9.近畿地方1泊3日の旅 <3>

223系新快速姫路行き いよいよ、米原からはJR西日本の管内に入ります。出迎えてくれたのが、この223系新快速姫路行き(3303M)です。姫路までの200キロの距離を約2時間20分前後で走ると言うのですから、この列車の威力を感じずにはいられません。途中、何度もミュージックホーンを鳴らし、米原を発車して50分後、京都に到着しました。ここで降りて、乗車券の範囲を少し外れることにします。

京都から山陰線(嵯峨野線)に乗ります。ここは最近電化されて、113系や183系特急などの電車が走るようになりました。「電車でGO!」をやったことのある私には未だにディーゼルカーが走る風景が過りますが、実際に乗ってみると風景は変わっていて、二条駅が高架になっていたり、二条と花園間に新しい駅を工事していたりしています。嵯峨嵐山〜馬堀間の線路が新しくなったせいもあるでしょうが・・・。

途中、嵯峨嵐山で後発の特急「はしだて」3号の通過待ち合わせで7分停車し、10時46分に馬堀に到着しました。ここで、今回の目的の1つ、嵯峨野観光鉄道へ向かいます。

ところが、このトロッコの運転は8時から16時までの毎時54分で、私が馬堀に到着したのは46分。さらに、駅から乗り場までやや距離があるので、自然と早足になってしまいます。トロッコ亀岡駅の建物に着く前に、トロッコ嵯峨駅を出発した列車が到着し、その降りた客で入口が塞がれてしまったものだからさらに大変です(笑)。どうにか人をかきわけて、600円の運賃(指定券含む)を購入し、風をもろに受ける車両に座りました。

この路線は、もともと山陰本線の線路だったものを使用しています。山の中の保津川に沿って走り、トンネルや勾配が激しく、トンネル内の急カーブを通過するときはうるさくて仕方ありません。

嵯峨野観光鉄道の牽引車です。
発車前に、横を通過した山陰本線の113系京都行きです。
保津川の川下りの様子です。列車がこの舟を見つけると停車し、中には舟に乗っている人に手を振っていた人もいました。
こちらは、川下りのお客さんのためにつくられた売店だそうです。商魂たくましいと言うか何と言うか・・・。(笑)

約30分後、終点のトロッコ嵯峨駅に到着しました。こちらはJR嵯峨嵐山駅に隣接しています。

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