10.環状紀行(2) 身延線乗車を目指して <3>

結局、富士宮では何も出来ないまま約30分後、8時54分発の身延行き普通列車に乗って、終点の身延まで行くことにします。西富士宮から先は単線になり、また列車の本数が極端に減ってしまいます。列車は山なりに、急カーブ、トンネルの連続で、稲子を出ると山梨県に突入します。正直な話、「しずおかへ、行こう。」というキャンペーンの旗を随分見てきたうえ、JR東海の列車に揺られていることもあって、山梨県に入ると言うことをすっかり忘れていました(笑)。そして空はと言うと、その日の朝の天気予報でなぜか熱海だけが雨との予報が出ていたせいか曇っていました。富士山が見えるかな、と期待していましたが、線路そのものが山を切り開いたようなものなので全く見えませんでした(^^ゞ

そして、9時44分に終点の身延に到着しました。この写真は列車を降りて改札の前から撮影したものですが、この列車は折り返すわけでもなくそのまま10時21分発の甲府行きになるようです。

身延駅駅舎。なぜかこの駅は「関東の駅100選」に選定されています。

身延線は富士川に沿って走ります。

駅前の通りはこのような雰囲気の建物が立ち並んでいます。

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