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切り替え直後の様子 |
8月6日、目蒲線の運転系統が変更され、目黒〜武蔵小杉間の目黒線、多摩川〜蒲田間の東急多摩川線に分断されました。 目黒線が本領を発揮するのは地下鉄との直通運転が開始される9月26日以降になります。 真新しい線路を颯爽と走りはじめた目黒線の東急3000系。直通相手の 地下鉄2線の電車も、間もなく同じ線路を走ることになります。
目黒線はワンマン運転に備えてホームにはホームドアが設置されました。8月6日の時点では 多摩川〜武蔵小杉の各駅だけで稼動していましたが、いずれ残りの駅でも整備されてゆくことと思われます。
こちらは蒲田駅の多摩川線1000系電車。「多摩川」の行き先表示も新鮮。
蒲田駅の発車案内。「目黒」の代わりに「多摩川」が今日から並びます。
目黒線開業後、今度は目黒線電車の合間をぬって都営三田線の車両が試運転で 走るようになりました。写真は武蔵小杉駅で東急3000系と並ぶ都営6300系。
多摩川線では池上線と同様のシステムでワンマン運転が行われます。各駅ホームにはホーム柵とセンサーが 設置されました。ドアが来る開口部にはホームセンサーが4組ついていて、乗客がホーム端に立つと警告放送が流れたり、 電車が緊急停止するようになっています。線路側には電車の在線を検知するセンサーがついていて、 電車が出るとホームセンサーの動作が解除されるようになっています。
電車側にはホーム監視用のモニタが運転席に設置されていて、ホームの様子を確認できるようになっています。 カメラは各駅に2台づつ設置されていて、映像は写真左のアンテナから送られます。電車側の受信アンテナは 車掌台に設置されています(写真右)。
同時に駅名改称も2ケ所。多摩川園が多摩川に、二子玉川園が二子玉川になりました。両駅とも 以前は同名の遊園地が近くにあったのですが既になくなっているため現状に合わせた形です。また、新玉川線の 名称が消滅、渋谷〜中央林間間が田園都市線に名称が統一されました。
この行き先表示も消滅。
駅名改称初日の大井町線「二子玉川」行き電車。ところで左のホームに写っているファン。皆さんどう思われますか。 確かに反対側ホームの電車は行ったばかりで来ないでしょうが、いつ臨時の電車が入ってくるかわからないのに こんな場所で写真を撮るのはどうかと思います。(ちなみに私はホームのフェンス際まで下がって撮りました。 失敗した写真なのですが、ファンの悪い見本としてあえて掲載しました。もし見ていたら悔い改めなさい。
おまけ画像。運転系統切り替え当日の営団日比谷線03系の車内表示器。切り替えが 間に合わなかったらしく、「目蒲線はのりかえ」やら「次は多摩川園」やら 表示されてました。ちなみに車内放送は自動放送装置を使わずにやってました。 ちなみに写真はわざと日付けを入れて撮ってみました。 |
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