■第18回 8月18日 スウェーデンVSオランダ親善試合観戦記■



上の写真はパス練習後のランニング練習風景。よりにもよってトビー、ズラタンの後ろで練習してるから身長差が際立って爆笑。同じようにそんなに身長高くないフレディと比べても、なんかこまこましてるのはなぜ?と思いつつ。この場面、結構写真とったんですが、ランニングという性格上、とにかく動いてるのでピントがあわずまともなのはこの一枚のみでした(涙)。奥でサブ組が練習してるのですが、ニックが見えますね。

こちらのメルベリさんは、上のランニング前のグループパス練習のショットだと思われます。手前はぶれてますが、 フレディかと。この2人がこの日はペアだったのかしら。


さて、そんなこんなの練習も終わり、お客さんもまあそれなり(でも多くはない)に入り、いよいよ選手入場とあいなりました。その前に、自分の席の前にカメラマンがどちゃっと現れたので「なんで?入場の場面を正面で撮りたいから?」と不思議だったんですが、FIFAアンセムにのって入場してきた選手は、普通 ならメインの方で正面を向くのに何故か直進。

ええええ?

そう、テレビで見てた方ならお分かりだと思いますが、この日は国歌斉唱はメインではなくバックスタンドの前で行われたんですね。それに気がついた時「こっちの席でよかったーーー!」と現金にも思ったものです。FIFAアンセムの前奏が終わるか終わらないかのあたりでバックスタンドからもの凄い量の紙ふぶきが飛んで「うわ、さすが100周年の試合!」と驚きつつ、結構感動しました。そんな場面はこちら。紙ふぶきであんまり綺麗に撮れてなくてすみません、選手もみんな「凄いぞ」といわんばかりに見てる感じ。で、一番左のChippenの仕草はなんだ(笑)?

ということで、試合です。ここから先は見るのに精一杯なので 殆ど写真はありません(数枚撮ったけどブレブレ・・・)。そんな試合全体の講評も少し。前半は左サイドが遠かったのですが、それでもオランダの7番(カステレン)の速さがとにかく際立っていて、彼の対処でエドマンがめちゃくちゃ大変そうでした、もうあがるどころの話ではなかったような(そして疲れきって後半交代?)。そして結果的には前半のみだったフレディは「やっぱ上手いな」と随所で思いました。てなわけで、フレディさんとダービッツのマッチアップ前の1ショットです。

これは途中、何かで試合がとまっている時の写真。この紙ふぶき、前半は掃除しないまま試合になっちゃったので、ピッチ上はこんな感じです。ということで、ハーフタイムは大お掃除大会になっていました。さて、奥の方でお話しているのがフレディとトビー。アップにしたのが以下、真ん中の縦2人ということで、よく話してました。しかし小さいコンビですね(笑)。

完全に今回は「フレディのための」ダイアモンド陣形で今回は臨んだように見えたので、そうじゃなくなった後半、元のフラットな4-4-2に修正するのが大変そうに見えたのは私だけ?アンデシュがフレディの位置に入ったというわけでもなさそうでしたし。まあそれを言うと、後半でセンターDFをルチッチとハンソンにして、ハンソンにキャプテンシーというのはどうだ?とも。あそこはやっぱりキャプテン・ルチッチなのではなかろうか。

で、この日の左サイドといえばChippenなんですが、「どうなの?」というのが私達の意見。でも家に帰ってきてVTRで見ると、Chippenのプレイってテレビ映えするんですよね、生で見てるほど「えー」とは私も思わなかったりしました、騙される(なんて言い方だろう)。

実際のピッチでも目の前をドリブルでつっきっていく速さは素直に凄いな、と思いました。ただ、とにかく玉離れが本当に悪い。また後半、エドマンに変わって入ったドルシンが、スローインになるたびに「とりあえず目の前の近いところにいるChippenに渡しとけ」と思ってるのかなんなのか、全部ボールを彼に渡すので、貰ったボール持ちすぎ場面が何度もリピートされてしまい、選手なのかお客さんなのか失念しましたが「パスだよ、パスしろよ!」という感じで叫んでる人がいたとか(sinさんのレポによればトビーか!(笑))。このあたり、改善されるのか、それともこのままなのか、要注目かもと思っています。パンフによるとChippenは元来は左サイドな模様、そうだったのか。

