中原由美子 バレエ・フレイグランス
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Q&A バレエに関する質問と答え
バレエQ&A は、バレエアカデミーの生徒さんから寄せらたバレエに関する質問に対して、私の考えをお答えする情報ページです。
いつからバレエを始めるのがいいかを教えてください。

身体を維持していく方法を教えてください。

柔軟性がなかなか上がらないのですが、どのようなストレッチが効きますか。

数あるバレエ作品の中で、見ておいた方が良いものがありましたら、教えてください。

沢山のバレエ用語が出てきますが、本を借りて覚えた方が良いですか。

足首とひざの鍛え方を教えてください。

足の付け根の方の開き具合が良く分からないのですが、足の開きを良くするためには、どうしたらよいのでしょうか。

バレエの起源について教えてください。

クラシック・バレエのメソッドの種類を教えてください。

バレエ作品に出てくるキャラクター・ダンスについて教えてください。
Question
いつからバレエを始めるのがいいかを教えてください。
Answer
幼少のころから始めると身体で覚えたり、感覚でとらえて踊ることができるのは確かですが、4・5歳児はまだ身体の骨格や筋力が未完成ですので、バレエの難しいテクニックは出来ません。そこで、私の教室では幼児クラス(幼稚園生)はリズムをとること、姿勢を正しく保つこと、感性を磨くことを主にし、バレエの基礎の部分を丁寧に教えています。小学校に入って2年生頃からスタートしても、決しておそくはありません。ただそれまでに、音楽的なこと、運動的なことにはたくさんふれていて欲しいと思います。バレエを踊る上で、大事な要素になります。もちろん社会的マナー、勉学すること、思いやり、感動をたくさんすることはすべて良いバレエを踊ることの根底にあることを忘れずに。
バレエは大人になってからもはじめられます。ある程度運動をしていたとか、柔軟性があるとかは助けになりますが、人間の身体は真摯に根気よく取組めば、年齢に関係なく変わることは確かです。もちろん週一回で一年や二年ではむりです。しかし続ければ続けるほど、自分の身体が分かったり、バレエが面白くなるもので、現に私のクラスには舞台に出、トウシューズでバレエ作品を踊っている方が何人もいらっしゃいます。さあ、あなたも今からはじめましょう!!
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Question
身体を維持していく方法を教えてください。
Answer
ダンサーにとって、踊りつづけるためには、身体の色々な面からのケアーが必要だと思います。毎日の基礎レッスンはもちろん、日々のストレッチの継続、自分の身体を知るためのワークショップの受講、科学的(解剖学的)な知識学習アプローチと共に、自分の身体を通して筋肉を感じることが大切です。
ダンサーにとって、食生活に気を配ることも重要なことです。無理なダイエットは、良い骨や筋肉を造る上で、好ましくありません。しっかりした骨と正しく働く筋肉がなくては、良い踊りを表現することは出来ません。
また、私は、それと同時に精神的な心の持ち方も、とても大事だと感じます。気力は、体力を支えたり、体力は、気を奮い起こさせたり、密接な関係があると思います。
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Question
柔軟性がなかなか上がらないのですが、どのようなストレッチが効きますか。
Answer
ストレッチで気をつけることは、つぎのとおりです。
[ 1 ] 痛いところまで、一度にもっていかない。急激な強過ぎる引張りは、筋肉がびっくりして、筋肉に逆の収縮が起きてしまいます。
[ 2 ] じわぁーと引張り、しばらく(20〜30秒)そのままの形を保ちますが、そこで止めてしまわず、引張ることを続けます。
    (20秒を過ぎると、筋肉が伸び始めるので、せかせかと回数をやるよりは、効果的です。)
[ 3 ] ストレッチは、深い呼吸と一緒に行います。
[ 4 ] 身体全体の部位をバランス良く、ストレッチします。(ももの裏側だけでなく、表側もストレッチする。)
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Question
数あるバレエ作品の中で、見ておいた方が良いものがありましたら、教えてください。
Answer
古典バレエのレパートリーは、とてもたくさんあります。
チャイコフスキー作曲の三大バレエ作品に「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」があります。
物語に基づき、幕に分かれてストーリーを追いながら、マイムとバレエ場面で進行していきます。
物語とあまり関係のない踊りの場面もいくつか盛り込まれ、踊り手の技量の見せ場となります。
装置や衣裳とも豪華で華やかであり、見応えがあります。
その他でストーリーのあるものでは、「ジゼル」、「コッペリア」、「バヤデルカ」、「ドンキホーテ」、「リーズの結婚」、「ラ・シルフィード」、「ぺドルーシカ」などがあります。
逆に、あまりストーリー性のない作品には、「レ・シルフィード」などがあります。
また、新しい作品には、ベジャールの「ボレロ」やローラン・プティの「カルメン」などが有名です。
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Question
沢山のバレエ用語が出てきますが、本を借りて覚えた方が良いですか。
Answer
レッスンの時の動きと言葉を結び付けて、覚えた方がいいと思います。
バレエ用語では、滑る・切る・打ち付けるのような動きとか、魚・ネコなどの動物の動きを表したものなど沢山あります。 
バレエ用語は、ほとんどフランス語ですが、いくつかの用語とその意味を次に紹介します。

