TRPGって何? (2000/5/21起稿)

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こういうのは書かないつもりでいたんだが、ちょっとした心境で書くことにした。 この5月で、TRPGと付き合って丸15年になった。 自慢しているが、国内ではかなり古い時期からのTRPGゲーマーになるだろう。 釣りでもゴルフでも15年もやれば一つの趣味として、円熟期に入っている。 俺の人生の半分以上付き合ってるわけだ。 歴が長いのが偉いワケじゃないが、プレイ密度もそれなりに長いし、自分なりのノウハウも出来ていると思う。 俺は得意ジャンルについて偉そうな事を吐くのが好きだし、こういうのを書くのに抵抗は無い。 まぁ、それこそ自慢になるのが嫌という気持ちがあって控えてはいた。 ただ、振り返ってみて、今現在の考え方を自分なりに纏めてみるのも 自分にとって意味があると思ったわけだ。 自分のノートにでもこっそり纏めりゃあいいんだが、そこはそれ、自分より経験の浅い人間に通ぶってみたり、 同レベルのゲーマーと古傷を舐め合いたい気持ちがあるわけだ。 俺のコラムを読んで、読者に対してTRPGに関しての考え方を変えてやろうとまで傲慢にはなれないが、 役に立つことがあれば、経験も無駄では無いんだなぁとは思う。 で、TRPGについてなんだが、題名に期待してページを開いてくれた人に嘘をつく。 俺はこんなトコで、TRPGを知らない人間に説明をするつもりは無い。 そういうのは、TRPGを普及させるためか、幾らでも親切に解説してくれているサイトがある。 Yahoo! Japanで「TRPG」とでも打ち込めば、それこそゴマンと出てくるだろう。 他の大多数の真剣にTRPGについて書いている人のサイトに、この事柄について書いて勝てるわけがないし、 他の人が書いていることと俺が同じ事を書いても意味が無いし、書きたくもねぇ。 だからまず、「TRPGとは極めて曖昧な物だ」だということを書きたい。 「TRPGとは何か?」 この命題は「酒の飲み方とはどうすればいいのか?」 「デートってどうするのか?」というくらい確たる答えは無い、と思う。 TRPGをそれなりに遊んだ人も、結構このサイトは呼んでくれていると思うが、 その人達に、俺は直にこの命題への答えを頂きたい。 その答えは果たして十分なモノだろうか? TRPGを包括しているか? 「自分と異なる人格を演ずる事のできる遊び」 これ以上の説明をすればどこかにウソが出てきそうで、俺は嫌だ。 ルール、シナリオ。そんなモノは遊びやすくするためのギミックだ。本体じゃない。 キャラクターシート、ランダマイザー。あることが多いが、それが無くても楽しく出来るだろう? NPC、トーク、バトル。それにこだわって遊び方を狭くしていないか? まあ、勿論どのジャンルにかシフトする事により、より自分の好みに近い遊び方は当然あると思うが。 こう考えると、複数名での空想話をする事と言うだけでTRPGになる。 友達と長電話で、好きな異性と付き合ってみたいことをお喋りするだけでTRPGだ。 これならほとんどの人がやったことがあるだろう。 これなら決してマイナーな遊びではない。 TRPGはこれを読んでいる多くの人が知っているとおり、10年前に比べ圧倒的に廃れている。 専門雑誌もほとんど姿を消し、同人レベルの活動に退化した。 当に80年代前半の黎明期に逆戻りだ。 諸君が今目にしているWWWこそが最も情報が飛び交っているところだろう。 俺は不勉強で、西欧諸国の状況はよく知らない。TRPGは活発なのだろうか? 少なくても日本の資本主義下では、商業的に絶対ペイしない商品であることは間違いない。 何といっても、金のかからないところがTRPGの大きな利点の一つだ。 ゴルフ。莫大な金がかかる。 釣り。消耗品が多いし、出かけるのにやっぱり金が落ちる。 囲碁・将棋。プロ娯楽としてスポンサーがつく。 色々なスポーツ。プロスポーツで金が落ちるし、スポーツ用品・クラブなどでマーケットがある。 麻雀。雀荘で金が落ちるし、プロもある。 長生きしている趣味って、こんな感じで金が廻るシステムが出来ないとダメなのだ。 会場費・昼飯代・交通費・文房具費。ルールを買ってしまえば、あとは些細なものだ。 TRPG会社、アンタどうやって人件費や減価償却費を捻出するんだい? サプリでもバンバンだすかぁ!? その前に人件費で早々に終わりだな。 金が落ちないし、プレイ人口の少なさでは企業活動を支えることなど絶対に不可能だ。 一般の観客に見せることによってスポンサーを頂く「プロTRPG」でも確立しなきゃ無理だな。 今なら冗談レベルだが、実現出来た奴は天才だ。俺には資本は無いが。 冗談はさておき、TRPGでやってきた会社だって、多くがTCGに移ってばかりいる。 企業戦略からすれば大変正しい。TCGは金を落として初めて楽しめる娯楽だからだ。 俺でもTRPGなんぞで商売する気にはなんない。やるならTCGだな。 ただ、TCGも娯楽としてはあまりに新興だ。長生き出来るとは思えない。 システムが優れているMt:Gだって、50年もサポートし続ければ良いだろうが、現状じゃ一過性のものだ。 その他の二番煎じなんぞ論外だし、アニメなどのキャラに頼っているものなんて寿命は1年だろう。 まぁ、企業は儲からなくなったらすぐに撤退するから危険は無い。 寂しい思いをするのは、その廃れた趣味に入れ込んでいた哀れな人達だけだ。 TCGだって一生の趣味には成り得そうにないというわけだ。 