3.Long Way Home(T)〜北海道へ初の列車帰省〜 <1>

1999年12月4日のダイヤ改正によって、山形新幹線が山形から新庄まで延伸されたのを機に、実家のある札幌まで新庄を経由して帰ろうと画策し、その日の特急券(指定席)が取れたので、8日間有効の東京都区内⇒札幌市内の切符を学割で購入し、初めて飛行機を使わずに札幌へ帰ることが決定してしまったわけです。

朝5時40分、平日の早朝に私は小田急線海老名駅のホームにいました。というのも、取った特急券は「つばさ113号」。手元に時刻表のある方は確認して頂ければよろしいですが、東京を7時24分に発車するこの列車に乗るにはこの時間でないと間に合いません。
さてこの列車、海老名を出たときはさほど混んではいなかったものの、相武台前からはかなりの混雑になりました。というのも相模大野で始発の急行列車に接続するせいもあります(町田で始発の特急サポート60号もありますが)。相模大野駅のホームはすでにいっぱいで、始発の急行にも座れない始末で、改めて首都圏の通勤ラッシュを痛感しました。(笑)

東京駅からは前々(多分2,3週間くらい)から予約した指定席を取っていた「つばさ113号」に朝ご飯を買って乗りこみました。運良く(?)今回の改正から導入されたE3系に乗車することが出来ました(^^
実は、東京駅から新幹線に乗るのは初めてだったりします。東京まで、というのは何度かありましたが(笑)。で、大宮までは緩い速度で埼京線の脇を走り、大宮を通過してからはガーラ湯沢へ向かう、東京を6分前に発車した「たにがわ431号」と分岐点まで競争してから高速で東北へ向けて走り出しました。はっきり言って福島までの風景は全く覚えていません。速過ぎて(爆)。辛うじて、郡山付近から雪がうっすら積もっていたというのを確認しただけですが、福島を過ぎてからはまさに雪国を進行します。(笑)

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