ぶちのめすのに躊躇が要らない場合は確実に三流」
心伝さん>うーん・・・俺は違う考えです。
心伝さん>勧善懲悪の話とかでも『一流』だなと思うやつでもあまりにも極悪なので
心伝さん>「徹底的に叩きつぶしたりゃぁ!」
心伝さん>と思うキャラもいます。
 ああ、そうですね。私は、「同情できる」というところを強調しすぎたかも。

物語ではないけど、「切り裂きジャック」とか、「ヒ○ラー」(笑)とか、
全然躊躇はいらなくても一流の悪役という場合はあると思います。
 そうですね…私の場合、
「火ばさみでつまんでトイレに流したくなるなら三流」
「こめかみをもんで溜息ついた後片手でしっしっとやりたくなるなら三流」
とか(笑)。
[154][ちょっと転換…][熾天使][2000/10/19(Thu) 23:43]
 
ちょっと話題が変わってしまいまふが…。

悪役…というか敵役の方に多く見られる傾向のような気がしますが、
『二つ名』という非常に便利な物が使われている事が多いですよね。
特に上層の方々に。
これって便利ですよね。
上手い二つ名を考えてしまえば、なんと話に実際一回も出てなくても性格等が予想ついてしまうと言う…(^^;
もちろん、キャラが立ってからそれにさらに味を加える為に使われる事も多くあるのですが。

それと同時に、固定観念と言うやつを利用してもう一個非常に便利なものがありますね。
『職業』
これは小説や漫画などの紙面体メディアよりも、ゲームせいの強い物に多い気がしますが。
主人公で騎士…とか、寝返り役で剣士…とか、助言役で賢者…とかいうと、明確にこれとは言えないまでも、キャラの設定やら位置付けやらが勝手にできてしまうと言う(笑

初めて出てきたキャラの職業欄を見て、あ、ぜって〜こいつこういう役回りだ。
とか思うことって、私はよくあるんですよ。
まぁ、グラフィックにもよってしまう場合もあるんですが。

なんかこの固定観念を逆手に取る方法ってないですかね(^^;

ということをふと思いました。
[153][いやはや・・・][心伝][2000/10/19(Thu) 21:20]
 
「悪役」で、モノを考えると行き着く先が
プロレスネタになってしまいます(爆)
でも、こういうの見ると
「ああ、この人達いるから正義っつーかいい方が映えるんだなぁ」
と、考えてみたり。
とりあえず、レスいきます。

亜村さん
>ふと思ったのですが、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の誰を
>応援するか、聞いてみたい気がしますね。
>一人を選ぶと、かなりのレベルで残り二人は悪役になってしまう、
>面白い取り合わせです。
・・・難しいですね〜(汗)
時代的に「やれば全員悪人可能」ですから。
例えば家康を主人公とすると信長は手を組みながらもやがて倒さなければ
いけない。で、秀吉が下にいるって事になります。苦労の連続ですね。
よく、信長を悪の親玉にする小説とかは多いですがどうしてもこの場合
秀吉は「二流の悪役」になります。

で、秀吉ですが・・・正直信長を「敵役」にするのは難しいですね。
「信長は悪人だったけど裏で秀吉はいい事してました」
ぐらいはできます。で、家康は途中で秀吉配下になるけど
裏で闘いあう、陰謀的なバトルになると思います。

家康ですが・・・これを悪人にすると信長は先に実力者になっているので無理
秀吉は屈服したし(まぁ、考えれば毒殺とかのネタはできますが)
こうすると石田光成等の秀吉子飼いの武将が主役になるかと。
(よく真田幸村とか島左近が主役で成っているのはこのパターンが多いかと)

ちなみに俺個人の好みとしては信長・家康・秀吉の順です。

熾天使さん
>自らの全てを捨てて肥大で醜悪で愚鈍で、でも強力な魔物へと変貌すること>を望み、それを実行した場合。
>例え元から知力があったりしなくても、その理由が確固たる理由に基づき、>またそれによって話をたとえばドラマティックな方向へ持
>っていくことができた場合、
>それも『一流』の『悪役』にはなるんでないかと〜。
そうですね。それもあると思います。
目立つとか印象に残る悪役も「実力」の上では三流かもしれませんが
「印象」の点では一流足り得ると考えます。