TRPGというのはマイナーな趣味であるが故に、知らない人に説明するのは恥ずかしい。 試しに本命の就職希望先への履歴書の趣味欄に「TRPG」って書けるか? 試験官に説明するのも手間取るわ。 大抵の奴は、俺も含めて読書だの映画だのスポーツだの音楽鑑賞だのでお茶を濁すわけだ。 そこの「俺はキチンと説明したぞ」という奴、尊敬はするが呆れもするね。 「随分と誇り高いな。でも要領悪いな。  そんな事を一生懸命誇り持って説明するより、仕事だけ誇り持ったほうが企業人としては格好いいぜ」と。 好きになった彼女がTRPG知らなかったら、説明したくないね。 これを読んでいるTRPGゲーマーの中に、合コンで会った女の娘や、 気に入ったスナックやキャバクラのホステスにTRPGを説明した奴がいるか? 「オタク」は市民権は得始めているともいわれているが、 それはサッカーオタクとか映画オタクとかが格好いいところがあると思われているだけで、 ゲームオタクやアニメオタクは、依然として興味無い人達から見れば気持ち悪いだけだ。 俺は営業マンとして生きているせいか、こういったマイナージャンルに興味の無い 初対面の人と話すのも抵抗感は少ないし、ハッタリやごまかしも利くから問題ないが、 よく見かける人の前で話すのが苦手な人達は、どうやって自分の趣味を説明するのだろう? 大いに興味がある。 まぁ、俺は自分のプライベートの付き合い以外は自分を嘘で塗り固めて生きているワケだ。 この職種のTRPGゲーマーはなぜというか、やはりというか少ない。体育会系が多いからだろうか。 公務員や技術職が多いような気がするな。 公務員は休みが安定していることが大きいのかな? 技術職は・・・やっぱり初対面の人にセールスするより、コツコツと作業するほうが好きな人が多いからだろうか。 TRPGとはまあ、かくも一般人に対しては、理解不能で気持ち悪いものであるわけだ。 それは当然だし、必然だし、なんとも思わない。 俺は同好の士以外のところでは、自分の趣味を隠して生きていくことにするさ。 TRPGを、好きな女の子に話して恥ずかしくならないには、 それこそ「プロTRPG」でもやって、市民権を得るしかないだろう。まぁ実現は不可能だが。
(多くの方から、上記のコラムに対してご感想を頂いています。  併せてご覧になって下さいね(^^。) TRPGとは何かって? 投稿者:そうのすけ  投稿日:05月22日(月)14時43分37秒 反対の事言って、気まずいケド・・・。 テーブルの上で、紙と鉛筆とサイコロ使って遊ぶゲームの一種。 架空の人格になりきって演技を楽しむのは、あくまでその1側面に過ぎない。 本体は、ルール・シナリオ・ランダマイザであり、他のプレイヤーとの駆け引き(必ずしも出し抜 くって意味じゃない。協力だって駆け引きの一種だ)である。 これなくしては、RPGとは呼べない。 演技がしたいなら、演劇をやればいい。複数人数で即興で組み立てるストーリーよりも、時間をか けてじっくり作りこんだ、骨太のストーリーが楽しめるだろう。 ゲームであるからには、「ルール」と「勝利条件」がメインに来るハズだ。 その点において、TRPGだって人生ゲームだって、将棋だって、ゾイドTCGだって(笑)同じ はずだと思う。 演技中心のTRPGじゃ、もうからない。 演技RPGをやるだけなら、ルールは1つでいいからだ。これじゃルールブックは売れない。 でも、ゲームを楽しもうとすれば、ルールを買わざるを得ない。新しいルールには、新しい楽しみ があるし、サプリメントには、知ってると有利になる情報が詰まってるのだ。 演技は、あくまでゲームを面白くするための制限(チュンリーが昇竜拳を打てないのと同種のも の)である。もっとも、その制限こそが面白い部分なんだけど。 だって、そうとでも思わなくちゃ、ゲームが売れないじゃないか(笑)。 ルールや追加データを沢山知ってる方が有利になる(楽しめる)、というのを嫌がる人もいるだろ うけど、いろいろ知ってた方が有利になるのは当然なのだ。 桂馬の動きを知ってた方が、知らないよりも戦術の幅は広がるのは当然でしょ? そうじゃないと、プレイヤーの努力(購買努力を含む!)が生かされないし。 とゆーわけで、僕はTRPGは、あくまで「ゲーム」なのでありました。
ふむふむ 投稿者:リストナート  投稿日:05月23日(火)19時55分30秒 TRPGとは何か・・・ですか。 広義的なことを題材にするのは自分の首を締めるようなものですが、 個人的に思う事を述べる程度であるとしたら、そうのすけ氏の発言は 的を射てるのではないでしょうか? ただ、TRPGの演技と演劇とは違うと私は思います。 私は常々、「TRPGとは台本の無い演劇である」と語っています。 アドリブの演劇ではないと注釈させていただきますが、前述の真意は 言葉のマジックに他なりません。 素人が素人なりに言葉の演技をして、ルールと言う制約の中で自分の 表現したい事を表現する。GMであれ、PLであれやりたいことはある と思うのです。 ただ、そこにお互いを認め合う事、常識を度外視してはならない事など 市販のルールブックには記されていない制約もあるでしょうことは忘れ てはならないと私は感じます。 さて、ここで私的な見解を言わせていただくと、「あくまでゲーム、 されどゲーム」です。 ゲームだからなんでも許されるとか、ゲームなのだからダメなものは ダメとか、ゲームだからルールは遵守するべきだとか・・・ 「ゲーム」ということに甘えた発言をしているうちは「ゲーム」を 語るに落ちるというものです。 セリフを覚える演劇にはない魅力、膨大なデータでは表せられない魅力、 映像にはない想像する事の魅力など様々な魅力がTRPGにはあるのです。 即興で創って楽しめるのならば、そういうシナリオも良いでしょう。 じっくり煮詰めたシナリオの醍醐味に可愛いPCをひたらせるのも一興です。 楽しむ事に貪欲であるのなら、どんなシナリオだろうとルールであろうと 楽しめるはずです。 そこに敢えて定義を必要とするのなら、そうのすけ氏の語るように「紙と 鉛筆とダイスを使って遊ぶ」という事に加えて「楽しむ」ことが重要です。 以上が私のTRPG観念の一部ですが、非常に偏見とこだわりに満ちた意見です ので、そうのすけ氏が気を悪くされているならば、ここでのご一報をお願いします。
