1999/8/1(日) TRPG日記メニューへ 執務室を辞去する(トップページへ) システム:ソード・ワールドRPG (グループSNEと清松みゆき、富士見書房) マスター:どげお氏 8月になったねぇ。恐怖の大王来なかったネタは書かない。 なんか梅雨の無い北海道のハズなのに、雨の日が最近多い。 ソード・ワールドRPG(以下SW)ね。 俺がここで説明する必要あるのか・・・(笑)? まぁ、ひょっとしてTRPG知らない人もここに来てしまったかも知れない。 俺なりに説明を書こうか・・・。 1989年、グループSNEより出版、富士見書房より発売。 当初は清松氏ではなく、現在はSNEより独立している水野良氏が中心作者に なっていた。(知らない人のために・・・「ロードス島戦記」の作者です。) D&D、AD&Dは世界のTRPGシステムの代表的選手であることは、 普及率から見れば異論のある読者はいないだろう。 同じように、SWは日本国内の普及率においてD&D等を抜いているため、 これまた日本におけるTRPGシステムの代表であることには、 異論は無いと思う。 このシステムに対する評価は、人によってかなり異なる。 感情的なものでは、D&D世代のオールドゲーマーは、大してシステムリサーチも しないで嫌っている人もいる。これは論外だ(笑)。 (多くはD&Dのパクリ・アレンジだ、という批判。笑止だぜ。 そんなことを言うなら、D&D以後のFTRPGは全てD&Dに劣ることになる。) SW出版後に、SWばかりを盲目的に信仰している人もいる。これもまた問題だ。 (色々な側面から見れば、SWよりも優れた特性のゲームも多いぞ。) では、システム的にはどうだろうか。 実はシステム論というのも好き嫌いで評価される部分が大きいのだが(笑)。 SW、国内普及率No.1のシステムだが、 キャラクターシステム的にはかなり野心的なものを取り入れている。 ご存じの通り、このシステムはクラス制でもスキル制でもない。 あえて表現するなら・・・スキルパック制・・・とでも言うのか? まあ、スキルが「戦士セット」「盗賊セット」みたいな感じでセットになっていて、 それを経験値を払って修得・成長させていくような案配だ。 それぞれのパックを組み合わせることによって、マルチクラスを組むことが AD&D等より容易だ。 勿論、武装・状態によってパックの特性を100%生かせないものもあるため、 なんでも組み合わせりゃいいってもんじゃないが。 あんまりこの点に関して、強烈な批判を聞いたことはないな。 マルチクラスが容易に作れることは、それまでのD&Dのような、 固定クラス制より、キャラ能力の地平線を広げる大きな効果を生みだした。 逆にWARES BLADEのように個別スキル修得制では無いので、 TRPG経験の乏しい人間でも、そこそこ役に立つ能力を持った キャラクターが作れる。 あと長所、全ての判定を「能力値ボーナス+技能レベル+2D6」で 行えること。これも有名だね。 欠点はスキルパック制の裏返しになるだろう。 固定クラス制よりは少しイメージを固めるのに時間がかかる。 (まあ、役に立つ組み合わせは結構限られているが。) 逆にスキル制ほど、キャラの個性は能力的につけられない。 (設定が個性の全て、という意見は少し違うと思う。 やっぱり能力だって、大きなキャラフレーバーの一つだろう。) も一つ欠点。2D6にこだわったあまり、微妙な数字差、 (必要筋力13と14の剣のダメージ差)を2D6でつけるには どうするか・・・。 レーティング表である。 「全てを2D6で解決できる!」と両手をあげて褒め称える人もいれば、 「いちいち表を参照するなんてめんどくせえ」と言う人もいる。 