<動きの意味と結び付いたもの>
 ●タンデュ ……張る  ●デガジェ ……解放する  ●ジュテ ……投げる  ●アッサンブレ ……集める
 ●グリッサード ……滑るように  ●パ・ド・ブレ ……押し込む  ●バロネ ……風船のように  ●バロテ ……揺れるように

<動物の動きと結び付いたもの>
 ●パ・ド・シャ ……ネコの動き  ●パ・ド・シュバル ……馬の動き  ●パ・ド・ポアソン ……魚の動き
 ●タン・ド・パピヨン ……蝶の動き

<ちょっと素敵なもの>
 ●タン・ド・ランジェ ……天使の動き
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Question
足首とひざの鍛え方を教えてください。
Answer
バレエを踊る時は、あらゆる筋肉を総合的に使うので、足首だけ、膝だけを鍛えても良いとは言えませんが、自分が、そこが他に比べて弱いと感じたら、集中的にするのもいいでしょう。
足首の鍛え方には、膝を直角に折るように椅子に座り、足首だけのフレックス(足先を手前に引く)と緩めるを10回繰り返します。
膝の鍛え方には、座ったまま膝を垂直になるまで伸ばし、また緩めるを10回繰り返します。
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Question
足の付け根の方の開き具合が良く分からないのですが、足の開きを良くするためには、どうしたらよいのでしょうか。
Answer
まず、股関節のまわりの筋肉を良くストレッチし、可動範囲を広げます。
そして、股関節から脚全体を回すようにします。
でも、すべて連動しているので、身体全体のストレッチと筋力を付けることが必要だと思います。
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Question
バレエの起源について教えてください。
Answer
イタリアにおいてルネッサンス時代に貴族社会の中で始まりました。(1489年頃)
その後、フランスにひろがり、宮廷バレエとして発展しました。
ルイ14世は、バレエ好きで知られ、1661年に王立舞踊学校を創設しました。
これは今のパリオペラ座の前身です。
さらに自分の教師であるボーシャンにバレエの教則本を作らせ、「脚の5つのポジション」が出来上がりました。
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Question
クラシック・バレエのメソッドの種類を教えてください。
Answer
メソッド ワガノワ
チケッティ
ブルノンビル
ロシア
イタリア
デンマーク
スタイルとして ロイヤル
パリオペラ
イギリス
フランス
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Question
バレエ作品に出てくるキャラクター・ダンスについて教えてください。
Answer
ポーランド [ 1 ] マズルカ

[ 2 ] ポロネーズ
… 3拍子の2拍目、3拍目にアクセント
  弾む陽気さ コッペリア・白鳥の湖
… 3拍子の行進曲
  厳かで堂々と  白鳥の湖・眠れる森の美女
ハンガリー [ 3 ] チャルダシュ … 2拍子 ラシュー(ゆっくりした導入部)
  ジョルシュ(速い、激しい主部)
  乗馬靴を打ち鳴らす威勢よさ コッペリア・白鳥の湖
ウクライナ [ 4 ] トレパック
[ 5 ] コザック
… 速い足の動き  元気に跳び上がる くるみ割り人形
… 独特な脚さばき
ロシア [ 6 ] ルスカヤ … ロシアの〜 と言う意味  スラブ的情緒  白鳥の湖
イタリア [ 7 ] タランティア … 8分の6拍子 きわめて速く明るい  白鳥の湖
スペイン [ 8 ] ボレロ … 3拍子 中ぐらいの速さ  コッペリア ドン・キホーテ
フランス [ 9 ] ガボット
[ 10 ] メヌエット
… 4拍子 やや速め アウフタクト
… 3拍子 ゆったり 厳かで上品 優雅
アイルランド [ 11 ] ジーク … 8分の3拍子 6分の3拍子
  細かく速い足さばき コッペリア
スコットランド [ 12 ] リール  
ロマニー [ 13 ] フラメンコ … 悲哀 荒々しい サパテアード(靴を踏み鳴らす)
  シミー(肩を震わせる)
アジア … イメージ的なおどり  例 : アラビアの踊り 中国の踊り インドの踊り
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「中原由美子バレエ・フレイグランス」は、私が創作するバレエ作品を公演する舞台活動です。
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足立区千住所在の「スタジオ・グレイス」に本拠を置く、クラシック・バレエのレッスン教室です。
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