ところでスタメンじゃなかったニックとアルベックとアンデシュですが、時折ベンチやアップの様子を見てると面白かったです。ベンチではアルベックとアンデシュはやっぱりお隣で、お話しまくりな模様。ニックは何が笑えるって、ジャージの下がこのときも長いトレパンのまんま。まあかなり冷えてきてたというのはあるのですが、それにしてもまだ8月だよ、ニックー。ハーフタイムにサブ組はピッチで練習なのですが、アンデシュが誰よりも早く出てきて、誰よりも一生懸命アップしてたので「出る気マンマンね」と思いました(綺麗にとれてる写真がない〜)。なので、後半最初からの投入も納得です。でもアンデシュはもう少し攻撃的な方がいいような気がしました。フリーキックは枠にいっていてあいもかわらず綺麗で「おー」と思いましたが。

ニックとアルベックの同時交代は見てる私達には大歓迎でした、拍手がとても胸にしみましたね。途中交代ということで、二人ともよく走れていたと思います。後日講評でニックのカムバックは問題なし!とメディアがいい、結果、W杯予選にも選出されてるので「本当に頑張ったね」としみじみとします。試合中にニックがボレーシュート打って相手の腕にあたり「ハンドちゃう?」とスウェ側が怒ったヤツは現地でも大ブーイングだったんですが、確証はありませんでした。が、家でVTRで見たら明らかだったので(まあでも、意図的ではないのかな)、こりゃ怒るわと。というか、この試合、全般的にジャッジがどうだ?という感じの部分があって、もちょっとスウェ側にはチャンスがあったんじゃないのかなと思います。トビーはいつもの通り、最初から最後まで元気にピッチを走ってたので「よし!」というところ、タフな子なんだろうなと思いました。まあしかし、内容的には後半はほんと「おいおい」という場面があって困ったものです。ズラタンに上手いボールを渡す術をこれからみんなで考えなくてはいけないような(この試合のズラタンのイライラはよくわかる気がしました)。



そんなこんなで2-2のドローで試合は終わり、いいといえばいいような。ユニ交換タイム。誰がだれとやら?という感じなのですが、実は上の写真で4番のユニ着てる途中で背中みえちゃってるのがニックだったりします(笑)、右隣は誰なんだろう。そして左隣、裏表逆に着てるのは誰(EUROのデンマーク戦の時、ニッセが同じく裏表逆に着ちゃってたのを思い出した)。イサクはまあ、ファンデルサールがさっさとひっこんじゃったら取り替えるチャンスがなかったのかな?と思えるのですが、ユニ取り替え集団からちょっと左に離れたところにいるトビーに爆笑。思えば私、W杯も含め、トビーがユニ交換してるの見たことがありません。汗で濡れてる自分のユニを誰かにわたすのがイヤなのか、それとも汗で濡れた誰かのユニをもらうのがイヤなのか(こっちな気がする)・・・謎ですが、いつでも機会があれば交換してるアルベックとは対象的です。


いうことで、試合後はバックスタンドであるこちらにきてくれたのですが、その瞬間は撮れず、帰る姿になってしまいました。左はじで脱いでる状態なのがアルベックですね。4番がニックで8番がアンデシュでしょう。で、とりかえてないトビーの浮きっぷりがたまりません。しかも自分のユニのはずなのに、この「彼氏のシャツ着た女の子か!?」というずるずるっぷりは一体。サイズないんだろうな〜というのが伺われます。練習着でも襟元が他の選手より涼しげなんですよね、これもきっとサイズがないのでしょう。

そんなこんなのRåsundaを試合直後には後にしたんですが、なってなかったのが、駅の改札!事前に回数券を買っていたにもかかわらず、パスの人以外の改札はキップ売り場兼の有人のところを通るしかないので超大混乱になっていました。最終的には、改札はオープンになって(=つまりキップなしでOK!)、混雑は解消されたのですが、Råsundaって普通 にリーグ戦でも使ってるし、今までも代表戦も何回もあるスタジアムのはず。試合後っていつもいつもこんなんなんだろうか??ユベントスがやってきたCLの時ってどうなってたんだろうと考えると怖くなります(まあ、フリーにしてたのでしょう)。

さて、試合後、ダッシュで向かったのはホテル。そう、選手バスと自分達のどっちが先か?という争いでもあったのでした(ようやるよ、とは言わないで(笑))。まあ普通に考えればバスのが早いだろうなと思いつつ、ホテルについたのですが、まさにそのどんぴしゃりのタイミングで協会の車(VOLVOのセダンタイプのドアに思いっきり協会エンブレムがついてるのでばればれ。IFKの車といい、スウェってどうしてこう(笑))が横付けになって、そこから降りてきたのが、アルベックとニックとエストルンドだったんですね!!うわー! ・・・そんな試合外のもろもろのこぼれ話は番外編にて。

また、同じ試合のsinさんのレポートは<こちら>からどうぞ!私の「トビー・ロックオン」レポよりはるかに素晴らしいレポですぞ。

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