■帰ってきたスンホン予備役兵長の受難 2006/11/21(火)


かわら版では
前回の嵐(ARASHI)ネタで盛り上がっているようですが
私は芸能レポーターほどの取材力もなく
つーか嵐ファンが職場には居ないし
よく分からないことは華麗にスルー(爆)

思いつくままに次のネタを垂れ流す
たわごと日記 by石橋たたく。です。




まぁ、これも取り上げないわけにはいかない
スンホン予備役兵長の話題




朝鮮日報の芸能ニュースが偉いことになってましたね。
仕事の合間にちまちま書いてるから
ホットな話題がどんどん過去のものに(泣)



【特集】「最後の韓流ビッグスター」ソン・スンホン除隊




内容を覗いてみると

【フォト】スンホン万感…24カ月間の軍生活に幕
【フォト】涙をこらえながら会見に臨むソン・スンホン
【フォト】軍服務を終えたソン・スンホン、元気に除隊
【フォト】天も祝福したソン・スンホン
【フォト】緊張した表情の予備役兵長、ソン・スンホン
除隊したソン・スンホン、最初のあいさつは「水ください!」





連日スンホン予備役兵長ネタのオンパレード
見るとどれも小出しにしたエピソードばかり

チマチマ数出さずに
少しは編集しろよ!




そして派手なのは
報道だけでなく企画の面でも


除隊記念ファンミ
兵役グッズの展示会
メモリアルグッズ販売etc...




とにかくスンホン兵長
プッシュプッシュ



除隊直後から話題づくりに乗り出し
兵役時代の美談を紹介したりと
盛り上げに必死なわけですが



国内ではかなり
反発が出てるのも事実。




兵役グッズの展示会に批判のメール【中央日報】

最近除隊したソン・スンホンが2年間の軍生活を写した写真および使用物の展示会を開き、ひんしゅくを買っていると、クッキーニュースが17日報じた。

ネチズンはソン・スンホンが兵役を忌避していた点を指摘しながら「あきれる」という反応を見せている。

ソン・スンホンは16日からソウル南山(ナムサン)のソウルNタワーで100点余の写真と軍服、食器など物品50点余を展示している。 所属事務所エムネットメディアは、日本や台湾などから1500人余のファンが写真展を訪れたと集計した。

しかし一部のネチズンは
兵役不正が発覚して入隊したソン・スンホンが軍の物品をあたかも‘作品’のように展示する形態を指摘している。 健康な大韓民国の男性なら誰もが行く軍隊だが、その兵役を終えたことで展示会を開くというのは納得できないという反応だ。

ポータルサイトの主要コミュニティーなどにもネチズンの批判が相次いでいる。あるネチズンは「
陳列台で宝石のように扱われている軍帽を見るとあきれてしまう。 これを見る人は韓国戦争(1950−1953)参戦勇士とでも思い込んでしまうのでは」と皮肉った。

別のネチズンも「
不正が見つかって入隊した人が英雄扱いを受けるとは情けない」と書き込んだ。 「部隊で撮った写真や物品は外部に持ち出せないはずが、どうやって公開したのか疑問」というコメントも多かった。

これに関しMネットメディア関係者は「ファンが勝利部隊側に公開要請書を送るなど行事を要求したため実施された」とし「展示品は部隊側から貸与されたもので、展示会が終われば返却する予定」と説明した。

たしかにあの展示会はやりすぎですね。






以前も少し
韓国の兵役事情と芸能人への風当たり
について触れましたが


兵役法第3条には

大韓民国の国民たる男子は
憲法と兵役法の定めに従って、
兵役義務を誠実に遂行しなければならない


とあり
韓国籍を持つ男子は
全員兵役に就く義務があります。


視力や持病など、軍事作戦上支障をきたすような
身体的問題を抱えた者は
公益勤務(公務員)もしくは兵役免除となるのですが



芸能人にはこの公益勤務に就く者が多い
という印象があり

 

モムチャンなのに持病持ちですか?