俺はどちらかというと後者かな? だってあんまり無いぜ、サイコロふった直後に効果が解らないシステム。 ダメージはサイの目で見えた方が気持ちいいじゃん。 総合的な俺の好み? う〜ん、読んでて解ると思うけど、可もなく不可もなくだ。 遊びやすいが、強烈に惹きつけられるシステムインパクトもないな。 まあ、シルヴィアもSWでずっとやっていたから、システム的に愛着はある。 ただ、マスターするにはどうも魅力を感じない。 好みを100点満点で表せば、65点くらいかな? 気に入っているところはPCが死ににくいところ。 好みじゃないのははその裏返し。 10Lvの達人剣士が1Lvの雑魚を斬っても、即死しないことがよくある。 失神はするけどね。 派手なアクション漫画みたいな「真っ二つ」がやりたい人には、 あんまり向いてないかもしれない。 以外にも、映画版「コナン・ザ・グレート」のような 血みどろの延々斬り合いが、戦闘イメージだ。D&Dよりもね。 遊びやすく、ちょっと個性の出せるキャラメイク。 文庫版という安価な入手形態。 「ロードス島」等による、メディアミックスによる旺盛な宣伝活動。 それらにより、SWは国産RPGのスターダムにのし上がった。 ただ、遊んでいる人間は(何のシステムでもそうだが)玉石混合だ。 D&D、SW程になればクソゲーマーの人口も、そりゃあ多い。 コンベンションなどに行って、ワケのわからん馬鹿者に出会う確率も、 これらのゲームが多いと思う。 (ただ、こういった連中は流行のシステムに流れやすいかも知れないな。 TRPGからTCGの時代だから・・・今なら・・・S=F、天羅、熱血専用、 N◎VA、GURPS、エルジェネ、2020ってとこかな? 東京の「使い捨て商業主義」系の、TRPG業界がそれに拍車を掛けている。 いまだに、D&Dのような古典(笑)をする人はシステムを愛している人だから、 結構まともなゲームが出来るかもね。) 紹介というより私見だったね。 嫌いじゃないが、マスターするほど入れ込んでいない。いじょ(byかじた殿)。 さて、セッションの思い出だ。 まずは俺キャラから。ミレイユ=カシュアキーン。 マイリーを信仰する、お元気少女神官戦士。 ポニーテールの金髪、日焼けした肌、白い鉢巻。 プレートメールに、ラージシールド、ヘビーメイス。 能力はともかく、根性と信念だけは他のPCにひけを取らないつもり。 納得いかないことがあると、理解できるまで相手に質問し続けるという特技 (短所か(^^;?)を持っている。 一応ファイター6Lv、プリースト5Lvです。 実は、ちょびっとだけネットで知られている奴だ。 きや〜氏がGMをやった「悪魔の封印」という、 TGC例会の6回キャンペーンのMYキャラなのだ。(2年くらい前か?) リエ嬢の「六畳和室東向き」にキャンペーンのリプレイ、 きや〜氏の「お祭り」に「悪印ファンクラブ」というキャラ紹介のコーナーが、 それぞれあるので、平行して読んでいただけると少しは良いかも知れない。 んで、仲間達。ミレイユにとっては、「悪印」時代からの頼れる友人達である。 イン=サイレントムーバー(そうのすけ君): ハーフエルフのシーフ&シャーマン。男性です。 世を斜めに見ている「ようなスタイルを取っている」キャラ(笑)。 そーちゃんはシーフが好き。その中でもコイツは代表選手だね。 シーフ7Lv、シャーマン5Lv(だっけ?)は相当頼りになる。 得意技は「ウィンドボイス」? イン、カレン(今回はいない)、ミレイユの3人トリオは、 あのパーティーの中でも特に息が合っていた。 ミレイユが直球勝負のヒューマニスト、 カレンは人間界のことを知らず、ズレているが間違っていると思ったことは ズバリと指摘するタイプ。 