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ジャクリーン=エンデリル(NPC) 

 
   ファイター:8Lv
     セージ:5Lv
   ジェネラル:8Lv
    ノーブル:7Lv
 
 ムーデ伯。
 神聖リディンス王国将軍。
 リディンス白鷲騎士団第3師団長。
 聡明なる蒼鷹。
  
 シルヴィア、バレンシアと共に、
 ローネス朝初期「女将軍の時代」を象徴する人物の一人である。  
 シルヴィア、サーリッツと共に知勇兼備の名将と謡われた人物だが、
 その容姿もユニークな物であったと伝えられている。

 浅黒い肌に黒髪のポニーテール、隻眼、両手利きの二刀流。
 将軍時代のジャクリーンは滅多に激することのない、
 冷静な将であったらしい。
 その自己顕示欲の少なさ故に、シルヴィアやサーリッツに甘んじて
 武官のNo.3ではあったが、その軍才に関しては決して前述の2者に
 劣るところは無かったと伝えられている。

 シルヴィア=ランカスターはその著書「後リディンス軍制録」の中で、
 ジャクリーンを次のように著述している。

  「攻めて良し、守って良し、とは
   彼女の為にあり得べき形容である。
   (中略)
   サーベリオンの乱に際し、彼女の最も際だっていた点は
   サーリッツ将軍に勝るその機動力である。
   (中略)
   サーリッツ将軍の陣がその堅牢性によって名高いものであるならば、
   ジャクリーン将軍はその機動性と柔軟性によって
   評価されるべきである。
   (中略)
   彼女の長蛇陣から鶴翼陣への陣替も機敏なることながら、
   その鶴翼陣の運用の上手さも特筆されるべきである。
   左右翼の前進後退はその戦場の推移によって
   変幻自在の冴えを見せ、敵軍を翻弄、陣形の崩壊に結びつける。
   これは彼女の刀法の二刀流に通ずるものがあるのでは、と
   思われる。」

 実際、ジャクリーンは対ドラゴン・スレイヤーとの大規模会戦においても、

  シルヴィア・サーリッツ師団の防御専念
 →ジャクリーン師団の遊撃隊攻撃
 →敵陣形が浮き足立つ
 →バレンシア師団の猛突撃で敵軍壊乱
 →全軍総攻撃にて敵壊走
 
 というリディンス軍の必勝戦術で重要なターニングポイントを担っている。
 それだけシルヴィアを初め、他の諸将に実力を認められていた証拠であろう。

 シルヴィアの著書にあるとおり、その二刀流も当時としては
 かなり異色のものであったらしい。
 破斬剣、戦斧、戦槌等に盾か、もしくは両手持ちの重武器を用いて、
 直線的に闘うこの時代の騎士の闘法に対して、
 片手剣二丁による、板金鎧の接合部を狙い違わず貫いていく刀法は、
 幻惑的で、打ち破るのに至難の技であったらしい。
 当然、彼女以外の人間には簡単には使いこなせない
 我流と捕らえられていたようではあったが。

 シルヴィアは同輩の3将軍を評して、
 誰が欠けても女王陛下の白鷲騎士団ではない、と
 常に公言していたという。
 ジャクリーンはこの信頼を決して裏切ることが無かった。

 その国に対する忠心の厚さの例としてジャクリーンは、
 シルヴィア、サーリッツに匹敵するほどの実力を持っていながら、
 敢えてどちらの派閥にも立たず、常に中立的言動を
 採っていたことが挙げられる。
 これは派閥争いの激化によって
 国政が不安定になることを恐れたためであろう。
 そのため却って、両将軍からも信用が篤かったようである。
  
 ジャクリーンは、必ずしも本当に野心の無い人物とは
 思われていなかったようである。
 その目を伏せたままの微笑みが、
 その心中を明かすことは滅多になかったというのがその理由である。
 ある意味、この微笑は第3の派閥を思わせるものであったようだ。
 だが少なくとも、彼女はその生涯一度たりとも
 野心を表にしたことは無かった。
 その理由がどこにあったのかは依然不明のままであるが。


