22.名古屋方面・行き当たりばったり紀行 <20>

これにて名古屋圏の電車の旅は終わりとなったのですが、最後に取っておいた楽しみが『ひつまぶし』という郷土料理です。内容はと言うとうなぎの切り身を乗せたごはんなんですが、まずはこのままいただき、次に薬味(ねぎ、わさび)といっしょにいただき、最後にお茶漬けにしていただく、というものです。3度よそえばなくなってしまうのですが、3種類の味を満喫することができました(^^)

名物と言われる食べ物もほとんど食べ尽くしたところで、新幹線ホームへとのぼります。やってきた車両は700系ですが、「のぞみ」ではなく「ひかり」258号です。このごろ700系で運転される「ひかり」が増えてきて、普段「のぞみ」の特別料金を払わないとならなかったものがやや安い料金で、しかも自由席まであるというお得なものです。さすがに500系はやらないでしょうけど・・・(笑)。列車は、20時5分に発車してからわずか1時間40分後、新横浜に到着となりました。

名古屋圏は初めて降り立ったために、かなり中身の濃いものになりましたが、はじめは食べ物の食べ歩きからいつのまにか名鉄の廃止となる4路線すべてに乗ってくる、という企画に変わり、また鉄道の古い部分を残した路線にも乗れたり、と充実したものになりました。最後に、突然のお願いにもかかわらず名古屋まで乗っけてもらい、大変感謝しておりますm(_ _)m

<終>

参考文献:『新版 まるごとJR東海ぶらり沿線の旅 ver.2 DX』(徳田 耕一著・七賢出版)

[←<19>へ戻る] [旅行記トップへ戻る]