ウィーンのカフェ


ウィーンの代表的コーヒー/ブラウナー(上)メランジュ(下)

ウィーンの風物詩、カフェ。オーストリアの他の都市と比べても圧倒的にその数は多い。トルコ軍のウィーン進撃以来、「黒い水」はウィーン市民に親しまれてきた。日本でも「ウィンナコーヒー」と言う種類のコーヒーがあるから、ウィーンというとコーヒーを思い浮かべる人も多いのではないか。
カフェハウスもその店ごとに独特の個性、雰囲気がある。ドアを開けると椅子の間をぬって忙しそうに働くボーイ、歓談する人々、新聞に読みふける人、なにやら書き物をする人。「ウィーナーゲミュトリッヒカイト」(ウィーン的居心地の良さ)と言う言葉があるが、カフェはその言葉を象徴している。
ウィーンのカフェと言えば新聞が付き物。前世紀、新聞が普及していなかった時代の名残り。カフェで読む新聞、うわさ話から人々は情報を得、歴史が動いた。

カフェのメニューを見ると色々な種類のコーヒーが有るのが判る。
代表的な物は
Mokka(モカ)またはSchwarzer(シュバルツァー):ブラックコーヒー
Brauner(ブラウナー )ミルク入りコーヒー
Melange(メランジュ)泡立てミルク入りコーヒー、カプチーノに似ている
Eiskaffee(アイスカフェー)日本で言うコーヒーフロート。

でも店によってもっと色々なヴァリエーションやオリジナルコーヒーがある。是非このメニューを見てほしい。リキュール入りのコーヒーは冬の寒いこの国の気候を反映している。

さて、このホームページの趣向に従って音楽に関連したカフェハウスをいくつか紹介しよう。それぞれのカフェの名前をクリックして下さい。


Cafe Dommayer(カフェ・ドンマイヤー)

Cafe Landtmann(カフェ・ランドマン)

Cafe Sacher(カフェ・ザッヒャー)
住所:1区、Philharmonikerstrasse 4
電話番号:5121487
営業時間:06:30-23:30
利用交通機関:U1, U2, U4 etc. Karlsplatz

Cafe Frauenhuber(カフェ・フラウエンフーバー)
住所: 1区 Himmelpfortgasse 6
電話番号: 5124323
営業時間:月ー金 08:00-23:00、土 08:00-16:00 日曜休業
利用交通機関: U1, U3etc. Stefansplatz


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