埴輪さん
>「ぶちのめすのに躊躇が要らない場合は確実に三流」
うーん・・・俺は違う考えです。
勧善懲悪の話とかでも『一流』だなと思うやつでもあまりにも極悪なので
「徹底的に叩きつぶしたりゃぁ!」
と思うキャラもいます。

>なおかつ存在感が強い、三流っぽく見えない悪役と言うのは
>凄く難しいのではなかろうかと考えます。
確かに・・・存在感及び希少価値があってこその一流かなーと。
そういうと・・・悠久の中で一流は・・・
うーん、俺の中ではランディかなーと。
いや、組曲は違いますよ(笑)
ランディのイベント見たら・・・大爆笑しました。
彼らしいと言えばそうですが、そうでもないよーな。

長くなりまして、すみません。であではー。
[152][あうう・・・。][埴輪 (mail)][2000/10/19(Thu) 18:42]
 
ども、埴輪です。
みなさん、ご意見ありがとうございます。
とりあえず皆さんの意見を読んでわかったのは
「ぶちのめすのに躊躇が要らない場合は確実に三流」
だということでしょうか。


結局、色々考えて見たところ
「悪役だとよほどのカリスマがないと一流足りえない。」
「理由のある相手は悪役ではなく敵役。」
と言うことになるのではなかろうかと。
例としてはGガンの師匠ことマスターアジア。
彼は最初のほうを見ていると一見悪役に見えましたが、
敵対しているその裏には、誰もがうなずける理由がありました。
彼自身は悪党と自称していましたが、
彼を一方的に悪と決めつけるのは難しいでしょう。
逆にラスボス足るウルベは純粋な悪役でしたが、
はっきり言って、彼は三流にしか見えませんでした。
ここらを考えるに、誰が見ても悪役だと言いきれて
なおかつ存在感が強い、三流っぽく見えない悪役と言うのは
凄く難しいのではなかろうかと考えます。
[151][訂正][熾天使][2000/10/17(Tue) 23:30]
 
亜村さん>
>>普通になにかを企む程度じゃ一般の人々全て悪役に
>>なってしまいますから(そう言う話も書きたいっすね)、
> これは、すべての人が実はなにかを企んでいる「企みの街」とでも
>いったような話ですか? それは面白いかも。
> どうせ人間なんてみんな自分勝手で…というのはわりとあるので、
>あまり読みたくないけど(笑)。
いえいえ、そうではなく…。
たとえば、人一人一人は必ずと言っていいほど欲望と言う物をもっている訳で、
それがいわゆる悪役と呼ばれる存在と合致する事って大して珍しい事ではないんだと思うんです。
亜村さんの言う通りそれを象徴的に書いた話というのも結構あったりしますしね。
あんまりにも酷いと嫌われ者になってしまうでしょうけど…。
一般の人々が単なる被害者であると言うのは否定したかっただけっす。

>心伝さん
あぅ。まとまったご意見…。
えと、確かに格好よかったり知性があったりというのも、
所謂「人気者」(ちょっと語弊があるかも)の一流悪役には必要でしょう。

でも私は、
一流というものを純粋に悪役と言う単語に書けた場合、
自らの全てを捨てて肥大で醜悪で愚鈍で、でも強力な魔物へと変貌することを望み、それを実行した場合。
例え元から知力があったりしなくても、その理由が確固たる理由に基づき、またそれによって話をたとえばドラマティックな方向へ持っていくことができた場合、
それも『一流』の『悪役』にはなるんでないかと〜。

ごめんなさい。
そんな事かいてても実際かっこいい悪役の方が好きなんですよね(苦笑
レオンハルトタイプの黒騎士系統とか、某黒衣の将軍とか(笑

はっ!煤i ̄□ ̄)黒ばっかり…。
[150][戦国もの?][亜村有間 (mail)][2000/10/17(Tue) 09:26]
 
