17.中国地方・あっちこっち巡り <21>

(10) レンタカーで行く、山口名所巡り #1

ホテルをチェックアウトして、新幹線で小郡駅へ向かいました。ここでレンタカーを一日借りて、電車の時間にとらわれずに動き回ろう、とのもとにハンドルを握りました。が、結構ドライブ好きなのに加えて放浪癖があるので名所を回った、と言うよりはただのドライブに近いものとなってしまいました。道中、途中で下車しなかった駅の駅舎の写真を撮ったりしながら行ったりもしていましたし・・・(笑)。

まず、最初のポイントは秋吉台・秋芳洞に定めました。やっぱり初めて行くので駐車場の問題があったりして、途中手招きをしていた人を無視しつつぐるぐる回って、結局上の写真の風景が見られる展望台の近くに止めて、展望台へ登りました。いろいろなガイドなどを見ていると写真で見ることはできますが、実際に行ってみると本当にいいものですね。この石灰岩が無数にある姿も生で見ると・・・(^^)

秋芳洞への入口です。
さて、秋芳洞の中へ入ってみます。が、入るのに結構な入場料がかかり(1100円くらい)、泣く泣く払って行きます。入口は三ヵ所あり、私は展望台の方にクルマを止めてしまったので、エレベーター口というところから入ります。秋芳洞と言えば千枚皿が有名ですが、このほかにもさまざまな名前をつけられています。これらは石灰石が溶けて、そのような形に見えるようになったものですが、気の遠くなるような年月をかけてできています。まさに神秘といえるでしょう。

エレベーターを降りてからずっと下って、終点へ辿り着きました。なお、いったん洞窟から出て再び入りたいときには100円がかかります(しっかりしてますね・・・(^^;;)。で、商店が建ち並ぶところへやってくると、何かごぼごぼという音が聞こえてきます。すると正体は狭い水路のようなところへ溢れんばかりの鯉が泳いでいて、餌を求めて身を乗り出していました。どうやら鯉の方も人間と目を合わせると口を開けて餌をもらえると思っているようで、ちょっといたずらして餌がないのに手を差し出してみると、やっぱり私のほうへばたばたとやってきました。なんだか、考えさせられますよね・・・。

戻りはすべて上りとなり、クルマへ戻った頃にはすでに汗をかいていた状態でした。

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