Mi  Diario (旅行記)
 Vol 4  ドン・ダンディ篇 (2001.3/1)  ※Don(ドン)は、男性名の前に付ける尊称
                                                     Senor
(セニョール)=Mr

いかした老人になりたい!」
Andalucia(アンダルシア)への帰りのバスを待つBar(バル)で白髪のSenor(紳士)と相席となった時のこと。


「No te importa sentarme? 座っていいか?」と
ビールをガブ飲みする私に聞く
70歳をこえたとお見受けする白髪の紳士が1人。
あたりを見渡すとどうやら満席のようだ。
「Claro que si.(もちろんです。)」と私が答え、
笑顔とともにお座りになられた。


「1人旅か、いかしてるな」と思いながら、
ふとそのCaballero(紳士)が食べているものを見てビックリ。

"Pollo asado con Patata frito(フライドチキンとポテトフライ添え)
Caramales frito(イカフライ) "
をつまみながら、
白ワインをゴクリ、ゴクリ。
昼の2時から凄いな。
こっちときたら、30歳になったばかりだと言うのに、
"Patatas con alioli (おイモのアリオリソース)
Boquerones en vinagre(イワシの酢漬け)"
のあっさりMenu。

引退後Amigos(友達)やFamilia(家族)との時間もいいけど、
健康な心と身体を維持してふらっと1人旅にでかけて、
ワインを飲む。「よっ、Guapo(男前)」Dandyやね。
これ、いいかもしれんな。
あまりにうまそうに飲まれていたので、
赤党の私も飲んでたCerveza(ビール)を飲み干し、
釣られて白を頼んでしまい。「ゴクリ」。
いけるね、白も。

私はすっかり満足して、食事の締めにCafe solo(ブラックコーヒー)を飲んでる時、
その紳士のバスの時間が来て立ち上がられたので、
すかさず「Buen viaje(いい旅を)」と私が声かけると
「Igualmente(君もな)」とかすれた声。

Guapo(男前)すぎやで。声までええやん。

俺も70歳でVino(ワイン)飲んで1人旅だ!
自分勝手な目標を決めた今日この頃でした。
ドン・ダンディのように。

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