■【快傑 春香!】レビュー14話 2005/3/5(土)


モンリョンが必死で事件が濡れ衣であることを説明するが
全く聞く耳持たない春香。



ま、知ってて知らないフリしてるわけだから仕方ありません。

ていうか、事実を知らないのはモンリョンの方だし。




で、ついに

離婚

簡単に手続き済むモンなんだね...(うん)









ハクドは春香との婚約会見を開いて二人で日本へ行く事を発表。

モンリョンの視線を意識して
笑顔で会見に同席する春香










切なく見送ることしかできません




春香を忘れる事の出来ないモンリョンは酒びたりの毎日
春香もハクドの監視があるためそんな彼を見て見ぬフリをして
気づかれないところで涙するしかありません。




う〜ん切ない





で、日本へ向かう飛行機に乗り込みますが
機内で失踪




約束はここまで。
モンリョンのところには絶対戻らないから
ビデオは処分し、自分を探すな。

という春香のメモ。


うろたえるも予定通り一人で飛行機に乗り日本へ発つハクド。





春香がいなくなって数日後


高速バスターミナルで思い出の地南原行きのバスに乗り込むモンリョン。
その隣の釜山行きのバスには春香の姿が。
 
志村〜っ隣隣っ!
お互い気づかぬままそれぞれの路を歩みだし数年後――




数年後だぁ!?



不法取引現場で悪党どもをねじ伏せる
検事となったモンリョン
の姿があった――。



続く――



ふむ、そうなるか...
原作となる
『春香伝』

南原で恋に落ちたモンリョンと春香。

この地方を管理していた父の栄転で引き離される二人
春香は必ず迎えに来ると言うモンリョンの言葉を信じ待ち続けるが
新たに赴任してきたハクドが悪政をしき、
春香を我が物にしようと画策

モンリョンとの愛を守り春香が拒み続けると
ハクドは春香を投獄して責めあげる。
それでも拒み続けるのでハクドはついに春香に死刑を言い渡す。

その頃科挙の試験をパスしたモンリョンは
春香の死刑前夜に
公儀隠密として南原に戻り
ハクドを倒し、春香を救い出しハッピーエンド。


※『春香伝』は古くから親しまれている物語で
何度も映画でリメイクされています。
 モンリョンとの契りを最後まで守り通した春香は
韓国女性の鏡とされてきました(なぜ過去形?)

作品の知名度としては日本で言うところの
『忠臣蔵』見たいな位置づけですかね。



つまり検事になったモンリョンは
国家公務員試験(科挙)に見事パスした現代の隠密。
あとは悪代官ハクドを倒して春香を救い出すだけですね。

――本人は春香がハクドと日本で幸せに暮らしていると思い込んでるわけですが...


■今回の名シーン■


春香が去り
しばらく寝込んでいたモンリョンを酒に誘う父


生まれて初めて酒を酌み交わす父子



父さん、本当は酒苦手でしょ?
僕は父さんに似たようだよ


――そうか?


イイよこの父子の会話!



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