インはシニカリスト(のようだが実は人情家(笑))という凸凹トリオだった。 故に最も頼りになる仲間の一人だね(^^。 ライラック(通称:リラク)(あずセンセ): キャンペーン当時はあまり活躍は目立たなかったのだが、 その後の後日談なんかで、実は大変味のあるスルメのようなキャラという、 あずセンセのGoodなキャラ。男性のセージファイターです。 ファイターは6Lvだが、セージも7Lvまで行くと正直言って侮れない。 みんなの知らないことをポンポンと教えてくれるもんね。 高レベルのセージ技能は重宝であることを立証してくれたキャラ。 ミレイユはあなたのことをすっごく尊敬しています・・・m(__)m。 (ミレイユはセージ持ってません。おばかさんです(笑)) 今回の話はどげお氏のやってくれている「悪印のその後」で、 外伝的位置づけである。 ちなみに、キャラクターをそのまま持ってきたわけではなくて、 設定だけを持ってきて、新たに1から技能を買い直しているのでご了承のほどを。 今回はどげお外伝2回目である。 前回の事件が終わったあとから話は始まっている。 ところで、どげお氏もまた特徴的なマスタリングをする。 彼は「ホラー調」のシナリオが上手いのだ。 彼は結構ホラー映画や小説を読んでいて、「なぜこれは恐いのか」という 恐怖を呼び起こすフレーバー等に通じている。 アメリカンホラーのようなビックリ的怖さじゃなくって、 日本的な、情緒から怖さがしみ出してくる感じ。マスター中の情景描写が上手い。 どげお氏はプレイヤーは堅実かつ豪快感があるが、 マスタリングは大変繊細で巧緻なのである。 彼も「やりたくない」と言っていたが、 「クトゥルフ」なんかのホラーRPGは、彼にはかえって合わないかもしれない。 彼のシナリオはPCじゃなく、プレイヤーを嫌な感じにさせる点で 大変優れている。 というわけで、前回に引き続き今回も「ホラー調」SWなのであった・・・。 一応「納涼」SWなのかも知れない(笑)。 PCら3人は、現在いる国、タルサール連邦で前回一つの村の事件を救った。 (こわかった〜(^^;) 今回は、前回の事件解決を引き受けたクラムミューレの街に戻り、 ある壮年のレンジャーの手助けを引き受けるところからシナリオは始まる・・・。 「ダディオダイル山渓」。そこは異常な土地である。 木々は青(緑じゃないよ。まんま青。)。 動物は虫に至るまで全く生息していない。 精霊力さえそこでは働いていないのだ。 ここまで読むと、SW歴の長い読者は 「ああ、古代王国の魔力のせいでしょ」なんてすぐに言うと思う。 確かにこのシナリオもその通りだ。 でも、このシナリオにとっては、そんなことは全く問題じゃない。 ダディオダイルには42年前に国家の後押しもあり、 未探査の鉱物資源の調査の意味も含めて、大規模な開拓団が入った。 しかし、その開拓団は全滅した。このレンジャー、コラード氏を除いて。 コラードは7年ごとに青い山に現れる「犬追いの少年」を追っている。 奴はなぜ、あの生き物の済んでいない山に住んでいられるのか? 奴はなぜ、7年に一度だけ現れるのか? 奴はなぜ、年を食わないのか? 奴がひょっとしたら、自分の家族や開拓団のみんなが全滅した鍵を 握っているのかも知れない・・・。 これまで、彼は7年ごとに5回、自ら率いる調査隊を率いて青き山に分け入った。 ・・・しかし、まともに帰ってきた人物は毎回彼だけなのだ。 それ以外の人間は、行方不明、もしくは・・・発狂している。 うぇ〜〜! かなり嫌な感じ! こんな調査隊、誰が好きこのんで参加しますねんて(^^;。 でも、それではシナリオが進まないし(^^;。 