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 大井川鉄道

 

東海道本線の金谷から大井川に沿って路線を持つ鉄道で、金谷〜千頭の大井川本線と千頭〜井川の井川線の2路線を持っています。大井川本線ではSLの運転で、井川線は日本唯一のラックレール(アプト式)で有名です。実はSLの復活運転は、地元輸送だけでは経営が成り立たないという同鉄道の窮余の策でもある、というのが現実です。


大井川鉄道C10 8 大井川鉄道C10 8
C10 8

昭和5年製のタンク式蒸気機関車で、静態保存も含めて全国でもただ1両のみの存在です。
大井川鉄道はこの他にC11 227、C11 312、C12 164、C56 44と、
全部で5機のSLを保有しています。



大井川鉄道35系客車
35系客車

SL列車用に使用される、国鉄戦前標準型の客車です。



大井川鉄道6000系
6000系

元北陸鉄道加南線の車両で、在来車の足回りにアルミ製の新造車体を組み合わせた車両です。
車号と愛称の「しらさぎ」は北鉄時代のままにしています。
現在は大井川鉄道の顔として活躍中です。



大井川鉄道421系
421系

元は近鉄名古屋線用の特急車6421系で、近鉄名古屋線の改軌後は3扉化され
養老線でも使用されていました。大井川鉄道に譲渡された際に近鉄特急時代の塗色に戻されています。
大井川鉄道には他にも南大阪線用特急車16000系も近鉄から入ってきています。



大井川鉄道312系
312系

元は西武鉄道351系で、元々は3扉車でしたが、大井川鉄道に
編入の際2扉、クロスシート化されています。



大井川鉄道DD20型
DD20型

井川線用のディーゼル機関車で、昭和57年に登場しました。大井川鉄道の
姉妹鉄道にちなんでロートホルン型という愛称があります。



大井川鉄道クハ600型
クハ600型

アプト式区間が開業した際、重量の重い機関車を坂の下側に連結する
ことが必要になったために製造された制御客車です。



大井川鉄道ED90型
ED90型

アプト式区間の補機として製造された電気機関車で3両在籍。アプトいちしろ駅に
常駐しており、列車の千頭寄りに連結されます。



90パーミル勾配標
アプト式区間の90パーミル勾配



ラックレール
アプト式ラックレール



長島ダム駅から見たアプト区間
長島ダム駅からアプト区間を見たところ。中央のトンネルをはさんで左側が90パーミル勾配区間です。



長島ダム
井川線の線路付け替えの原因となった長島ダム。発電や飲料水確保の
ためのダムではなく、治水用のダムだそうです。



井川線車内
井川線の車内。私が立つとぎりぎりの高さ。



C10機関室
C10型機関車機関室です。



6000系車内
6000系車両の車内。貫通路が全幅のものです。

 

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