さて、大型時刻表の黄色いページには臨時列車の数々が掲載されていますが、そのうちの1つ、臨時駅のバルーンさが駅に目が行きました。そこで、先日デビューしたばかりの新型特急、かもめ型車両こと885系に乗ってその駅に行って、ついでに(?)催し物を楽しんでみよう、と思ったわけです。バルーンさが駅に停まる特急は2本で、そのうちの1本が朝1本目の「かもめ」1号ですからこれは無理として、次の「かもめ」21号の特急券をあらかじめ取っておきました。
直方から博多に着いたのは11時6分のことで、2時間ほど博多駅の改札を行ったり来たりしながら列車の写真を撮ったりして時間をつぶし、指定券を持っている2号車の乗車位置についていました。が、列車が着たのは発車時刻、13時2分の2分くらい前のことで、しかも指定席は満席ということでずいぶんと長い列ができており、乗車が完了して発車した頃には定刻を3分遅れていました。
この885系車両は、「ソニック」の883系と同じく振り子式のもので、遅れを取り戻そうとかなりのスピードで走っていました。ただでさえ博多から佐賀県は近いのに、降りるバルーンさが駅は佐賀駅からほんの数分という距離ですから、この電車をわずか40分の乗車で降りなければならない・・・というのもなんだか寂しかったですが、あっという間に到着し、降ります。 |
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そしてバルーンさが駅前で行われている、さがバルーンフェスタの会場(本来は、逆の意味で説明する必要がありますね)を訪ね・・・と思ったら、最終日と言うこともあってかものすごい人出で、会場内を歩くのもままならない状態でした。駅と言うか臨時駅を降りて右に流されていくと、九州の物産展のようなものがテントで行われていたのですが、この大きなテントの中で調理をしたりしていたために温度が異常に高く、ここも逃げるようにか流されたようにかテントを脱出し、せっかくなので縁日で売っていたものを購入して、パイプと木の板でできた簡単なホームに登り、次の列車を待っていました。本来は、バルーン競技が降りて左側の方で行われていたようですが、ホームから準備を眺めた程度で、なんとなく行こうという気力もなかったです。(笑)
それから、やがて唐津線からやって来たディーゼルカーに乗って、終点の佐賀まで乗車しました。 |
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