番外編ー1999年

監督の1999年へ

番外編−みんなの1年へ

12月17日 広島・野村選手「今年はけがが多かったが、球団はそのあたりを割り引いて『よく頑張った』と言ってくれた。自分としては本当にありがたい評価。満足です。」(現状維持の2億円で契約更改)


12月16日 広島・緒方選手「席に着いて、すぐ契約書にサインした。自分で考えていたぐらいの金額だったからね。来季はもう1回走ることにこだわっていく。タイトルをとりたい。」(5千万円増の1億6千万円で契約更改)


12月15日 広島・前田選手「成績を残せば、話をしてくれる球団もあるだろうが…。来年1年やってみないと分からないよ。」(FAについて語る。2千万円増の2億1千5百万円で契約更改)


12月11日 広島・西山選手「球団には、現状維持だが、佐々岡のおかげで小遣いをやらんとな、と言われた。」(3百万円増の7千5百万円で契約更改)


12月10日 広島・佐々岡投手「予想以上の金額でした。来年以降も(好成績を)続けるのが大事。優勝しないといけないしね。」(6千万円増の1億6千万円で契約更改)


12月7日 広島・野村選手「開幕戦で江藤が2本打てば、僕は4本打つよ。」広島・佐々岡投手「ま、江藤が決めた道だから。対策はまだ考えていない。巨人に負けたくない、という気持ちが一層強くなるねえ。」(江藤の巨人入りについて)


12月4日 広島・金本選手「提示額を見て正直驚いた。成績以上に評価してもらった。これで練習にも力が入るよ。年俸に見合う働きをして、優勝に貢献したい。」(5千万円増の1億5千万円で契約更改)


11月20日 国学院久我山高校・河内投手「大好きな野球を職業にしたい。喜んでお世話になります。尊敬する大野さんの背番号を自分がつけてもいいなんて、とんでもないことです。」(広島のドラフト1位指名を受けて)


11月10日 広島・江藤選手「シーズン終了後から考え始めて、苦しかったし、すごく悩んだ。残留を考えれば、残留の方向に傾き、宣言しようと思えば、宣言に傾いた。」(FA権行使を表明)


10月23日 広島・西山選手「江藤や緒方ばかり騒がれて多少の嫉妬みたいなものもあった。」(FA権を行使せず残留することを正式に表明)


10月21日 広島・緒方選手「自分と球団との野球観が一致した。『来年、優勝するためには抜けられたら絶対困る』と説得され、必要とされていると感じた。広島という土地柄やファンにも愛着がある。」(残留を正式に表明)


10月12日 広島・大野コーチ「精神的、技術的な面も教えてきたが、いい結果が残せなかった。1度、ユニホームを脱いで、外から野球を勉強したい。」広島・正田コーチ「カープで選手、コーチを含めて15年間やってきたことを生かして、今後も頑張っていきたい。」(退団を正式に発表)


10月11日 広島・緒方選手「決めるも何も、最初から考えていない。他球団の話を聞くのは、FAするということになるし、それは(広島カープ)球団に対して失礼。」(FA権取得について。残留を表明)


10月5日 日本通運・木村捕手「(広島を選んだ理由は)捕手出身の達川監督から勉強できるし、若い選手が多いので活気がある。広島は練習量がすごい。体づくりをして、開幕一軍を果たしたい。」(広島を逆指名、ドラフト2位での入団が確定)


9月29日 元広島・木下富雄氏「長年、お世話になったチームであり、少しでもお役に立てれば、と思っている。」(来季のチーフコーチに就任が決まる)


9月28日 広島・大野コーチ「佐々岡以外の若手に、何とか勝てる投球をしてもらいたい。それが来季につながる。」(シーズン終了前の10連戦を前に投手陣について)


9月15日 広島・ディアス選手「入るとは思わず全力で走り、追い越したのが分からなかった。自分自身に腹が立つ。」(一塁走者を追い越したため、ホームランが幻に)


9月9日 広島・野村選手「プレッシャーはあるが、出るからには五輪の切符を持って帰る。」(五輪アジア予選への決意を語る)


8月27日 元広島・江夏豊氏「広島は一番楽しく、思い出の詰まった球団。素晴らしい選手、監督、ファンに巡り合え、いい仕事もした。」(OB始球式が雨で中止。広島での3年間を振り返る)


8月15日 広島・西田コーチ「夏に強いという本領を発揮してくれている。そして、チームが困った時に打つのが江藤だよ。」(前日に続き、2本塁打でチームを勝利に導いた江藤について)


8月13日 広島・江藤選手「10打点とは自分でもびっくりだね。」(セリーグタイの1試合10打点)


8月7日 広島・東出選手「また狙います。」(9回、ランニング本塁打を狙ったが本塁でアウトに)


