17.中国地方・あっちこっち巡り <12>

(5) 「SLやまぐち号」乗車記 #2

私が小郡に到着したのは9時50分のことで、10時37分に発車する「SLやまぐち号」(余談ですが、窓口で指定券を発行してもらうときに、『SLやまぐち』と打ちこむと該当する列車が出てこないで、『やまぐち』で検索すると出てきた、という何とも不思議なことがありました。となりにいた職員の人曰く、「あ、昨日『やまぐち』で打ったら出てきたよ」って・・・。)はまだホームにはいませんでした。というのも、山口線の普通列車(10時7分発)と同じホームから発車するため、実際に入線してきたのは10時15分ころになりました。

C57号機は、「貴婦人」という愛称がつけられています。「やまぐち号」に使用されるのは、その1号機です。

『CTC化されているのに、何で腕木式信号機があるんだろう?』と聞いているのかどうかは定かではありません。(爆)
C57は逆向きに走ることが出来るので、このような入り方ができるのです。最後尾には展望車両が連結されています。

「やまぐち号」は5両編成で、それぞれの客車に先頭から明治・大正・昭和・欧風のイメージで内装・外装ともに飾ってあります。
ただし、最後尾の「展望」はそのままです。私が乗車したのは、4号車の「欧風」で、やけに煌びやかな車内でなんとなく落ち着きませんでした。

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