熾天使さん>
>普通になにかを企む程度じゃ一般の人々全て悪役に
>なってしまいますから(そう言う話も書きたいっすね)、
 これは、すべての人が実はなにかを企んでいる「企みの街」とでも
いったような話ですか? それは面白いかも。
 どうせ人間なんてみんな自分勝手で…というのはわりとあるので、
あまり読みたくないけど(笑)。
 
○三流の悪役
>存在感において圧倒的に劣る存在。(またはその場限りの存在)
>上記と逆にちょくちょく出てきてはおんなじような過ちを繰り返す存在。
 少し話がずれますが、これ、悪役として三流なのは同じですが、
キャラクターとしては大きな差があるところも面白いですね。
後者のときに、悪役でしかも迫力がないんだけど憎めないキャラとかが、
結構人気があって、作品の美味しい隠し味になったり。
 ただ、どんなに好かれても、一番にはなれないところが、
やはり一流とは違うかな。
 
>亜村さんとは違うのですが、例え力なき存在でも、品性がなくても、
>その存在感と裏づけにおいて多大な影響力を持っていれば
>一流に属する可能性をもっていると考えます。
 個人が物理的な力を持っている必要はない、というのは確かですね。
人望があるとか支配力があるとかの社会的な力も力の一つというわけですね。
更に、それさえない場合はあまり考えていませんでしたが、
「存在感がある」つまり、メタフィクション領域に力があるだけでも
いいというのも言える気がします。
 
心伝さん
>(歴史で言うと武蔵対小次郎、組織なら新選組対維新志士
>これ、どっちも悪役にしようと思えば出来ますね)
 確かに…。ただ、それが本当に言えるようになってきたのは、
この時代になってきたからかも知れません。
やはり、判官贔屓で敗者の新撰組を応援する場合が多かったから。
そういう意味で話的には王道たる「るろうに剣心」、も、
この面では一つ挑戦しているわけですね。
 
 ふと思ったのですが、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の誰を
応援するか、聞いてみたい気がしますね。
一人を選ぶと、かなりのレベルで残り二人は悪役になってしまう、
面白い取り合わせです。
[149][一流の悪役〜][心伝][2000/10/17(Tue) 01:05]
 
で、ちと考えてみました。
だいたい悪役は『悪い事してるキャラ』って感じですね。
だから、あえて「善」とか「悪」が無い場合の悪役
・・・どっちかと言うと『敵役』について考えてみました。
悪役については下記の亜村さんと熾天使さんが書かれていますので(^^;)
(ちなみに俺が書いている下記からは『絶対善』VS『絶対悪』がある場合は
あてはまりません)

やはり一番必要なのは
「主人公と対決した時一番映える」のが条件かと。
例えば、クライマックスの時最後の闘い等で。
(歴史で言うと武蔵対小次郎、組織なら新選組対維新志士
これ、どっちも悪役にしようと思えば出来ますね)
当然相手にも『自分の信念』を持っていてどうしてもその中で『悪』と言える行為をしてしまう。

例が多くてすみませんが、例えば「平和のためにこの国を統一しよう」と
思う人がいます。しかし、そのためには人を殺さなければいけませんし
あえて邪魔な人間を陰謀によって殺すかもしれません。
しかし、ある意味「善」もあれば「悪」もある。

そして、自分は『悪人』だと誇りを持ち、それを背負っているのが
一流の悪役かと。
(この中でやはり知性があった方がカッコ良くも見えるし、必要なので
亜村さんの意見の補助にもなります)

そして、どうしても主人公たちと相反するものがある。
闘わなければいけない。それを圧倒的な力でねじ伏せる実力があるのは
やっぱり一流かと思います。

んー、でもこれ今書いて気づきましたが『表だった一流の悪役』ですね。
裏に回る(陰謀とか暗いイメージ、ロードス島戦記のバグナード等)
悪役になったらまた『違うタイプの一流の悪役』になってしますと思います。