♪どんな、あーらしーがー来ーようとーもー 投稿者:そうのすけ  投稿日:05月25日(木)11時59分57秒 心のオールはーなさーずにー♪ >そうのすけ氏が気を悪くされているならば、ここでのご一報をお願いします。 あはは。そんなことないですよぉ。 僕はただ、どーも最近演技主体のゲームが増えてる気がして(もうシステムが出そろったって訳 じゃないでしょうが、ホラ、天羅とか番長とかビーストなにがしとか)、あえてそれに反対の立場 をとってみてるだけですから。 リストナートさんのご意見、誠に同感です。 >「楽しむ」ことが重要です。 だからこそ、今でもTRPGを続けているのですから。 ただ、「楽しむ」ことに傾倒しすぎるのはどうかと思いますが。 後の話題にも繋がりますが、「オレは、キャラにこうさせたい」、「そうじゃないと楽しめない」 と主張して、ゲームとしての楽しみ(限られた選択肢を吟味する、大いなる決定をくだす)がおな ざりになるのでは、本末転倒だと思うのです。 例えば、もんのすごく強力な戦士で、一匹狼で、どんな危機も戦場の機知と肉体で切り抜けるタフガイ、 ってキャラクターを作ったプレイヤーがいるとします。 そのプレイヤーは、そのキャラが格好よくなるように演じあげ、危機に対して一人で立ち向かいます。 (このテのキャラなら、助けを借りない方が美しいでしょう(どうかな?)) ところがGMは、チームが力を合わせて、初めて「きわどい勝利」が可能になるくらいのバランス をとっていました。 さて、ここでGMには二つの選択肢があります。 即ち、プレイヤーを楽しませるべく蹴散らされてあげるか、そのキャラクターに引導を渡すか、です。 僕は、後者を取ります。 もちろん、即死させたりはしませんよ。プレイヤーが思い直して逃走するか、チームに協力を要請 するくらいのことができるような間は与えますが(ちゃんとバランスをとっているなら、普通に戦 っても、よっぽどダイスに嫌われなければ数ターンは、放っておいても生き残るでしょうし)、そ れでも戦うなら、容赦はしません(多分、実際にやるとしたら、半殺しくらいで容赦するでしょーけどね(笑))。 「それじゃ楽しめない」と言われても困ります。 もし、これで勝てたとしたら。つまり、(ゲーム的に)無謀であっても、演技や格好よさで切り抜 けられるなら。プレイヤーは頭を捻ってキャラクターを(有利さと好みの間で悩みながら)作った り、戦術を(状況と戦力を吟味してマスターや他のプレイヤーとコミュニケーションを取りなが ら)練ったりしなくなってしまうでしょう。 マスターは、バランスを取って敵を用意したりしなくなってしまうでしょう。 それでは、「ゲーム」としての面白さがスポイルされてしまいます。 まして他のプレイヤー、特に、活躍するためにさんざん考えてキャラを作り、慎重に行動したプレ イヤーが不公平感を感じることは間違いありません。 「演技」したり「格好よさ」をアピールすることを「楽しい」と感じるのは普通です。同感です。 んが、それらは全ての人に共通ではありません。 どんな演技をよしとするか。どんなシチュエーションを格好いいと感じるか。 それらは人それぞれ基準が異なります。不確かなものです。 その不確かなもの…ともすれば「声の大きさ」とか「腕力(笑)」が重要な位置を占めるようなも のを「大人の遊び」と呼べるでしょうか。 「ゲームである」という共通認識があるからこそ、異なる個性を持った人々が同じ世界を共有し、 楽しむことができるのではないでしょうか。 その共通認識をはずしてしまえば、それは「ごっこ」と大差ありません。 今更「ごっこ」はないでしょう(笑)。 演技を楽しみたいからこそ、僕は「ゲームである」点にこだわるのです。
なるほど・・・ 投稿者:リストナート  投稿日:05月25日(木)21時58分17秒 私の言い方は誤解を招きやすかったかも知れませんね(笑) 私は「演技派」でもなければ「仲良く派」でもないと自負しています。 自分の流儀を曲げたくない頑固な人間ですが、楽しむ事にはいいかげんです。 演技嗜好にせよ、楽しくプレイ傾向にせよ、やるのは自由なのですよね。 一匹狼の話がありましたが、私的にどんな困難にも屈服せず、自分のケツを 自分で拭くのが決してかっこいいとは言えないし、それは一匹狼ではない。 本当の困難に直面した時に何が出来るか。それが判っていて、且つ一人ぼっちでは ないのが「一匹狼」だと思いますよ。 よく巷では「一匹狼」「アウトロー」を自称するものがいますが、彼らは 小指の爪の先ほども判っていないと私は感じています。 「カッコつけ」やら「犯罪者」の定義を以って「一匹狼」「アウトロー」と言うのなら TRPGのPLとして常識を疑ってしまう事でしょう(笑) さて、そうのすけ氏。 「GMには2つの選択肢〜」の部分ですが、私がGMをする際にはどちらも採らないと 思います。 確かにそれらの選択肢ならシナリオを崩さずに制裁や提案を残す事が出来るでしょう。 昔の私なら迷わず2つの選択肢のいずれかを選んだとも思いますし。 ならば、今ならどうかと問われたなら口を割るわけにはいきませんね(笑) 喧嘩や悩み、失敗や成功をいくつも積み上げて培ったものですから。 たかがゲームの事に頭を悩ますような信じられない人間ですからね、私は。 ただ、そのどちらも選ばないし、場合によっては計らずも選ぶ可能性はあるとだけ 応えておきましょう。
