* * * * Mi Diario(旅行記) * * * *
Vol.8 スーパークラシック(Real Madrid vs FC Barcelona)
                       
(2001.11/4)                      


スーパークラシック
Liga de Espanolaの黄金カードであるレアル対バルサ。
世界を代表するこの2クラブの対戦は
Casa(ホーム)&Fuera(アウェイ)の年2回。
対戦1ヶ月前から特集番組が組まれ、
待ちに待ったこのカード残念ながらチケットを取れず、
BAR観戦。

過去3年の欧州最優秀選手が揃う豪華カード。
1998 Zidane(Real Madrid)
1999 Rivaldo(FC Barcelona)
2000 Figo(Real Madrid)
2001の候補である Raul(Real Madrid)



Figo Rivaldo Zidane Raul
スペインにおけるレアルとバルサは、
東京と大阪そして巨人と阪神

したがって、スペイン全州各地にフアンが存在し、
名古屋でも実は巨人フアンが多いといったところ。

BAR観戦といっても、
スポーツBARのような洒落た雰囲気はなく、
おやじさん達や子供がわいわいしてます。
グループデートに利用する子たちもよくみかけますが、
男の子が段々熱くなっていくのと反比例し、
女の子はつまらなそうになっていくのもお馴染みの風景。








試合が始まり、BARのおやじさんも試合に集中、
注文は一時ストップ。

さて試合の方は、
バルサが左右のサイドをうまく生かし波状攻撃。
ゴールにつながらないまでも決定的なチャンスを迎え、ゴールは時間の問題かに見えた前半24分、Zidaneが粘り左に開いたMacmanaman→ゴール左のRaulが頭で折り返しゴール前で待ち構えたMorientesが、
Goooooooool,Gol,gol,goool。

BARの全員がsalta(跳び)あがり、大歓声。
実は全員レアルフアンでした。
私も跳んだため、写真はお預けに。
このゴールを決めたMorientesは、
私のfavorito(お気に入り)の正統派ストライカー。
エースのスペインの貴公子Raulは、
スペインでも評価は勝負強いとのことですが。。。。
技巧派すぎて、どうも苦手な次第。

前半がこのまま1−0で終了し、
ハーフタイムに入ると我々もハーフタイム。
トイレに行く者Cervezaを注文する人、
もちろんBARのおやじも上機嫌で給仕。
「Caballero,quiere otra」
ジェントルマン、もう1杯飲むかいなどと
気付いたらCerveza(ビール)が追加に。
日曜日だからいっか。
後半が始まると、
ざわついてたBARが一瞬静まりかえり、集中モード。
試合は変わりレアルが支配したまま、
Figoの移籍後クラシコ初ゴールで終焉。*注1
レアルもホームSantiago Bernabeu
観衆74,000人+周辺のファンはそのままFiestaへ。
田舎のBAR観戦もわれわれは、
試合結果に満足しにっこりしながら、家路へ。
さあ家でCerveza飲みながら、スポーツニュース見よっと。



*注1:元バルサのエースだったFigoは
昨季レアルに移籍し、自身は
バロンドール(欧州最優秀選手)獲得するものの、
1年前バルサのホームCampnouでのクラシコは、
客席からものが投げられ、
コーナーキックも蹴れず、隠れるようにプレー。
今なおフアン・バルサ関係者から
裏切り者とののしられる因縁。









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