でも、それなりのカッコ良さを持っているのが悪役だと思います。
時々漫画や小説とかで主人公より人気の高い悪役とかいますしね(笑)

では・・・こんなものでいかがでしょうか?
[148][えらそなこと書きます〜][熾天使][2000/10/17(Tue) 00:19]
 
悪役…難しいですね〜。
ここでひとつ、普通の悪役というものの定義を考えてみましょう。<私なりにです

まず一番基本的な『悪役』というのは…、
:その時代、世界における道徳的、または倫理的、社会的一般論を著しく害する行動を長期間、大規模に渡って企んでいる存在。

普通になにかを企む程度じゃ一般の人々全て悪役になってしまいますから(そう言う話も書きたいっすね)、
ここでは長期間、大規模です。

後、お話ではよくあるのですが…。
:作者が定めた主人公或いはその仲間、部隊、団体などと目的または構想、行動倫理等を違え、あきらかに敵対した存在。

というのもあるでしょうね…。
この場合、普通は悪と呼ばれる人が主人公の場合、普通正義や善と呼ばれる人達が悪役になりますね。

大まかに纏めたのでこれで大体含まれてしまうと思うのですが…。

三流の悪役…ってなんでしょう?

上記またはその他悪役に当てはまり
:存在感において圧倒的に劣る存在。(またはその場限りの存在)
:上記と逆にちょくちょく出てきてはおんなじような過ちを繰り返す存在。
 ここで、味方に寝返ってはいけません(笑)その場合、ニ流以上に定義されてしまうでしょう。
 要するにやられ役…、すかね。

ニ流の悪役…?

:悪役と呼ばれる側のその悪を際立たせる存在。
:読者、視聴者、その他いわゆる神の視点から話を観察する人を主人公側(場合によっては悪役側)に引きつける存在。
:黒幕は他にいるが当面こいつがラストだろうと思わせる存在。
:そこらのボスキャラ(笑

一番下のは、やっぱりちょっと二流より低いかも(汗

ようやく本題に…(長…)

一流の悪役…。

まず、ただラスボスなだけで、裏で糸を引いているだけでは一流には到底及ばないでしょう。
純粋に悪と善とに分けられるようでも二流以下だと思っています。
神の視点からも、その悪と呼ばれるに至った心理、環境、状況、全てが神の視点から興味を(場合によっては同情を)引きつけることが必要でしょう。
亜村さんとは違うのですが、例え力なき存在でも、品性がなくても、その存在感と裏づけにおいて多大な影響力を持っていれば一流に属する可能性をもっていると考えます。

御話の内容とか世界観にもよるんですよね、実際。
たとえばFEのミシェイルや、FFのレオンハルト、ギルガメッシュ(最後で一気にランクアップ(笑))は、可也一流の分野には入っていると思うんですけど…。
それがUQの世界にいて、果して一流と言えるかどうかは…。
(ギルガメッシュは言えるかも(笑))

何かまとまらない話をしてしまってすいません。

あんまり長く書いてはと思い短くまとめたら全然まとまらなかったと言う(汗
[147][悪役の条件][亜村有間 (mail)][2000/10/16(Mon) 09:12]
 
>1流の悪役って言うのは、一体どう言う人を指すのでしょうか?
 そうですねえ。

○知性があること。
○強いこと。

が欠かせない気がします。
 後、

○つらい過去・運命があること。
○物理的・もしくは精神的に異形であること。
○品性があること。
○謎があること。
○主人公を買い被ること。
○安っぽくない大義があること。
○何か意外な面を一つ持つこと。
例)
・敵には冷酷でも部下は大事にする。
・なぜか少女を一人育てていたりする。

とかもあってもいいかもしれません。
 すべてを満たす必要はないでしょうが。
[146][3流悪役は、何故書きやすい?][埴輪 (mail)][2000/10/15(Sun) 21:44]
 
ども、埴輪です。
最近ふと思った悩みとして、
なんか悪役が3流ぞろいになってしまうなあ、
って言うのが出てきてます。
そこで皆さんに質問です。
1流の悪役って言うのは、一体どう言う人を指すのでしょうか?
[145][点光源][亜村有間 (mail)][2000/6/28(Wed) 09:39]
 