盛り上がってるじゃん。 投稿者:K.T  投稿日:05月26日(金)04時05分18秒  >そうのすけ氏  久しぶり〜。本当はそうでもないけど、ここの掲示板では、ってことで(笑)。    多分発言に悪意は無いと思うけど、一連の書き込みを見てると システム(データ)重視のRPGが「上」で演技中心のRPGが「下」、 前者を好むプレイヤーの方が後者を好むプレイヤーより優秀である、 後者を好むプレイヤーは程度が低い、という風に読めるんだが・・・。  以前の書き込みに「いろいろ知ってた方が有利になるのは当然」と あったけど、それ自体は俺も同感なんよ。ただね、ガープスをやる時に、 サプリたくさん持ってて、キャラ自作にも慣れたヤツが有利なキャラ 作れるのが当然なら、天羅をやる時に「業システム」に熟練してるヤツが 気合いいっぱい稼いで大活躍するのも当然のはずでしょ?  システムに不慣れな人が活躍出来ないのは「プレイヤーのせい」で、 演技出来ない人が活躍できないのは「システムのせい」ってんなら、 それはちょっと虫が良すぎ。  極論だが、演技中心のRPGが「ゴッコ遊び」なら、システム重視のRPGは 「算数」でしょ?同じTRPGといっても、コンセプトが異なる以上は無理に 同じ枠に入れるべきではないと思う。単に、「区分」しておけばいいだけの話、 あとは好みの方をやれば良いってだけでしょう。  ちょっと真似して、例えてみると・・・ボクシングのリング上で、蹴りや 関節技の有効性を力説されても困る。ボクシングのリングは拳で戦う 拳闘士たちの戦場なのだから、拳での戦闘術に特化したものが勝つのは 当然の事。蹴りや組打ちがしたいんなら、ボクシングにケチつけるよりも 違うリングに上がればいいだけの話じゃないの、ってことっすよ。
だってあれ、レオマスター専用機だってんだもん。 投稿者:そうのすけ  投稿日:05月26日(金)10時48分45秒 >K.Tさん >前者を好むプレイヤーの方が後者を好むプレイヤーより優秀である、 うひゅぅ。追記追記。 んーと、僕がデータ好きなもんだから、そーゆー書き方になったんでしょうが(苦笑) とりあえず、そんな気はないです。 基準の異なるものに優劣をつけることは「道」に反しますから(笑)。 えっとですね、同じ卓を囲む以上、その卓の中での「基準」は必要だ、と言いたいんです。 で、その基準とすべきは、「演技の達者さ」とか「格好良さ」ではなくて「ゲームのルール」だ、 と思うんです。 例えば(好きだな、僕も)、一人の敵に対して2人の戦士が戦っていたとしましょう。 戦士Aは、GMのお気に入り。GMはこの戦士を活躍させるべく、この敵を登場させたようなもの です。 一方戦士Bはそうでもない。 しかし、その敵がとても魅力的であり(うらやましい話です)、戦士Bのプレイヤーは是非、自分 も格好よく戦いたい!(そう思ってもらえるなんて、なんと幸せな悪役でしょう)と思いました。 しかし、戦士Bの演技は、どうやらGMのお気に召さなかったようです。趣味が違うのかな? そして戦闘が勃発しました!! クライマックスです!! んが。何故か戦士Aの攻撃はサクサク命中し、格好よい演出までついています。 しかし、Bの攻撃は、同じか、より良い出目でもかわされます。 戦士Bは、不条理感を感じたばかりか、一皮剥けるチャンスも失い、日々Sとかチョコとかに明け 暮れるようになってしまいましたとさ(最後は冗談だけど) こんな経験をしたことって、ないですか? 僕はないけど、ある人も多いでしょう。GMだって、おきにの悪役には美しく死んで欲しいから、 僕がGMの時は、けっこうやってしまっていたと思います(最近は気をつけてまぁす・・・)。 なぜこうなるか、というと、Bの努力が足りなかったのでも、GMの怠慢でも、Aの増長でもなく、 「基準を演技と格好よさ」にしたことが原因なのです。 格好いい演技をすることは素晴らしいことです。あやかりたいです(いや、マジで)。 が、「格好よさ」の基準はどこでしょう。 どんな演技がよいのでしょう。 「ボトムズ」が好きなGMと「きんぎょ注意報」が好きなプレイヤーでは、何を格好良いと感じる かは大きく違うでしょう(そりゃそうだ)。 いくら頑張ってぎょぴちゃんを出したって、鉄と油の世界で楽しめるとは思えません。 逆もまた真なりです。学園でパイルバンカーぶっとばせば、機動隊がすっとんできて、GM裁量で 強制的にギャグタッチの逮捕劇、となるでしょう(ATが機動隊に逮捕される姿は見たくないぞ)。 ルールやシステムというのは、価値観も基準も違う別個の個人を一つのフィールドで楽しませるた めのものなのです。 その意味では、  >天羅をやる時に「業システム」に熟練してるヤツが  >気合いいっぱい稼いで大活躍するのも当然のはずでしょ? というのは、まったくその通りです。 なぜなら、そうなるようにルールが出来ているのですから。 