編曲
難敵「きらきらぼし」

 オルゴールの「科学」ではなくて「技術」だな。
 しかも「テクノロジー」じゃなくて「テクニック」だ。まあ、勘弁して下さい。


 ドドソソララソ、ファファミミレレド…。同じ音が連続する曲は、オルゴールが苦手とするところです。同じ櫛の歯を連続して弾こうとすると、前の突起で弾かれた歯の振動が、後の突起に当たって邪魔されてしまうことになりますから。
 しかし、「きらきらぼし」のオルゴールは存在します。というより、定番曲のひとつです。どうやって切り抜けているかというと、ドからラの音を出す歯が2本ずつあって、交互に弾くようになっているのです。

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