こおりさん>ある程度は影を考えて描いてみた
 ファンタジックでいい感じのイラストですね。
実は、ラフで生活感溢れたなパンツとシャツに、
ファンタジックなウイングというミスマッチの気持ちよさは、
結構好みなんですよ。
 光と影という点では、暗い背景の中に一点だけ
点光源があるような神秘的な絵も見てみたいかも。
光と影というよりは、私は昔から透き通った光、が好きなんですよね。
だから、CGに惹かれるものがあるのかも。
 でも、暗めの絵はこおりさんのところのトップにはちょっと
雰囲気が合わないかな?
[144][ある程度は影を考えて描いてみた][氷室こおり (mail)][2000/6/27(Tue) 23:42]
 
まぁ、それらしく見えれば良いといういいかげんなものだけれど
絵を描いてみました
「直接開くぜ」という人は
http://www1.interq.or.jp/~koori/pa03.jpg
に画像ファイルがあるのでどうぞ

一応自分のHPのトップページ用のイラストなんだけどね
[143][あとわずか][亜村有間 (mail)][2000/6/27(Tue) 03:13]
 
>イベント1週間前となり真面目にイラストを描かねばなりませぬ(苦笑)
 いよいよですか…頑張って下さい。
 
>今回はカラーしか無いので色塗り
>・・・と思ったけれどCGなんで特に道具がいらないらしい
>なんか、便利なものです(しみじみ)
 そのうち色塗りもコンピュータなしにはできない体になって
しまうのかなあ。少なくとも、私はコンピュータなしに文が
書けなくなってしまった気がします。
 
>ポーズなんかも「普通はやらない」ポーズとかありますからね
 確かにそうかも。でも、物理的に可能ならまだいいです。
 
>こういった技法でカラーを描いている作家さんだと
>「ああ!女神様」などを手がけている「藤島康介」氏がそうらしいです
>肌をカラーインク1色で塗るという話が本に載っていましたから
 あの繊細なタッチによく合いそうですね。
 
[142][そろそろ頑張らなきゃ][氷室こおり (mail)][2000/6/26(Mon) 23:45]
 
イベント1週間前となり真面目にイラストを描かねばなりませぬ(苦笑)
今回はカラーしか無いので色塗り
・・・と思ったけれどCGなんで特に道具がいらないらしい
なんか、便利なものです(しみじみ)

亜村有間さん>
>キャラクターを描こうとするときは、理論通りの答えがないですからね。
可愛らしく描こうとするならそういった見せかたがありますからね
影もそうですが、ポーズなんかも「普通はやらない」ポーズとかありますからね

>>影になるであろう部分に重ね塗りを繰り返しながら調整する
>そうか、これなら一色ですみますし自然な色になりますよね。
ただ、これは透明水彩、カラーインクなどでしか出来ませんのでご注意を!
こういった技法でカラーを描いている作家さんだと
「ああ!女神様」などを手がけている「藤島康介」氏がそうらしいです
肌をカラーインク1色で塗るという話が本に載っていましたから
[141][最適解のない世界][亜村有間 (mail)][2000/6/23(Fri) 00:59]
 
こおりさん> 
>影をつける事もそうですが、イラストは全体で嘘をついています
>平面で立体に見せようとしたりするのだから当然なんですけど・・・
 三次元に存在しないものを存在するかのように見せようとするから
ですね。
 静物画みたいなものだったら、絵という平面上で三次元を
表そうとしても、理詰めで考えた最適解が存在するのですが、
キャラクターを描こうとするときは、理論通りの答えがないですからね。
 
>とりあえずモノクロの写真などを参考にして考えてはどうでしょう?
>モノクロなので単純に明暗だけになるので分かり易いと思います
 なるほど! これは面白いアイディアですね。
 
>影になるであろう部分に重ね塗りを繰り返しながら調整する
>といった感じになります
 そうか、これなら一色ですみますし自然な色になりますよね。

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