天羅は、上の例の問題点を「気合」によって解消した、画期的なゲームと言えます。 そこにおいて逆に、演技をしないで気合が取れず活躍できなかったことを不満に思うとしたら、 それはお門違いです。 D&Dにおいて、戦士が鍵あけをできないのを不満に思うのと同じく。 世界設定や卓の方向性においても然りです。 GMが「ハードなサイバーパンクの雰囲気でいきます」と宣言した卓で、コボちゃんをやった挙句 企業に殺されたことを不満に思うのはお門違いだし、 「ちびまる子ちゃんの世界で遊びます」と宣言した卓で、アシタカを作り、活躍できなかった事を GMのせいにするなんて言語道断でしょう。 僕が必要だと言うのは、「算数」としてのシステムではなく(いや、データいじりは大好きだけどさ)、 「基準」「共通認識」としてのシステムなのです。 もちろん、数学的に美しければ、言うことないですけどね(笑)。 >リストナートさん >確かにそれらの選択肢ならシナリオを崩さずに制裁や提案を残す事が出来るでしょう。 ま、あれもひとつの例に過ぎないのですけどね。 >一匹狼の話がありましたが、私的にどんな困難にも屈服せず、自分のケツを >自分で拭くのが決してかっこいいとは言えないし、それは一匹狼ではない。 えぇ。 このように、「格好いい一匹狼」だけでも、人によって違う訳です。 もし、自分的に格好いい一匹狼を演じていても、他の人が格好いいと思ってくれないことも有り得る わけです。 そのとき、「格好よさ」が基準なら(「その攻撃、格好いいから食らってあげる」等の演出判定 が普通に行われているとしたら)、その一匹狼は、いくら格好つけても空回りしてしまいますよね。 (ちなみに、この問題を解消したのが「天羅万象」の「気合」システム。「これが格好いいんじゃ、 文句あっかぁぁぁ!!」と気合を大量に叩き込むことで、無理やり演出判定に持ち込むことが出来 る。これは、逆に言えば「格好よく成功したければ、気合使ってね」ということで、演出判定を 防止する役割をも持っている) なお、「演出判定」には、マスターの行う「サイの目のごまかし」を含みます。 が、別にそれが悪いと言っている訳じゃありませんよ。 適量なら。 また「無理やり演出判定に持ち込む」 とゆーのは、「判定の結果を、自分で操作する」ってことです。 これが出来るゲームって、意外と少ないですよね。
確かに・・・ 投稿者:リストナート  投稿日:05月26日(金)14時57分16秒 >そうのすけ氏 氏の例えにおいて述べさせていただきたいと思います。 活躍というのは最前線にでしゃばって切った張っただけを言うのならば、戦士Bを 演じていたPLが蔑ろにされているのでしょう。 しかし、そこに自分のあり方を見抜けないが故にそうなったのだと、私は感じます。 ダイスの出目だけで対抗できないのなら、GMを振り向かせるだけのアイデアで勝負 出来たのではないでしょうか? 演技だ、ルールだとじたばたするから、「動けない」「楽しくない」と感じるのでしょうし、 活躍できないから一皮剥けないと感じるのでしょう。 上手くなりたい、楽しみたいと思うなら、さまざまな事を知り、自分の得意分野で勝負 すればいいのです。 戦士といっても、必ず最前線で戦うものではないはずです。様々な武器をその武器の有効な 使用法を知り、有効に扱うのが戦士だと思う。 同様に、PLなら自分のPCの有効な活躍法を熟知してこそ、そのPCを活躍させられるのです。 きっと、そのPC戦士Bは偏ったマスタリングから活躍の場へ導いてくれるPLの愛情が足り ないが故に昇華できるチャンスを逃したのではないでしょうか? ルールも覚えたくない、演技も下手だ、雑学も知らないという状況に甘んじたままプレイを やりたいのなら、PCの成長など度外視すべきでしょう。活躍したいのならば、そのための 努力は惜しまないことが前提になくてはならないのです。 活躍出来ない人は、活躍出来ないのではなく「活躍しようとする努力をしない」だけだと 思うのです。 畑の違いをGMや他のPLに納得させられるだけの力を得ればいいのです。それが嫌なら 気の合う仲間でみんなで仲良くやればいいのです。 いろいろ知っている方が有利というなら、自分もいろいろ知って有利になればいいのです。 ちょっと傲慢な言い方で申し訳ないです。
キャノピーに傷がッ!(泣) 投稿者:K.T  投稿日:05月27日(土)00時57分38秒  タイトルは気にせんといて下さい(笑)。  >そうのすけ氏  俺は天羅好きだから持ち上げてるけども、あのシステムも弱点多いん だよね、嫌になるくらい(笑)。その中でも最大の・・・というか、全ての 問題の根幹にあるのが「マスターの裁量」の幅が広すぎる、ってこと。  はっきり言って、公正さに欠けるマスターの元でやる天羅はかなり苦痛 です。しかも困ったことに、天羅を好むマスターには没頭型というか 陶酔型が多いので、己の美学をプレイヤーに押しつけがちなんですね。  ある意味、ルールの枠がスカスカである分、天羅のマスターに 問われるのは「誠意」かもしれません。卓に着いたプレイヤー全員に 対する、偏りのない「誠意」。これを満たしている天羅マスターは、 残念ながら俺の周囲には殆どいません。まあ、他人のマスタリングを とやかく言う前に、俺自身が質の向上を計らねばならないんですが・・・。  >リストナート氏  どうもはじめまして。  そうのすけ氏の例に対するご意見、ちと暴論の様な気がします。 戦士Aがマスターに贔屓されている状況の責任を戦士Bに負わせるのは、 その時点でBのプレイヤーを下に見ていることになりませんか?  