コラード氏ももう52歳。この先はチャンスが無いかも知れないしね。 何が嫌なのかって? 雰囲気が嫌だ。 風も無く、鳥も鳴かない、よどんだ空気の鬱蒼とした青い森。 (落ち葉も青いんだぜ(^^;) 「奴」は夜になるとこちらを遠巻きに観察しているらしい。 犬「のような」謎の生き物が多数、「奴」の周りにはうろついている。 しかし奴等の姿は、はっきりと見えることはない・・・。 チラリとだけ見える表現が、出来の良い恐怖映画みたいで気持ち悪い。 こいつら、こちらが追うと逃げるんだよね(^^;。 う〜ん、気になる。 やがて、奴と対峙することになる。 PC達は、丘の上で月光をバックに、チグハグな舞踏を一人で踊っている 「奴」に肉薄する。 「犬」が「奴」の護衛のため(?)ミレイユに襲いかかってくる・・・。 HIT。腕を捕まれた・・・捕まれた? 牙の感触は無い。ミレイユの目には人間の手が映っていた。 手・・・? 犬の頭部には人間の手がついていた。 うなり声がする・・・犬の肩口の辺りから・・・ 肩口には、歯をむき出した人間の形相がついていた。 四肢は人間の体が無理矢理ねじ曲げられて創られている・・・。 犬の型に人体を1人から2人くらい詰め込むとこういう物体が出来る・・・。 「うぇ〜、気持ち悪い! 俺、こんなんに腕つかまれたんか!」 気分は「ベルセルク」(三浦建太郎、白泉社)の「使徒」に襲われた 哀れな生贄。 結構ミレイユはパニクッたと思う。 ちなみに、そーちゃんの落書きシリーズ1 「人体犬とみれいゆちゃん」 でも、どげお氏の良いところ。こいつら以外と弱いんだよね。 気持ち悪い悪魔の産物を振り払って、奴のところへたどり着く。 シンメトリーの取れていない顔。 白目の無い焦点の合っていない目。 ガクガクとあまりに不自然な動きをする、まるでマネキン。 こちらに目もくれない「奴」。 「コイツはいったい何なんだ〜(^^;!」 んで、コラードがちょっかいかけると、とたんに敏捷力のある トカゲのように襲ってくる。こわいっちゅーの。 ミレイユが押し倒されたときは、かなりやな感じだった(笑)。 結局、インの捨て身で首を切り落とすが、 「血が出ない」 なんなんだ、コイツはー!! 首を失ってもばたばた動く胴体を押さえつけて、首をよく見てみるが、 断面はどうやら未知の物体。あえて言うなら発泡スチロール? SW風に言えばゴーレムなのか? でも、そんな理解可能な存在じゃない。 業を煮やしたのか、リラクは刃物を奴の顔に突き立てて、 「頭部の解体作業」に取りかかる。 ・・・リラク、止めてって。気色悪いよ(^^;。 んで、結局正体はその時は不明。 いきなり、胴体が立ち上がって、首を持って逃げ出してった。 何だったんだ、あれは一体・・・。 開拓団の村の一つに、謎の建造物がある。 古代王国期からの塔らしい。 ところどころ、出たり引っ込んだりする壁の穴達が、 「黒ひげ危機一髪」の樽を彷彿とさせる。 まじで身長16mの「黒ひげ」が飛び出してきたらコワイよね。 俺がこのギャグを言ったら、どげお氏を初め、みんな結構笑ってくれた。 この調子で、結構コワイコワイばかりでプレーしているわけではないよ(^^。 さんざっぱら苦労して、塔の内部に侵入する。 3人が3人、異次元である塔の内部の別々の場所に転移する。 インは、無機質な(ブラックオニキスみたいな)迷路の中。 リラクは出口の無い、無機質な部屋の中。 ミレイユも迷路の中・・・なんだが・・・ 何なんだこれは(笑)? 身長が3m位になっている。 左手は無い。 右手はかろうじて動く。3本指で金属製の鉤爪がついている。 ナニソレ。 腕は謎のプラポールみたいな素材で、 胸と腕には謎のパイプやら蔦みたいのが絡まっている。 