  ジャクリーン肖像  えー、シル(略)子の落書き第2弾です(^^;。  大学時代のプレイ当時、勝手に書いた  イメージスケッチです。(きったな〜(^^;;;)  一応GMのナーミ氏に掲載許可は頂いていますが、  俺としてはあくまで  アンオフィシャルなものということで・・・。  (やっぱり多少なりとも恥ずかしい(^^;) 20代後半〜30代前半のイメージです。    シルヴィアは彼女とは特別敵対してはいないし、  彼女と深く交わったのも、  大将軍になってからの事ですから、  正直、彼女の前半生については良く分かっていません。    ですが、驚くべき事に、現在('99/10)  ナーミ氏が山口県で行っているキャンペーンでは、  シルヴィア以前の時代を扱っているそうなのですが、  若き頃の彼女がNPCとして  活躍しているそうで・・・(^^;。  俺がプレイヤーの頃こそ、落ち着いた  喰えない女性NPCだったのですが、  聞いた話だと若い頃は  結構無鉄砲だったようで・・・(^^;      以下に、ナーミ氏から送付頂いた、  現在のキャンペーンにて新たに追加された、  彼女の略歴を紹介致しましょう。  浅黒い肌、隻眼のリディンス白鷲騎士団第三師団の師団長。  二刀流で、剣の達人。  若い頃は、武勇一辺倒だったが、  ある事件をきっかけに冷静な判断力を身につける。  各師団長の中では口数も少なく、  リスメインを除くと特に親しい人物もいないが、  その実直さは誰もが認めるところ。 また、生涯夫は持たなかった。 (西方歴)  520年 上級騎士グリース=エンデリルの長女として誕生。      兄弟は他に兄ディアン、妹メレザの二人。      ジャクリーンは物心付いたときより騎士を目指し、 リスメイン=ソフィアと共に騎士を目指す。    エンデリル家とソフィア家は古来より仲が悪いが、 ジャクリーンはリスメインとは仲がよかった。 (騎士を二人で目指した理由は当時美男子で 貴族の娘たちの憧れであったカミュに近づきたいという願望のため。      結構ミーハー。)      その後、リスメインは親と喧嘩して家出し、カミュをあきらめる。 538年 念願の騎士の叙勲を受ける。      その後王都警備隊第四小隊副隊長として 隊長カミュ(当時、左遷されていた)の部下となる。 540年 アイリーナ、カミュらによる国王暗殺未遂事件の際、      出奔したカミュの代理として隊長職を引き継ぐ。 その後軍によるマーファ神殿襲撃の際に王の考えに疑問を抱き、     信者を逃がす手引きをするが、追っ手によって左目を失う。 そんな彼女を救ったのが行方をくらましていたカミュ。 しかし、喜びもつかの間、想い人カミュは アイリーナと恋仲に陥っていた。 さらに両親、兄を王によって殺害される。 その後、カミュらの大望は成就され、      やがてアイリーナ女王と結婚することになる。      だが、ジャクリーンの心には深い傷跡が残る。複雑な心境…  541年 南部の島国ヴィアード王国にて女王の許可を得て      翌年まで諸国を見てまわる。 (真相は女王を辱めようとして、邪悪な組織にだまされていた      ジャクリーンを女王が許し、彼女を他の貴族達から守るため)      ここで見聞を広めた彼女は学問の大切さを知る。      この頃から学問、兵法を身につけ、性格も慎重になっていく 550年 サーベリオンの反乱の際、シルヴィア側についた彼女は、 乱後、第三師団の団長と伯爵の位を得る。        リスメインというのは、バレンシア将軍の姉で、傭兵上がりの女性です。  ふ〜ん、リスメインさんと仲が良かったんですね。    ・・・ぷぷっ(^^;。  ジャクリーンもカミュの事が好きだったというのは笑っちゃいましたね。  今では虫も殺さぬ顔で、そんなことはおくびにも出さないのに(^^。  ・・・今は男性の事など口には出さないのは、  カミュにプラトニックな気持ちを生涯捧げて、  他に色恋沙汰はしないと決めたからなのかも知れませんね。  左目を失ったエピソードも始めて知りました。  ・・・どことなく三国志演義の夏侯惇を思わせます。  だが、ナーミ氏に言わせると呂蒙だそうで・・・  確かに、若い頃は武勇一遍で、後から知将になったのなら  そのイメージも強いですね。  カミュを奪ったアイリーナに、辱め(キャ(^^;)を与えようとした  ところも、先日までのキャンペーンでPCに防がれたそうです。  ・・・いや〜、その後の彼女からは全然考えられん(^^;。  シルヴィアの台頭前と台頭後では、大分彼女は変わったようです。  以前の無鉄砲さはナーミ氏のPCを思わせます(爆)。    う〜ん、色々と今のキャンペーンの話を電話で聞いていると、  そちらの方々とも一度一緒にゲームをしたくなりますね(^^。  (ラブコール撃っておきますね。ご覧頂いているそうですし(^^;;)    ナーミ氏には正月休みに再会するため、山口県に遊びに行くつもり。  う〜ん、こうやって書いていると懐かしい気分になるなぁ〜! 
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