そうのすけ氏の出した例は、両プレイヤーの技量が同等で、かつ そういう状況が発生した場合、ということではないでしょうか。  ちょっと例を挙げますと・・・。サッカーでPK戦をやったとしましょう。 キッカーAがシュートを放ちます。ボールは見事にゴールネットに突き刺さり、 一点を獲得しました。客席は拍手喝采です。 キッカーBのシュート、これも見事にゴールネットに突き刺さります。でも、 なぜか主審はノーゴールの判定。ルール上何の問題もなく、フォームが 変な訳でも、ボールが変な訳でもないのに、なぜかノーゴール。理由を 問うても、何の説明も無しに「主審の判断は絶対だ」と突っぱねられる・・・。 こんな状況で、助走距離を長く取ったり、回転かけたりコーナー突いたりして 意味があると思いますか?Bがどんなシュートを放っても、「Bが蹴ったから」 という理由だけでノーゴールにされるというのに・・・。それとも、PKの キッカーに選ばれたというのに、「PKだけがサッカーじゃない」とか言って、 責任放棄してキッカーを辞退すれば、見せ場がかぶらないから 良いんですか?  リストナートさんの言い方だと、初めからBのプレイヤーが「努力しない プレイヤー」であると決めつけてますが、この例はそういうことではない でしょう。同じルール上で、同等の実力を示しているにも関わらず、 マスターの「好き嫌い」で差をつけられるというのは、明らかにマスター側の 問題だと思います。  俺だって、何の努力もしないプレイヤーが活躍できないのは仕方ないと 思いますが、マスターが好きなプレイヤーを喜ばすためだけにルールを 曲げる状況では、努力したって結果は出せないと思いますよ。何故なら、 「結果」を出すのはマスターなんですから・・・。  別段、リストナートさんにケンカを売ってる訳ではありません。ただ、 「活躍できない人は努力してない人だ」というのには賛成しかねます。 努力して報われるのは、マスターに努力を評価する度量がある場合で あって、そういうマスターならそもそも特定プレイヤーを贔屓したりしない ものだと思いますが。    つまり、プレイヤーが活躍出来ないという状況は、マスターにも 大きな責任があるということです。これを理解してないマスターの元では、 どれだけ努力したって報われないと思いますよ。
(無題) 投稿者:どげお  投稿日:05月27日(土)08時55分12秒 せっかく、そうのすけさんからご指名されたみたいなので、 なんか書きます。 えー、パイルバンカーとぎょぴちゃんですか? 確かにかけ離れてますね。 どちらも免許を取れないことくらいしか、 共通してませんねー。 まー、私がマスターするなら学園モノでATくらい 出るかもしれません。 降着姿勢で駐車場の停めてあるでしょう。 でもレッカーに持ってかれてそれっきりですな。 ゲーム世界の共通認識の例えとしては、極端過ぎて適当じゃないな。 マスターとプレイヤー間の認識のズレってのは、 割とよくあるものですから。 例えば「学園モノ」を遊びます、という話になった時、 プレイヤーAは「ラブひな」を、 プレイヤーBは「凄ノ王」を、 プレイヤーCは「コータローまかりとおる」で、 マスターが「GOD SAVE THEすげこまくん」を意識してたら、 どれも学園モノの範疇だけども、それぞれ楽しみ方は 違うものになります。 おそらくプレイヤーAは面白く無いと思います。 しかし、この場合でもマスターによっては、 全員満足させることも可能だと考えます。 マスターにだって、好みや指向はいろいろあります。 シナリオの趣向から、やや外れているPCが参加しているとき、 どこまで許容できるかはマスターのキャパシティによります。 私個人としては、そのPCが「一発ギャグ狙い大味PC」で なければ、楽しませるよう努力します。 言い替えれば、その世界で普段どうやって暮らしているのかを、 想像できているPCならば、どんな活躍もできるし、 そうさせてあげたいと思います。 ここから先はそれぞれのプレイヤーのがんばりどころでしょう。 ただ、マスター経験者なら誰もがあると思いますが、 自分のシナリオに合ったPCだけに、焦点を当ててしまったことは、 ありませんか?確かにシナリオはうまく進行してくれるので、 一見成功しているかのようなんですが、終わった後で 他のプレイヤーから、不満足な評価をされた経験をしたことは 誰でも一度はあるでしょう。私もありますとも。ええ。 ゲームの楽しみ方について様々言われてますが、 プレイヤーの楽しみなんてシンプルなモノだと思うんですよ。 自分のPCの見せ場が一つ二つあればいいんです。 クリティカル・ヒットであれ、かっこいい決めゼリフであれ、 そのPCの見せ場のための餌をまけるかどうかが、 マスターに対する評価の別れるところではないでしょうか。 ルールを覚えるとか、演技を勉強するとかは、 結局PCを活躍させるための、下ごしらえでしかありません。 遊びなんだからそんな勉強しなくても、それなりには 楽しめるようにしないと成り立ちません。 ・・・ルールブックって読みづらいよ。苦痛な時もある。 演技だって簡単に身に付くものじゃないしさ。 話が逸れました。 マスターにとっては参加メンバーの頭数でしかなくても、 プレイヤーにとってはそのPCが主人公です。 マスターたるもの餌の4・5発撒けないでどうします。 時に直球、時に変化球、反則、闇討ち、なんでもいいんです。 一端食い付いてきたPCは、自分からシナリオを盛り上げて マスターの予想以上の活躍をすることだってあります。 ・・・それでも食い付かなかったら? そういう場合もあるでしょう。 ただし、えてしてそういう場合は、プレイヤー側に 食い付かない、食い付けない理由があったりします。 マスターはそこまで考慮すべきでしょう。 参加したくないのに卓に座るはずは、ないのですから。 それでもダメならしかたありません、放っときましょう。 K・T氏の意見での例はマスターの悪い影響力の 最たるものだと思います。 この例から逆説的に述べているマスターとしてのあるべき姿勢は 常に意識しなければならない重要な条件だと思います。 リストナート氏の意見では、プレイヤーとしての姿勢を 厳しい言葉ですがうまく言い当てていると思います。 TRPGは遊びですが、相当に奥の深いものです。 単に「ゲームを遊ぶ」の更に先があると私は思います。 この意見はその先にまで言及しています。 ただ、お二人とも至極もっともな意見なんですが、 これらを念頭に置いて遊べるのは、ある程度の慣れた人達に 限られるでしょう。 話が高度過ぎて、ビギナーには毒になりかねませんな。 ま、ビギナーは来ねーか、この掲示板。
久々に・・・・・・ 投稿者:土佐まんじ  投稿日:05月27日(土)17時24分54秒 どうも、ご無沙汰していました。土佐まんじです。 結局のところ、プレイヤーと、プレイヤー間、そしてマスターの相互の歩み寄りと, それを解消する場を提供することって必要ですよね。  私も以前、「西部劇モノ」をPLで参加したとき、僧侶であったのですが、 他のPCのネイティブ・アメリカンに侮蔑的な行為をしたときがありました。  個人的には、そのPLと心も知れているし、特に問題ない行為と思いましたが、 マスターとしては「僧侶としてあるまじき行為」と、非難されたこともありました。 マスターの言い分も判るのですが、開拓時代の考えは私なりに判断するに,異国民(特に 宗教的つながりがない対称)に優しさを持つほうが異端に感じられました。  ま、ちいさなことですが、こういうとらわれ方で差異がでることは多々あります。 ある程度、どちらか広い心をもてば些細なことですが、心の狭い私はしこりを残しました(苦笑)。   「学園モノ云々」のくだりですが,私はここまで極端に考えが違えば回避できるものと思います。 キャラメイクの段階である程度の雰囲気や、その人のやりたいことも伝わってくるでしょう?  もう、この時点からゲームは始まってますので、むしろこの最初に注意することが一番大切 だと思います。また、マスターも正直「学園モノ」「西部劇」一言で済ます人がよくいますが、 本当はもう少し情報を提供し、より面白いセッションになるように試みる必要があると思います。 やはり、危険な目は小さなうちになくす方がいいものです。
仕事終わったばかりです 投稿者:リストナート  投稿日:05月28日(日)09時59分56秒 いやぁ、盛り上がってますな(笑) まず、K.T氏に一言。私は暴論を言ったつもりだし、傲慢な言い方だと謝意を述べましたよ。 問題は私の発言が暴論か否かではないはずだ。 さて、先日カキコした自分の意見に自分で追加論でもしてみます。 いくらPLが努力しても、どげお氏の言葉を借りて言うところのキャパシティには限界が ありますよね。 しかし、そうのすけ氏の例にあったようなGMではそのキャパシティを生かしきってやれ てはいないのですし、戦士BのPLを深く傷つけたことでしょう。私はPLの努力が足り ないと暴言を吐きましたが、そういうGMのあり方こそ悪いのです。 どげお氏のいうように、そういうGMは不満足な評価を受ける事でしょう。 ならば、そういったシナリオに参加したPLはシナリオ終了後に、そのGMが「間違っている」 と強く非難し意見を交換し合ったのでしょうか?今後、続けていこうとするならば、PLは GMのキャパシティにも影響力を持つ努力をしなくてはいけない。 「自分たちのPCはこういう奴だ」「自分はこういうものに興味があるんだ」とPLとGMは 普段から互いに議論し会うべきです。 なぜ、戦士AはGMの贔屓を頂戴したのでしょうか? それだけ他のPCよりも分かってもらえていたからではないですか? 私が推測するに、戦士Bは戦士Aと同じように違う方法で敵に攻撃したことでしょう。 明らかにダイスの目は戦士Bが戦士Aより勝っていた。しかし、ヒットしたのは 戦士Aのほうだった。戦士BのPLはその場で抗議をし、GMは自分の采配だからと 突っぱねた。戦士Bはその後シナリオに対して消極的になった事でしょう。 そこにあるのは演技の差だけだったのでしょうか? 私は戦士Bのその違いを演技の差と決めつけないでしょう。 色々な要因が掲げられるとしますが、そこでGMにPCの言葉で疑問を投げつけ 納得のいく答えを返してもらったでしょうか? 演技に係わり無くそのくらいの事は出来るでしょう。それをしたかどうかが問題なのです。 しなかったのなら、PLはそのPCの活躍する努力をしなかったに等しいのですから。 さらに暴論を言わせてもらえるのなら、登場人物全てが主人公の作品などつまらないに 決まってるだろう。すでに主人公の決められたシナリオなら脇役に徹してみたらどうですか? 立派に主人公の礎となり、影や日向となってフォローのできる脇役をしたことがありますか? そういった脇役は見せ場ではないのですか?活躍ではないのでしょうか? サッカーの例が良く出るが、ならば言わせてもらう。 ペレは神様と呼ばれるが、なぜ釜本ではダメなのだ? 