兄弟の契り


豊형は韓国人の奥様と20数年日本で暮らされていたが、
この春韓国への移住を決意され、仕事を辞めて来られている。
――で、この年齢差で何故なのかというと...


学期末、豊형家にお招きされる
(奥様の似顔絵執筆中)

ありがとうございます

――少々飲みすぎなのでは?

はぁ

おおっ

――本当に酔ってます?

なにはともあれ兄弟の杯
(私は酒を飲まないのでジュースで)


韓服にてコスプレ大会
こうして兄弟となったのではあるが...
翌、教室にて...

ちょっとお互い
ぎこちないかも

日本で築いたもの全てを捨てて外国へ住むというのは本当に勇気のいることだと思う。
もともと自由人である(何も日本で築いていなかった)私はともかく、海外赴任でもなく、長年勤めていた会社を辞めての移住なのだから本当に頭が下がります。
(他にも仕事辞めて語学留学している仲間は多いが、皆独身ということで)
■教訓 》
今後ともよろしくお願いします형。

←第 34 話へ   TOPへ戻る↑   第 36 話へ→