健康体で軍に配属されても
芸能人の知名度を生かして


国防広報支援団


という芸能人部隊に就くなど



危険な最前線に送られる
一般兵士からは
反感をもたれることが多いのが実情

会社でも公益勤務だった人は冷遇されてます



そんなただでさえ不満をもたれている
芸能人であるスンホン兵長が

不正に兵役逃れ

をしてしまったわけです。


手口としては

検査直前
尿道に薬物を注入して
腎障害を装う


というもので
発覚当時はみんなから
『尿道』野郎
呼ばわりの大バッシングでした。

しょぼーん



兵役逃れブローカーの逮捕で
名前が挙がり後ろ指指されながらの入隊ですよ
ファンは暖かく見送りましたが





それが今回の

英雄のごとき除隊報道




同じ兵役を終えた一般市民に言わせれば

タダでさえ優遇措置で
楽な任務に就ける芸能人が
(文字通り)汚い手で
兵役逃れまでしておいて
一般市民と同じレベルの
兵役をこなしただけで英雄扱いかよ


ってことです。




あの自ら進んで
最も過酷な38度線付近の
警戒勤務に当たっていた
ウォンビンでさえ

膝の怪我で早期除隊になったことを恥じて
ずっと沈黙しているというのに




今の状況は
国内でのスンホン兵長に対する
逆風にしかなりません。






本人もそれは十分自覚しているはずでして
それは

除隊したソン・スンホン「すべて許されたとは思わない」

 ソン・スンホンが 15日、アジア各国から集まったファンの歓呼の声に迎えられながら軍生活を終えた。

 2004年11月16日に江原道春川市の102補充隊に入隊した後、陸軍15師団で砲兵として軍に服務して来たソン・スンホンは、15日午前に自隊で除隊申告を終え、午前8時20分ごろ、江原道華川郡の勝利会館でファンと歓迎式を行った。

 予備軍服を着て元気な姿で登場したソン・スンホンは「
軍生活を送ったことだけですべて許され、本分を尽くしたとは思わない。今後さらに模範的で成熟した姿を見せたい」との所感を述べた。

 引き続きソン・スンホンは「今この時間にも黙々と義務を遂行している国軍の将兵たちが本当に誇らしく、ご苦労様と伝えたい」と涙を流した。当初、歓迎会の行事を行うものと伝えられていたが、ファンがあまりに殺到したため、ソン・スンホンは手短に所感を明らかにし、すぐ所属事務所の車に乗ってその場を後にした。

 入隊前には、兵役逃れ疑惑で再度身体検査を受けて入隊したソン・スンホンは、自粛の時間を持って兵役中の芸能活動も拒否し、一般兵とともに平凡な軍生活を送って来た。(以下省略)

とか

ソン・スンホン「芸能生活10年、僕は恵まれていた」

 15日に除隊した俳優ソン・スンホンが、2004年に
不法に兵役を逃れようとしたことについて償うため、兵役中にボランティア活動を行っていたことを明らかにし、「大人気ない行動」に謝罪の意を表した。

 2004年に兵役逃れ行為が発覚、身体検査を受け直した後、11月に江原道春川市第102補充隊を経て入隊、芸能兵としての活動も断り、陸軍第15師団で砲兵として普通の兵役を送ったソン・スンホン。15日の除隊後、初めて公の場として記者懇談会に姿を現し、兵役中に福祉施設「愛が花咲く家」でボランティア活動をした経験を語った。

 ソン・スンホンは18日午前11時、ソウル市論?洞のインペリアル・パレス・ホテルで行った「ソン・スンホン アジアファンミーティング2006」記者懇談会で、「
兵役は当然のことだから、2年間務めたからといって入隊前の‘大人気ない行動’が許されたとは思っていません。これからどれだけ成長した姿をお見せできるかにより、多くの方々が許してくださったり、厳しく叱ってくださったりするだろうと信じています」と語った。 (以下省略)