足は逆間接な鳥足で、筋肉質だ。 ナニソレ(笑)。 かなりわらかしてもらった(^^; しかも、迷路の前方から来る、光ったボーリングのピンみたいな 「生物(?)」を勝手に右手がザクザク殺す、と言うのだから もう爆笑だ。 あとから解ったのだが、ミレイユだけは異次元に入った時に、 間違ってコッチの肉食獣(?)の体を乗っ取ってしまったらしい。 「イ〜ン〜! リ〜ラ〜ク〜!」と探しながら、 どたどたと迷路を走りまわるのだが、 どうやらこの生物、短音発音しかできないらしい。 「い!ん! り!ら!く!」 ヒー!笑わせないでくれ〜(^^;;;。 やがて、迷路内でインとリラクに再会するのだが、 うろたえた2人のプレイングもかなり面白かったね(^^。 ミレイユ、自分では見えないのだが、頭部は針金で作った 3本アンテナみたいのが付いているだけらしい。 どげお氏曰く「まんま、ウルトラ怪獣」 爆笑。 ちなみに、そーちゃんの落書きシリーズ2 「ウルトラ怪獣なみれいゆちゃん」 シナリオの種明かし。(していいよね?) 古代王国期の魔術師が、この山脈一帯を治めていた。 自分の領地を戦火から守るため、自分の土地一帯を 「異次元にバックアップを取っておこうとした」らしい。 異次元にバックアップディスクを置いたわけだ。自分の土地の。 んで、7年おきに自動復旧&自動保存すると。 しかし魔術師の気づかなかった問題点は、 異次元では少し「OSが違った」らしい。 正確には再現できなかったらしいのだ。土地を。 異次元のデータは異次元の法則を取り入れてしまって、 「文字化け」してコッチに復旧されるわけですよ。 それの積み重ね。 段々コッチの物理法則とはかけ離れて行くわけだね。 開拓団は、その自動保存に巻き込まれて、 あの哀れな「犬」になってしまったらしい。 あの「少年」は向こうで言うところの 火とか水のような自然現象が「文字化け」したものらしい。 だから行動原理に脈絡なんてあるわけがない。 かくして無事にバックアップ装置を解除し、 コラードの心残りだった謎も解決しました。めでたしめでたし。 冷静に考えれば、SWのシナリオとして 別に優れているわけでもない。 でも、やっている俺達は面白かった。 下手に「ゴブリン」や「スケルトンウォーリア」を出すより、 遙かに盛り上がるんだよね。 人間は未知の存在に恐怖する。 「ゴブリン」が出てきた瞬間、プレイヤーはそれがどんなものか 知っているから、妖魔ゴブリンの人間に対する危険には恐怖せず、 その瞬間、ただの殺戮ゲームになってしまうわけだ。 これは「ドラゴン」も「恐く」なくて ただの超強敵という意識になってしまったり、 「深きものども」や「ミ=ゴ」も能力値が解っているから 恐怖度55%減ってやつとおんなじだ。 どげお氏にはそんな手垢にまみれたSWでも、 やりようによってはハラハラドキドキ、新鮮な驚きを与えてくれる ことを証明してくれた事に感謝したい。 ま、SWのシステムが柔軟性があって汎用性に優れているため、 ってSNEの面目を保つため書いておきますか(笑)。 TRPG日記メニューへ endra@yahoo.co.jp追伸 インとリラクがいてくれたからこそ、みんなで力を合わせて この未知の事件に立ち向かうことが出来たんだよね。 息のあった仲間達に感謝(^^。(by ミレイユ) コラードの依頼を受けようか迷っていたとき、 「ミレイユはどうなの?(行くつもりなの?)」って聞かれた。 ミレイユは 「みなさんが一緒に行って下さるなら、わたしは安心して コラードさんを助けられます。」と答えた。 インが 「バカヤロウ。俺達をあんまり買いかぶるもんじゃないゼ」と 苦笑いして答えてくれた。 嬉しかったよ(^^。