8月2日 元広島・高橋慶彦氏「うれしいよねー。カープは僕のふるさとだもの。チャンスがあれば、またユニホームを着たいね。」(OB始球式で登板、球場のファンからは「また戻って来いよ」の声)


7月15日 広島・大野コーチ「今日勝って安心してはいけないが、この1勝は大きい。」(黒田、沢崎の力投で20日ぶりの勝利)


7月14日 広島・緒方選手「気持ちを切り替えてやるしかない。1日遅れになるけど、明日、監督に白星をプレゼントすればいい。」(監督の誕生日を連敗阻止で飾れず)


7月13日 広島・球団常務取締役の上土井氏「休養とかは全く考えていない。面白い野球、ファンを喜ばせる野球への過渡期として、温かい目で見守ってやってほしい。」(12連敗の達川監督について)


6月26日 広島・デハート投手「1回だけしか投げていないのでよく分からないが、日本の野球のレベルは高い。」(9回に初登板、暴投、ボークなどで2失点)


6月18日 広島・町田選手「出られるチャンスを得られるなら、どこを守ってもかまわない。」(今シーズン、3塁、2塁、1塁とめまぐるしくポジションが変わる)


6月13日 広島・前田選手「自分のことより、最後にチームが勝っていればいいんです。」(今月3度目の猛打賞についてきかれ)


6月12日 広島・沢崎投手「投げる度に疲れが出ますね。」(今季、抑えに転向、4セーブ目を挙げる)


6月9日 広島・佐々岡投手「4月、5月と調子よく来られた。素直にうれしい。」(5月の月間MVPに選ばれて)


6月7日 中日・星野監督「この球場は勝てんな。」(広島に連敗し、浜松球場に八つ当たり)


6月6日 広島・野村選手「視野を含め、世界が違う。いつボールが飛んでくるか分からない緊張感があった。」(9試合ぶりに試合に復帰、一塁手として出場)


6月2日 広島・江藤選手「僕はノーマークだからね。」(最近5試合で4盗塁)


5月30日 広島・ペルドモ選手「全然緊張しなかった。投球には自信があるからね。」(野手登録ながら、今季初登板)


5月29日 広島・長谷川投手「長かったですね。」(6回3分の2のロングリリーフで約2年ぶりの勝ち星をつかむ)


5月27日 広島・紀藤投手「(監督に)何があっても代えんから、と言われた。覚悟はできていた。」(今季初先発で完封勝利)


5月25日 広島・金本選手「足にとっては最高の休み。めちゃくちゃうれしいよ。」(今季初めての完全休養日に)


5月24日 広島・横山投手「14安打も打たれての完投は高校時代にも記憶にない。もちろん、うれしくもない。」(6回除いて毎回安打でも完投で2勝目)


5月20日 広島・野村選手「プロに入ったときは1500本打てるとは思わなかった。自分でも、ここまでよくやってきたと思う。」(史上77人目の1500本安打を達成)


5月11日 広島・木村拓也選手「今までけがとかでチームに迷惑かけてたんで、こういう形で仕事ができてよかった。サヨナラヒットなんて生まれて初めてなんで、すごい嬉しかったです。」(10回裏、サヨナラヒットを打って)


5月9日 広島・佐々岡投手「達成できたのはナインみんなとファンの声援のおかげ。」(ノーヒットノーラン達成について)


5月8日 広島・横山投手「疲れました。9回って長いですね。」(プロ2度目の先発で初の完投勝ち)


5月4日 広島・笘篠選手「神宮は大学のときからプレーしているのでやりやすい。庭みたいなもの。」(ヤクルト戦で、2本の2塁打で3打点)


5月2日 広島・金本選手「そんなことより、今日は勝ったことが一番。何だか優勝したような気分だよ。」(連敗を4で止めた試合で、今季3度目の猛打賞)


4月30日 広島・正田コーチ「キャンプでしっかりやってきたから大丈夫。どこよりも練習してるんだから、心配ないよ。」(横浜戦で7回3失策と乱れた内野陣について)


4月25日 広島・山内投手「今日は、自分の開幕と思って、気合で投げました。」(一軍登録直後の先発で1勝して)


4月24日 広島・小林幹英投手「今日は気持ちで投げた。みんなに迷惑をかけたので、とりあえずよかったです。」(巨人戦でサヨナラ本塁打を打たれて以来の登板で2セーブ目を挙げて)


4月17日 広島・大野コーチ「抑えは自信をもって投げるのが大事。幹英はしっかりしているし、大丈夫だよ。」(サヨナラ本塁打を打たれた小林幹英雄投手の後遺症を心配する周囲の声に対して)


4月14日 広島・西山捕手「内野手がおらんようになって心構えはできとった。本職の捕手でエラーしたら怒られるんで、内野の方が楽。」(巨人戦2戦目、9回と10回に公式戦で初めて2塁を守り、ゴロを1度さばいて)