山口へ来たかった理由はいくらかあったのですが、そのうちの一つが小野田線で今も走る、クモハ42型列車です。さきほどは乗り換えとなる雀田を通過してしまったので、今度は、というわけで美祢線から厚狭・小野田で乗り換えて再び1両編成のクモハ123(と呼べばいいのでしょうか?)に腰掛け、雀田で下車します。
雀田に着いたのは発車の30分くらい前のことでしたが、すでに列車は扉を開けて待っていました。中に入ってみると・・・かなりの臭いがしてきますが、じきに慣れて、駅の周りをふらふらしてみたりして時間を過ごし、午後最初の運転となる631Mは、16時27分に発車していきました。間に浜河内駅をはさみ、終点の長門本山へはわずか5分で到着します。ゆったり走る木で出来た列車から見る夕方の空は非常に印象的です。長門本山では6分後に折り返します。
雀田から三たびクモハ123に乗って宇部新川へ向かい、最後に残った宇部線の居能〜宇部間に乗車し、これでゾーン券の範囲すべてに乗車が完了しました。そして、下関のホテルに泊まるのは今日が最後になります。ということでこのホテルのディナーでも・・・ということはしないで、下関駅で購入したふくめしを部屋で食べ、翌日下関を離れます。