という記事からもある程度分かります。


芸能兵としての誘いを断り一般兵として過ごしつつ
率先してボランティア活動をしていたなど
本人の禊ぎにかける真摯な姿が伺えるわけですが


いかんせん

必要以上に
批判をされた相手にしか
同情しないのが大衆心理


本来イジメ役にまわるはずのメディアが
こぞって賛美して持ち上げている現状では
かえってアンチをつくりだすだけというもの。


国内のファンとしては
しばらくはおとなしくしておいて欲しい
というのが本音ではないでしょうか。







ところがやってることは
まったく逆の
ド派手な除隊イベント


2日間にわたって行われた
アジアファンミーティング


そこで流される

日本でも馴染みの深い
韓流スターによるお祝いメッセージ映像




兵役を終えて除隊した芸能人を
ここまでド派手に迎えたことなんて
過去にないんじゃないかと。




一番地味に除隊すべき芸能人が
一番派手な除隊イベントを開催する異常事態














理由はやはり

韓流が下火になってきたことに
危機感を募らせている業界が
焚きつけている

としか思えません。








朝鮮日報の見出しなんて

最後の韓流ビッグスター』

ですし。
他の役者じゃもうダメってか?




業界としては
なりふり構っていられないんでしょう。

ソン・スンホン「早すぎるが、ファンとの約束のほうが大切」

 15日に2年間の兵役を終え除隊したソン・スンホンが、除隊後初めての公式イベント「アジアファンミーティング2006」を前に、18日午前11時、ソウル市論?洞のインペリアル・パレス・ホテルで記者懇談会を行った。
 ソン・スンホンは「今、この場にいること自体、身に余るようなこと。時期的に早すぎるということもよく分かっています。しかし2年前に入隊した時にファンのみなさんと約束しました。その約束を守るため出会いの時間を持つことにしました」と、除隊直後にファンミーティングを行うことになった理由を語った。

 そして「もしかしたら、
時期的に見て、ファンミーティングを行うことは慎重さに欠け、僕の焦っている気持ちだけが目立ってしまうかもしれない、とも思っています。それでも僕を叱咤激励してくださるなら、喜んで謙虚に受け入れたいと思います。なぜなら、僕にとって、僕を愛してくれるファンの方々との約束が、ファンの方々との出会いが一番大切ですから」と自らの心の内を語った。(以下省略)


この記事に出てくる
断片的な彼の発言内容から


彼の本音を
好意的に分析すると

ぶっちゃけ自分は
大げさに騒がれずにひっそりと除隊
ファンクラブのネットワークかなにかを通して
ファンの人にだけ
除隊の挨拶をするくらいにして

なるべく目立たないようにしながら
芸能界復帰の機会をうかがいたかったんだよね

だけど業界の方から

韓流ブームを終わらせない為に
一肌脱いでくれ


なんて強烈にプッシュされてさ
除隊してみたらファンミとか軍生活写真展とか
すでにいろんな企画が準備されてて
ちょっと勘弁してよってカンジだったのよ

でも事務所の社長から
【悲しい恋歌】降板でできた損失
とかネチネチ言われちゃったらイヤと言えないじゃん?

そりゃファンの皆さんに会えるのは嬉しいよ
こんな僕を待っててくれて感謝感激でさ
出来る事ならなんでもしてあげたいって気分だよ

でも、もうちょっと世間の目を考えて
開催のタイミングをずらして欲しかったよなぁ。。。


みたいな。
脚色:石橋たたく。







もし本人が本気で
世論よりファンとの約束があるから
と言って
率先して今回の
有料ファンミを
企画したんだとしたら私も本気で呆れますけどね。



せめて国内報道は自粛して
海外メディア限定で報道するとか
もう少し気を使ってやれよと。











マスコミが騒げば騒ぐほど反発を招く厳しい現実。

国内で反発が強まればそれだけ
ドラマ出演とかにも悪影響が出るんじゃないかと
非常に危惧しております。




【悲しき恋歌】の
幻のゴヌ役


が気になって仕方ない
私としては
ドラマに出演するスンホン兵長の姿を
早く見てみたいんですけどね。






ほとぼり冷めるまでは
そっとしておいてあげたいものです。











ソン・スンホンがMBCドラマで復帰?『悲しき恋歌』の雪辱なるか
要らぬ心配だったかも


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