V:Thanks for Your Love
  少し時間おして、開演。『風に吹かれて』が流れて、お、始まったな、と。きりのまわりは立ち上がるせっかちな人が多かったため(笑)、ステージが見えなくてきりも仕方なく立った。でもアコースティックが始まるみたいだしぃ。しかしシングル曲でアコースティックといったら結構限られてくるよなぁとか思っていたら、始まったのは『19』(笑)。おいおい。それかよ(笑)。で、メンバーが座っているのを確認したからか、まわり一斉に着席(笑)。手拍子だけが響き渡る客席。さすがに拳はあがらなかったけどさ。
  『もう一度君に逢いたい』。カラオケ結構歌いにくい曲(笑)。だってたかみぃパートになってしまう(笑)。
  で、この曲が終わっていきなり幸ちゃんが「プレゼントのコーナーです」とか言い出した。フェアかよ、今日は(笑)。で、景品は、というと、2004年の国体イメージソング『TRY』のできたて非売品CDが10名に。それと、去年実現しなかったロンドン公演用に作られたスタッフジャンパーが200名に。合計210名。どうやって抽選するんだ、抽選だけでコンサート終わるじゃねぇかよ(笑)。すると幸ちゃんが言う。「さっきみんなが入り口でもらったメモリアルチケット、あるでしょ?あれにね、"東芝EMI"ってハンコがあったら当たりね。社名だよ?(笑)自己顕示欲の強い会社(確かこんなことを言っていたと思う)だよなぁ(笑)」え、メモリアルチケット?慌てて探していたらちゃんと客電がついた(笑)。みんなそれぞれハンコがないかと一生懸命。そしたら隣の人が「ないない、ない」黙って確認しろよ(怒)。この女、メンバーのMCにいちいちオーバーリアクションしやがって実に目障りだった。「へなへな」とかやるし、いきなりあらぬ方向向いて薄笑い浮かべるし。こえぇよ(笑)。しかも笑うときは手を叩いてバカ受けすんだよ。おばちゃん受けな(笑)。お前研ナオコか(爆)。ちなみに、きり隊で当たった人がいるとは聞いておりません。恨みっこナシでよかったね(笑)。
  『Promised Love』が終わって、ここで王子が言ったのかなぁ。「皆さん約5倍の競争率を云々・・・」とかって。で、「ここで今年1年の運を使い果たしたとしても、それだけの価値のあるライブですからね」と。あ、メンバー自己紹介で言ったんだっけ。メモなんか取らないから忘れたよ(笑)。
  『Rockdom』はやっぱりみんなしんみりきちゃうね。で、ラストはいつものようにみんなで歌った。これ、いつもならほら、声張り上げてキンキン歌う人とかもいるじゃない?今回は違ったねぇ。みんな上品に歌うんだわ(笑)。なんかこう、コーラスコンクールみたいなノリで(笑)。きりはこの曲の時はあんまり張り上げないんで、いつもとあまり変わらなかったけど。王子が「この曲は鼻がツンとしますね。鼻炎カプセル欲しいね(笑)」と笑っていた。夏イベで涙を流して思いっきり映されてたことあったよねぇ。でもみんなそれ見てもらい泣きもしていたんだよなぁ。遠い目。
  『My Truth』でメンバーが椅子から立ち上がった。だからみんなも立った。そりゃもう早い早い。みんな立ちたかったらしい(笑)。「この曲は、我々としてもある意味区切りの曲で。そして、1位も取った曲です」の王子の紹介で始まる。やっぱこの曲、アコースティックの方が好きだな。優しい感じがして。
  で、アコギかき鳴らすので「ああ、これでとりあえず終わりかなぁ」と思っていたら、王子が「休憩!!」と。とっととメンバーいなくなるし(笑)。そしたら「ただいまから、15分間の休憩となります」とかって放送が。やっぱ二部制やったな。そりゃそうだよねぇ。『Juliet』や『SWEAT&TEARS』せずに終わるわけがないもん(笑)。
  そして、休憩が終了し、ゆっくりとステージの幕が左右に開けられ、聞こえてきたのは・・・
    「さいたまスーパーアリーナにお集まりの皆さん!!」
聞き覚えのある、甲高い、その声は・・・
    「ジアルフィです!!」
  出た!!(爆)入り口のところで「笑う犬の冒険」から花がきていたから、何かあると思っていたら、やはり(笑)。わざわざお祝いメッセージ。で、旅館コントがフルで流れて、見たことある人もここでやっと見れた人も爆笑。「何この距離。何このディスタンス」これ、いいよねぇ(笑)。
  で、それじゃあこの辺で・・・となったとき、ウッチャンがいきなり気づいた。彼、今までホリケンと泰造が座っている後ろに立っていたんだけど、自分が仲間はずれに思えたわけだ。今頃(笑)。「何この距離。何このディスタンス」泰造が「いいじゃないか」とは言うけど、「俺達は3人揃ってジアルフィだろ?さく、こうのすけ、俺のポジションでいつも並んでるじゃないか」「仕方ないだろ、椅子ふたつだし・・・」「だったら俺が座るから、お前そっちにずれて立てよ」「やなこったっっ」で、お決まりの争うシーンがあって、ホリケンが「さいたまスーパーアリーナの皆さんに笑われるだろ??ここは公平に、椅子取りゲームで決めようよ」といつもの提案(笑)。そして流れる『メリーアン』。お約束で泰造が負けて、ひとり泣いているんだけど、ウッチャンが「さく、こっちにおいで」「え、いいの?」「当たり前じゃないか。俺達3人揃って」「ジアルフィ」で、2つ並べた椅子に3人で詰めて座って、第二部1曲目の紹介。
