どういった理由なのかは知らないが
このサントラ 全ての曲が収録されているわけではなく
ベストという形をとって 中でも良いとされる曲のみを収録したらしい
作曲者のなるけみちこさん曰く「断腸のおもいです」とのことだが
どうやら断たれた腸はしっかり報われたようである
曲を絞ったため 聴いても覚えられないような消曲も無いし
全体的に粒ぞろいでいい曲である割合が非常に高い
1枚に収録されているためCDを換えなければならないということも無し
コンパクトで大きい1枚となっている中の曲は 全体的に独特の世界観で統一されてる
西部劇のような曲だったり 荒野を連想させる曲だったり
他にもまるで聴いたことの無いような音を使ったりで
斬新な楽しみも感じられた
寂しげな曲が多いのかとも思えば
これでもかというくらいのバカ曲もあって面白い
前奏の雰囲気と後半の展開がやたら違ったり
予想外のメロディが出て来たりのヘソ曲が多いのも特徴
一言 文句というか 惜しかったのは
このサントラ
中のストーリーが9曲目で終わってしまうのである
1曲目から9曲目までいっきにエンディングまでこぎつけてしまうため
10曲目に入ったとたん
「あ・・あれれ?」とずっこけ 別にゼットのテーマのことではない
最後の曲も終わりを彷彿とさせる曲になっているが
少し推力不足 終わりそうに思ったらCDの巻き戻し音で肩透かし
せめて7〜9番の曲は最後に配置して欲しかったもんだ |