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これは正確には東急の車両ではないのですが、一応ここで紹介しておきます。東急こどもの国線は今上天皇の御成婚記念としてつくられたこどもの国へのアクセス路線としてこどもの国協会が所有していますが、この路線を通勤路線化するために横浜高速鉄道が設立されました。この車両はその横浜高速鉄道が保有する車両です。東急3000系と一部設計を共通化しています。
18m 3扉の車体を持つ車両で、前面はダイヤモンドカットとも称される独特なものとなりました。 晩年は全車4連で目蒲線で使用されていましたが、目黒から営団南北線、 都営三田線への直通が始まった際に引退しました。最後まで走っていた編成は多くが廃車後豊橋鉄道に譲渡されています。なお、7200系は1編成2両だけステンレス車との比較のためアルミで試作されました。写真は子供の国線で運用されていた同車です。
日本初のオールステンレス車(骨組みにもステンレスを使っている)で、 営団日比谷線にも直通運転していました。現在、制御機器をVVVF に交換した 7700系に改造されて目蒲線で運用されているほか、地方の私鉄で第2の人生を歩むものもいます。
目蒲、池上の両線では最近までこのような旧型の車両が使われていました。後輩の5000系が全車引退しても彼らは生き残っていました。引退が決まった時、旧塗色(紺と黄)にリバイバルされたのは記憶に新しいところでしょうか。