    「それでは、メリーアン!!」 「夜露に・・・♪」「さく!!」
  このフィルムに客席が思いっきり笑っているところに、"本家"が登場(笑)。もちろん、『メリーアン』のイントロが。最初から盛り上がる客席。なんかあれだね、夏イベみたいで。あとカウントダウンのときもこうだったかな。・・・王子の衣装、ウッチャンが着てたのにそっくり・・・(爆)。
  『星空のディスタンス』とか『STARSHIP』とか、客席見たら物凄く揃ってるの(笑)。まあ今回のライブって、結構コアなファンが多そうだから(CD3枚買っての応募だし)、それはもう仕方ないのかもしれないが、みんなライブ慣れしてるんだろうね、もう当たり前に上がる拳、当然のリズムで刻まれる手拍子。もし『D.D.D!』とかやってたら、そりゃもう見事なパラパラが見れたんじゃないだろうか(笑)。
  幸ちゃんのMC。「初めて、初登場で1位を取った曲です」と、『恋人達のペイヴメント』が。王子、間違わずに歌いきった(笑)。この曲はきりにとってとても大切な曲なので(18年前に魂奪われた曲だから)、いつ聴けてもうれしいね。
  そういえばこの後の『白夜』はテンポ遅かったな。いや、『CRIMSON KISS』が速かったからというだけではなくてね。『白夜』自体、元々速い曲だからさ。でもこうシングルどおりに王子が歌ってくれるのって、なんかうれしいのは何故だろう。
  『Brave Love』の後、メンバーが前に出てきた。2004年のまごころ国体の子ども大使2名と、マスコットのコバトンが登場。桜井さんが埼玉県知事からのメッセージを読み上げて(そりゃもうこないだのブッシュ大統領の小泉総理ほめ殺しみたいにほめられまくったぞ・笑)、子ども大使から花束をもらった。お返しは、できたばかりの『TRY』のCD。幸ちゃんが言うには、「秘密のレコーディングは、これのことだったんだよ(笑)」だって。
  そして、新曲『TRY』を聴いてきました。ああ、なるほどな、といった感じの曲。少なくとも『JUMP'95』よりはノレるんじゃないかな。2コーラス目から、拳があがりはじめるあたりもなんかさすがって感じで(笑)。
  スポーツ系です。続く曲なんて、みんな想像つきます(笑)。そう、『FLOWER REVOLUTION』でしょ、ここは!(笑)で、ここできりは初めて斜め後ろに年齢的には明らかにきりの母よりも上でいらっしゃるだろうとおぼしき女性に気づきまして。ああ、こういう方もおいでなんだなぁと思っていたら、なんと!!ちゃんとタテノリしてらっしゃるじゃないか。しかもまた満面の笑みで、腕ガンガン挙げていらっしゃる。めちゃめちゃノリのええ人やなぁ。恭ちゃんママも、こんな感じかな?(笑)
  『NEVER FADE』でとりあえず本編は終了。でもアンコールまでちょっと時間かかった気がする〜。
  アンコール1曲目は『サファイアの瞳』。なんか意外な選曲でしたわ。間奏の桜井さんと王子のかけあいはいつ見てもやっぱかっこいいんだけどさ。
  で、次の曲に入る前にいきなり授賞式(笑)。連続34作オリコンベスト10入りを祝うためにオリコンの社長がわざわざやってきたですよ。秘書2人も連れて(笑)。賞状とトロフィーかな、をもらって、やっぱりみんなうれしそう。「順位にはこだわらないとは思いますが、ぜひまた1位を!」と言われていた。そういえば、一緒にやってきた秘書に王子が名前を訊いていた(笑)。「オリコンの社長と、秘書の○○さんと××さんでした〜」と王子が送ると桜井さんが「え、お前もう名前訊いたの?」「うん」「電話番号も訊いたの?」「訊かないよ(笑)」
  こんなイベントがあれば、次の曲はやっぱり『Juliet』でしょ(笑)。そりゃもう盛り上がったよ。「だから君が大好きさ」の前後の「Hey!」って、暮れの城ホールとかでは結構まばらだったんだけど、今回は会場中が「Hey!!」(笑)。
  「34作中の、8作目。見ていてくれよ、魂のヘッドバッキングを」
  もちろん、『SWEAT&TEARS』。王子はその言葉どおり、見事なヘッドバッキングをかましてくれました。NYのときに見たヘドバンが最高だと思ってたけど、今回もよかったぁ。
  なんかねぇ、みんなもう満足しちゃって、アンコール言わなかったな。ていうか一気に客電ついちゃって、しかも時間結構遅くて、それどころじゃなかったのかもしれないけど(笑)。三本締めがねぇ、去年の城ホールみたいに見事にまとまりまして。こう、なんか気分のいい幕切れっていうかさ。めっちゃ楽しかった!!というのが素直な感想。参加できてほんとによかったよ。

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