現在年寄の同じシュートを打ってゴールしても、何故釜本では熱狂しないのだ? そこに偏見は絶対に無いと言いきれるのですか? >管理人 今回は敢えて暴言を書かせて頂きました。気に入らなければ削除しても構いません。 大した内容の事でもありませんし(笑) ただ、これだけの議論が出来る場はここだけだと思います。 私が荒らしに来た訳ではない事は分かっていただきたい。陳謝。 ※(シル(略)子より) リストナートさんは、上記のカキコを「暴言」と自称されていますが、 誰かが、上記のカキコに「キツいなぁ」と感じられても、 「真剣に」カキコしていると、俺が感じられる以上、削除するのは公平でないと判断します。 自分以外の意見は間違いである、と言うスタンスを俺は取りたくないので。 俺はこのサイトの内容をいじくれる権利があるので好き勝手書いていますが、 それ故、掲示板の内容くらいは、客観的な視点で捉え、 他人の個性・個人情報を中傷する内容でなければ、削除してはいけないと思っています。 それにそうのすけさんも、どげおさんも、K.Tさんもシル(略)子のリアル友人で人柄を知っていますから、 彼らがそんな事に怒る「子供」では無いことは分かっています。あまり心配しなくても良いですよ。 相手を尊重する気持ちを忘れず表現して下されば、問題ないと思っています。
これ以上は・・・。 投稿者:K.T  投稿日:05月28日(日)14時49分00秒  >リストナート氏  ・・・続けても水掛け論にしかならないんで、やめときますよ。どのみち、 俺はリストナートさんと直接卓を囲んだことがないので、これ以上は無意味 でしょう。理屈の上での反論ならお互い幾らでも続くでしょうが、俺が マスターとして、プレイヤーとしてどの程度の水準なのか、掲示板で伝える こと(というか、証明すること)はできませんし、逆に貴方がどの程度のレベル なのかも俺には分かりませんから。結局TRPGの話は、一度一緒に プレイしないと分からないものですからね。    あと、サッカーの例ですが・・・。「ならば言わせてもらう」といわれても、 この件に関する例としては不適切なのでは?審判の選手に対する扱い ならともかく、ファン心理の話は関係ないのでは。無論、ファンの態度には 偏見が含まれてると思いますけどね。・・・つーか、「現在の」ペレや釜本に 熱狂してる人がいるんですか?その人達が大事にしてるのは、現役時代の 彼らの思い出なのでは・・・。    俺は「戦士B」のような嫌な経験をさせられたことが幾度も有るので、少々 大人気ない反論だったかもしれません。俺個人としては、リストナートさんが 挙げたような抵抗はしたつもりですが、それも証明する術も無いことです しね・・・。  いずれにしても、せっかくこの掲示板が盛り上がってきたところですから、 この件はもうお終いにします。
・・・(笑) 投稿者:リストナート  投稿日:05月28日(日)22時27分39秒 >K.T氏 気にし過ぎですよ。私はあなたと喧嘩してるわけではないですから。(笑) かといって、他に喧嘩の相手がいるわけでもないですが。 ただ、GMもPLも、果てはPC・NPCに至るまで、その全ての要素が「水準」だの 「レベル」だのと言われるのは見苦しいことだと、私は感じます。 それに、実際に卓を囲まなくても、思慮の深さでだいたい判ります。 さて、先日の件を私は「ペレ・釜本」と言いましたが、その真意は次の通りです。 くだんのGMは戦士Aに対して明らかに審判ではなくファンだと言える。 そのGMに戦士Aは、過去のシナリオにおける華麗な演技で「ペレ」に見えた事でしょう。 逆に戦士Bは、ルールに堅実ではあるがその演技力は無骨でとても華麗とは言えず「釜本」 そのものだったのです。 ここで必要なのは、明らかに例えであり実在の人物が「実際に」シュート合戦をやって ファンが「実際に」熱狂するかどうかではないのです。 想像してみてください。「ペレ」も「釜本」も国民の期待を背負って世界選手権に出てる ではないですか?しかし、シュート合戦の結果はどうでしょう。「少しでもゲームを知って いる」者ならばどちらのシュートを華麗だと思うでしょう? GMとはPLの一人なのです。絶対審判であってはならないのです。 それがTRPGのルールにだって、しっかりと書かれているものもあります。 また、ルールも絶対審判ではないのです。指針であると、しっかり書かれている ルールもあります。本来ルールは道標や選択肢といった意味の言葉ですから。 そういったファンの一人に過ぎないGMに正常な判断を求めて、絶対の裁量を 任せたPLは何故に非難されないのでしょう? 抵抗ではなく、互いに既存のルールと演技の関連についての再確認を求めるべきなのです。 それこそがTRPGを楽しく行う方法だと私は思います。 楽しむためには、それ相応のリスクを負うべきですから、巷の風評などにある「楽しい TRPG」などと言うのは「ごっこ遊び」にさえ劣っているのではないでしょうか。 ちなみに、K.T氏は戦士Bのような目にあって、なお意義反論をしたがGMには聞き 入れられなかったのですか? それはGMに恵まれなかったと思って、他のGMを立てるか、自分でGMをした方が いいですね。世の中聞き入れてくれないのが当たり前ですから、抵抗したという証明など 無意味ですよ(笑)かく言う私にもそういう経験があるのですから。 私は後味悪いの嫌いなんですよ。 K.T氏の言い分も判っているのですが、首を縦に振るだけでは何の議論にも ならないでしょう? 気を悪くなさらずに熱く語り合いましょう!!(笑)
endra@yahoo.co.jp感想等あれば・・・