■懐かしい人 2005/2/1(火)



さて、今日ご紹介するドラマは


「快傑春香」






「ごめん、愛してる」



の後番としてスタートしたこのドラマは




生まれてすぐ他人の手によってオーストラリアに養子に出され
養父の虐待に幼くして家出しストリートギャングになり
恋人に捨てられた上に
その恋人を守るために銃弾を頭に受けていつ死んでもおかしくない体になり
生まれ故郷の韓国に戻ってきたら
実の母が実の弟とバカ親子っぷりを目の前で展開
実の息子である自分を使用人扱い
恋敵になる弟とは最終的に兄弟として(水)酒を酌み交わすが
母親には最後まで自分がもう一人の息子だと気づかれないまま
鼻血を出しながらバイク事故で逝く
ついでにヒロインが一年後に後追い自殺



という
救いようの無い切ない前作とは打って変わって







完全ラブコメ一直線。

前作と大違いです



韓国で古くから愛されている「春香伝」を現代版にアレンジしたと銘打つこのドラマが
このたび高視聴率に支えられて放送延長が確定した模様。



【春香伝】

南原で恋に落ちたモンリョンと春香。

この地方を管理していた父の栄転で引き離される二人
春香は必ず迎えに来ると言うモンリョンの言葉を信じ待ち続けるが
新たに赴任してきたハクドが悪政をしき、
春香を我が物にしようと画策

モンリョンとの愛を守り春香が拒み続けると
ハクドは春香を投獄して責めあげる。
それでも拒み続けるのでハクドはついに春香に死刑を言い渡す。

その頃科挙の試験をパスしたモンリョンは
春香の死刑前夜に
公儀隠密として南原に戻り
ハクドを倒し、春香を救い出しハッピーエンド。

※『春香伝』は古くから親しまれている物語で、何度も映画でリメイクされています。
 モンリョンとの契りを最後まで守り通した春香は、韓国女性の鏡とされてきました(なぜ過去形?)




で、アレンジされたドラマの内容はというと



「吹けよ春風」
のロケで行きました
春香伝ゆかりの南原を舞台に

おなじみ高校生時代から話はスタート




ハンチェヨン演じる春香(チュンヒャン)


ゼフィ演じる(モンリョン)





この二人がちょっとした間違いで
同じ部屋で一晩明かしてしまい
もちろん何もしてませんが

それが学校内に知れ渡り
世間体を憂慮した親と学校側の圧力で
結婚する羽目になる








いきなり高校聖夫婦です


内容がコメディなので
陰湿ないじめとか
夜な夜な欲情とか

そういったリアルな描写は無く
もちろん鶴見辰吾も登場しません
あくまでも快傑







で、原作の春香伝での悪徳代官ハクド
チュンヒャンを影ながら助ける足長おじさんという位置づけで恋のライバルに。







となれば韓国ドラマ必須の四角関係のもう一角として
モンリョンが憬れ続けるヌナとしてチェリンが新キャラで登場



まぁ、この四人を中心に


夫婦役を演じざるをえなくなった二人が
紆余曲折を経て
真実の愛に目覚め
本当の夫婦になる





って展開なんでしょうね。



ま、観てて肩もこらないし
主人公が死ぬ事もなさそうなので
たしかに安心・オススメなのですが、




じつは先日再放送を観てて
本放送じゃないところがミソ

なつかしい人をハケーン



真ん中の彼女↑







吹けよ春風


ガイド役してた彼女です!


         右端のガイドさん      ↑







いやぁ久しぶりです。




アクセサリーデザインの才能を開花させたチュンヒャンの面倒を見ることになる
映画の衣装・小道具を扱う美術担当チームのチーフ役の模様。

チェリンもここに所属しており、
恋と仕事両面でチュンヒャンをライバル視して嫌がらせを始める模様。



まぁ本編はこの際

どうでもいいや





彼女がまた撮影前夜に韓国語で書かれた台本をわたされて

ここから先日本語に訳して喋ってね

なんて監督に言われていないかとか、

大勢のギャラリーを前にして
誰かの目を見つめたままセリフを一生懸命喋りゃしないかとか




そっちの方が気になって仕方ありません。



安心して観れるはずのラブコメドラマなのに
なぜか

すごくハラハラしながら観てます





ガラスの華の黒田福美さんと金子君チェックといい
近頃ドラマ見る目的がかなり邪道になってきた模様(爆)









いつからドラマレビューサイトになったんだろう...


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