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第 12 章 シェイプの縮尺と図面サイズ

作成する図面が実在のオブジェクトを表現する場合、縮尺に合わせて図形を描画できるシェイプやテンプレートが必要です。たとえば、1m を 1cm で表すように設定されている図面ページがあるとします。このページにシェイプをドラッグしたときに、縮尺に合わせてサイズが変更されるようにマスタシェイプを設計することができます。テンプレートも設計しておくと、図面ページの縮尺と作成するマスタシェイプの縮尺とを確実に一致させることができます。これにより、複雑な描画作業を簡略化できます。

この章では、縮尺が必要な図面とシェイプに適切な縮尺を設定する方法について説明します。また、縮尺を設定した図面上で図形の拡大/縮小を防止する方法についても説明します。縮尺を設定した図面および未設定の図面でのグリッドの設計方法、グリッドにスナップする図形の作成方法の詳細については、「第 11 章 図面内での図形の配置」を参照してください。

この章の内容...

セクション 1   適切な図面縮尺の選択

セクション 2   マスタシェイプの縮尺の選択

セクション 3   縮尺対象外の図形の作成

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