16.長野新幹線・各駅下車の旅 <5>

今回の乗車券(八高線→長野新幹線→信越本線→ほくほく線→上越新幹線という面倒な切符)と一緒に、新幹線とこの特急「はくたか」13号の指定券は購入していました。どちらも1時間近い乗車ですが、「はくたか」の場合はかなり混んでいるものなので、取っておいて正解でした。そして来た列車は新型の681系で、北越急行の赤いものとは違う、「サンダーバード」で使われているカラーのものが来ました。

なぜ、最初に挙げた「信州ホリデーパス」を使用せずに直江津へわざわざ行ったかというと、直江津の名物、「さけめし」を食べたかったというところにあります。案の定それを購入し、「はくたか」の車内で食べていたわけです。すでに外は暗かったので、風景を楽しみながら、ということは出来ず、それに加えてほくほく線は路線の半分以上がトンネルなので、どちらにしても、というところですが(^^;;

直江津駅名物のさけめし。密かに包みの写真の漁師達の姿が好きだったりします(^^)

さて、終点の越後湯沢には18時17分に到着しました。直江津を発車する段階で3分の遅れを持っており、すぐに接続する新幹線「あさひ」328号との接続を心配する乗客がほとんどでしかが、私はその後の「Maxあさひ」330号の指定を受けていたので余裕はあったものの、なぜか周りの緊張のようなものを受信してしまい、はらはらした気持ちでした。

列車の行先を示す電光板。ここで西日本っぽいと感じたのは私だけでしょうか。 列車のロゴマーク。北越急行の681系の愛称は「Snow Rabbit Express」ですが、こちらは「White Wing」です。

越後湯沢に着く直前に、駅構内にある「ぽんしゅの湯」に浸かりたいと急に思いつき、列車を降りてから改札をくぐると、なぜか静まりかえっていて、不思議に思ったところ、「ぽんしゅの湯」の営業は午後6時まででした。・・・まあ、今度は難関でもありませんが、「あさひ」のほとんど止まらない上毛高原駅を訪れてみようと思っているので、そのときにしたいと思います。ということで、寂しい駅で時間を過ごした後、「Maxあさひ」330号の1階に座り、帰途につきました。

今回の企画は、新幹線全ての駅に訪れ、駅舎の写真を撮って集めたい、という趣旨の元にありました。全駅踏破を目指して、それに付随した旅をしばらく企画しつづけることと思います。

<終>

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