今回の旅は、中国地方を巡ってみたいというところから始まったものですが、せっかく隣なので九州にも1年ぶりに上陸してみよう、ということで、特に縁もゆかりもありませんが、まもなく廃止となる西鉄北九州線の乗車などを兼ねて、この日(11月5日)の日中は九州島内で過ごすことにしました。
下関を出発したのは、5時53分発の小倉行きの普通列車でした。関門トンネルを通り、一年ぶりの九州上陸・・・というわけではなく、実は前の日の夜は小倉に行って夕食を取って来たのでした(爆)。とまあ、2日続けての上陸後、6時15分発の普通列車で折尾へ行き、まだ乗ったことのない筑豊本線の若松方面へと向かいました。本来のところ、この時間に運転されている、新飯塚発車の客車列車に乗っていくはずだったのですが、休日のために代わりに普通の列車を使用して行くことになりました。
実際に客車列車の動いている時間よりは早いのですが、発車10分前にすでにホームに入っていた、あまり人の乗っていない列車に乗りこみ、そのまま終点の若松へ向かい、折り返しの折尾止まりの列車に乗って折尾で下車しました。 ここからが、ようやく本題となります。 |
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現在では折尾〜黒崎駅前というわずか5kmの路線となっていますが、かつては路面電車としてこの周辺の足を担っていた西鉄北九州線が廃止となる(訪問日の20日後になります)ということで、乗りに行ったものです。実は昨年九州を訪れたときに、夜ではありましたが折尾駅を訪ね、ビルの階段を昇ってホームへ行ったら、電車が出てすぐだったようで、次の電車まで3〜40分あったので乗車を断念した経緯がありました。そのときのことも思い出しながら、前回とは違って明るい階段を昇り、待っていた電車に乗りこみました。
朝早いこともあってか、乗客は5人ほどしかいませんでした。それほどスピードが出ていないにも関わらず、大きな音をあげて走ります。しかし、このまま終点まで乗るだけでは面白くないので、途中の陣の原で下車しました。 |
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陣の原停留所の2つのホームと交わる形になっている道路を、JRの線路の方へ歩いてみました。しかしこの選択はまずかったようで、一度は線路の北側を歩いてしまっていたので戻り、かなりの遠回りになって、西鉄北九州線が廃止になる少し前の21日に開業する陣原駅の様子を見に行ってきましたが、見ての通り整備の最中で、中に入ることもできませんでした。特に何もしないままで陣の原停留所へ戻ったのですが、歩いてだいたい10分くらいかかりました。行く時には倍以上かかっていましたが・・・(^^;
それから再び電車に乗って、終点の黒崎駅前から筑豊電鉄線に乗り換え、このまま終点の筑豊直方へ行って、JRの直方駅へ・・・と思ったらだいぶ歩かされてしまいました。数分の待ち合わせで篠栗線を通る博多行きの普通列車に乗っていきましたが、疲れからかずっと寝てしまい、今一つ気分の冴えないまま11時8分、博多駅に到着しました。 |
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