飛行機を使えば約2時間、しかし列車を使えば1日近くかかってしまう東京〜札幌の行路ですが、時間をかけて寄り道をしながらじっくり行くのもいいものです。そう感じた昨年の列車帰省から1年、第2弾はまもなく廃線となる下北交通の乗車に合わせて作成してみました。
まずは、寝台特急「はくつる」で下北へ向かう大湊線の乗換駅、野辺地まで乗車します。今回、ブルートレインに乗るのは初めてのことで、B寝台に飲み物やら夜食やらを持って乗りこんだのですが、向かいの寝台に人が乗っていたのでカーテンを閉めていました。すると外が全く見えなくなり、なんとなく寂しくなってしまいました^^; オレンジの色をした寝台に横たえて、閉まっている窓を少し開けてかなり窮屈な態勢で外を眺めつつ(しかもすきま風が入ってくるのでものすごく顔が寒くなります(笑)、寝ようとします。しかし実際に眠れたのは3時間程度で、それも目を覚ましたのは朝一番の車内放送でした。これがまた耳に響いたものです^^;
起こされたのは一戸に到着する少し前くらいの時間で、そのときすでに5分ほどの遅れが出ていました。大湊線への乗り継ぎは定時での場合20分近くなので少し心配もしましたが、野辺地到着は定刻より10分近く遅れての到着になりました。この列車は、八戸から立席特急券で乗車することができ、1つの寝台に3人ずつ座っている様子が見れたり、発車していったのを眺めたら、客車の後ろが雪でかぶっていたり、と最後までみどころの多かったブルートレイン初乗車でした(^^)