在来の特急車5000系レッドアローにかわって登場した特急車。ＮＲＡ（New Red Arrow)の愛称がつけられています。写真はこのＮＲＡの登場とともに設定された特急「小江戸」で、西武新宿〜本川越間を走っています。

6000系の後継として新宿線に投入された新型式で、地下鉄直通を念頭においていないため3000系以来の前面非貫通のデザインとなりました。車体は6000系後期車と同様のアルミ製ですが塗装はされていません。また西武でははじめてのワンハンドルマスコンを採用しています。

通勤用の新型車として、また、営団有楽町線直通用車として登場しました。 池袋線、新宿線の両系統で使用されています。車体色がこの形式では変更され、西武ライオンズのブルーになりました。 初期の車両はステンレス無塗装でしたが、製造コスト削減の為、後期の車両はアルミ製車体にグレーの塗装になっています。

秩父線系統で使用される２扉セミクロスシート車両で、２両編成となっています。通常は２編成、あるいは３編成を連結して使っています。秩父直通列車として池袋に顔を出すこともありますが、通常は飯能から先で使われることが多いようです。

昔はＳＬも走る「おとぎ列車」だった山口線でしたがこれを西武ライオンズの本拠地、西武球場（現西武ドーム）へのアクセスとしても機能させるためにゴムタイヤを使って走る新交通システムに転換されました。8500系はこの山口線用に作られた車両です。車体色は4000系もそうですが、ライオンズカラーとなりました。