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| Vol.10 温泉アラーマ (2002.2.17) | 
| 今日は以前から行きたかったスペインの温泉に仲間10数人と出掛けることに。 スペインには、かつてローマ人たちが支配していた帝国時代、そしてレコンキスタ前のアラブ人たちが 開発した温泉場がスペイン国内に点在しています。 今回訪ずれるのはアラーマというレコンキスタ完成のグラナダ攻略のきっかけにもなった グラナダ県にある温泉町。その街の歴史のご紹介を少し。 このアラーマはその昔15世紀後半イベリア半島に唯一残るイスラム領土グラナダ王国の拠点。イスラム側のアラーマに対する反撃が激しく、キリスト教徒側がかろうじて持ちこたえ犠牲も甚大に、Castillaの軍法会議では退却支持が大半、その中で女王イサベルは静かに語った。 「アラ-マを死守するのだ、そこを足場に敵にとどめを刺すのです」と。この女王の声がスペインのツワモノ達の間鳴り響き、十字軍精神に火をつけたとか。 | |
| そんな伝説を思い浮かべながら、Malagaから地中海に沿って30キロほど北上し、 そこから50キロほどうねうねとした山道を登り海抜1,000mにある町グラナダ県のアラーマへ。(ちょうどグラナダとマラガの県境に位置します。)アラーマ市内を少し行き、菩提樹を数百メートルいった森の中にありました天然の露天風呂が。自然の川が横に流れ、あたりは菩提樹の森、気持ちよかったです。ただこの混浴露天風呂は脱衣場も何もなにもないので、川のほとりで着替えをすませ、さっさと入るのですが、わがマラガチームはスペイン人だけでなく、アメリカ・カナダ・スウェーデンなどの娘たちと一緒に来たので、珍しげに川の上の橋に見物客がいつのまにかたくさん。中にはカメラで撮るパパラッチ輩も。しかしみんな手馴れたものなので、笑いながらさっさと着替えをすませて、無事終了しましたが。 | |
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 最後は近くのTrucha(鱒)料理が 皆さまもスペインお立寄りの際は | 
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