何巻かに別れた、材質不明の黒皮で装幀された書物群がある。 古ぼけてはいるが、あまり閲覧された様子はない。 １巻目を開けてみると、べったりと何かの血が一面にこびりついていたので、それなりにビックリした。 そして、その血で下の方に書かれた文字は・・・"Roads to Immortal combat"
むぅ、何か酷く罰当たりな事を始めようとしているシル(略)子です(^^;。 それぞれの神々を敵に回すだけでなく、各々のワールドやＴＲＰＧを愛好している多くの方々も敵に回すような・・・(^^;。 え〜、思いついたきっかけなのですが、 「手軽にヒーロークェストするにはどうすればいいか」ということがテーマでした。 昔からのＲＱファンの方々は「英雄戦争」や「ヒーロークェスト」に関しては試行錯誤されていたと思います。 同人（パソ通上）でも自作のルールが発表されていますし、 プレイされていたＧＭの数だけハウスルールが存在しているのではないでしょうか。 最近でこそ、米国イサリーズ社から"Hero Wars"が出版されたものの、そんなのは一部の洋ゲーオタクの、 ＲＱ信者（っつーかグローランサオタク）しか買いません。（←俺買ったけどね・・・翻訳している暇は絶対無いね（笑）） さて、国産のＴＲＰＧルールに「真・女神転生ＴＲＰＧ」シリーズというものがあります。 （洋ゲーオタクには唾棄すべきカテゴリーなのでしょうか・・・） 黙示録の戦いに向けて、人間達（若者達？）が自らの知らぬ力を自覚しながら、 覇権を目指す様々な諸神と戦ったり、力を合わせていくという、 まるで「ゴッドサイダー」や「ブラック・エンジェルス」（笑）のような世界観のＴＲＰＧです。 しかし、人が人を越え諸神の仲間となったり、神に匹敵する力に目覚める・・・ これって、Ｄ＆Ｄのイモータルルールを始め、ＲＱのヒーロークェスト、 ＳＷの超10レベル等に相当する戦いだと思いませんか？ そう！ メガテンを使えば、お手軽に様々なファンタジーの神々との戦いを再現することが出来るのです（バーーーン）！ ・・・いやいやいや、いいんでしょうかね（笑）。 冗談はさておき、と言いたいところですが、 色々なＴＲＰＧの神様達をメガテンにコンバートしてみると結構楽しいんですね、これが。 多神教で全知全能では無い神々が存在するワールドが一番向いていますね。 なんと言ってもメガテン。戦いがビジュアル的にも派手に出来ます(^^。 「炎ドカーーーーン！」「雷どっかーーーーん!!」「剣撃ズバズバズバーーーン!!!」・・・日常茶飯事ですからね・・・ 人間としての究極を極めたあなたのＰＣ、一度はその世界の究極の存在と腕試ししてみたいと思ったことはありませんか!? このコーナーでは、そんなあなたのささやかな（笑）願いを叶えてあげたいと思います。 神様達はメガテンのルールにコンバートしますので、あなたのＰＣもＧＭと相談しながら メガテンにコンバートして下さいね。 あ、それから神様のレベルとか種族とか性格とか特技に関しては、 当然、シル(略)子の独断と偏見（っつーかイメージ）です。 「○○が××よりレベルが下のはずがねーじゃねーか!!」というような異議は（一切？）受け付けませんが、 納得出来ない場合はあなたが勝手に修正して下さい（爆）。 ワールドの作り込みがしっかりしている（≒長年愛されている）神々ほどレベルが高くなる傾向になります。 ちなみにメガテンでは、あんなに強かった神様が簡単に（？）倒せてしまいます。 （・・・いや高レベルの悪魔＝神様を放逐するのはホント命がけなんだけどね・・・(^^;） ただメガテンでは神様達もあくまで、 「サイバーデッキで呼び出したデジタルデビル（電脳機神）という”神々の化身”」ですので、 「△△がそんなに簡単にやられるわけがない!!」とお嘆きのＧＭさんも、 その神様の本体がやられたわけではない、と解釈すれば良いでしょう。 普通のメガテンでのキャンペーン後半に使ってもいいかも知れませんね。 ＴＲＰＧから産み出された著名な神々と実力を渡り合うのも一興かも知れません。 最後に一言。シル(略)子はＴＲＰＧルール＆ワールドに好みはありますが、貴賤は無いと思っています。 「洋ゲー良し、国産ゲー良し」「簡単なの良し、精密なオタク向けの良し」ですね。 ですからメガテンの信奉者では無いですし、数々の小説・システムを軽視しているわけではないですよ。 ですから、これも一種の洒落だと思って下さいね(^^;。 パロディの分かる人だけ、この先へどーぞ。
巻の一 グローランサの諸電脳機神 （2000/８/９更新）
巻の二 新王国の諸電脳機神 （2000/９/９更新） 
巻の三 外なる神・旧支配者達 （2000/９/９）
