CHRONO CROSS

Original Sound Track Disk1 -起-

 

1 時の傷跡

神曲 これはいきなりの神曲
初めて聴いたときは泣きそうになった ていうか泣いた
出だしの静かながら これから始まる壮大なストーリーの基盤となる
奥の深い序章 一転して盛大になる曲の変わり目
そして シンプルながらも
「運命」「生命」を感じさせる 悲しくも壮大なメロディ
生演奏の篠笛やギターに バイオリンからパーカッションまで
それぞれに見所があって 魅力は両手から溢れんばかり
この曲のためだけでもサントラを買う価値はある
神曲というのはそういうもんだ

2 死線

通常ボス戦闘曲がこんなところに
パーカッションに色々と珍しい音が使われてて
それにスピード感や威厳さも出ていて面白い曲
通常ボス曲なのにね いい曲だね 貴重

3 アルニ村 ホーム

ホームって何やねん とか聞こえてきそう ゲームやればわかるよ
アコースティックギターの音が優しげで とても良い感じ
落ち着いた雰囲気の どことなく「海」というか「海辺」かな?
そんなイメージのある曲 このサントラはそういうのが多いかも

4 時の草原 ホームワールド

エスニックテイスト溢れるフィールド曲 
実はトリガーのメインテーマのアレンジバージョンとなってる
シタールの音がやけにマッチしてる
この音が独自の世界観を作ってる気がするね

5 トカゲと踊れ

バカ曲 なんか凄い変な曲だ
これまた音が個性的でとてもインパクトがある
トカゲのような すばしっこいイメージが確かに強い
ダンジョン曲なんだけどね

6 回想〜消せない想い〜

ピアノソロの楽曲
物静かさとシンプルさが余計に雰囲気を盛り立てる
「愛を感じるでしょ」光田さん談 確かに そんな感じだ
まさにタイトル通りのイメージだね
ちなみにこの曲 光田さんが自分で演奏したみたいね ピアノも弾けるのか

7 夢の岸辺に アナザーワールド

超名曲 これはラジカルドリーマーズというゲームの曲をアレンジしたそうな
サテラビュー時代のゲームなんぞ殆ど誰も知らないだろうし これは嬉しい
弦の音が哀愁さを引き立てて バックのコーラスみたいな音も合致してる
素晴らしい曲 神曲に近い名曲

8 アルニ村 アナザー

メロディは「アルニ村 ホーム」と似てる
だけども 雰囲気は全然違う
聞き比べてみるとよくわかる 優しい雰囲気は残ってるが
寂しさがあるんだよね こっちの曲は
音楽が心を移す鏡のようになるのが彼の曲の凄いところだ

9 うたかたの想い

夜の静けさのイメージのある一曲
エレクトリックピアノ(と思う)がなんとも切ない
6の回想同様 シンプルな曲だけど 深いね

10 失われた欠片

時の傷跡の冒頭部分をギターとチェロによるアレンジ
失われた 悲しげなメロディ
過去の回想というイメージがある
考えてみたらシンプルな曲続きなんだけども
それを全く感じさせない しっかりとした曲として成り立ってる

11 溺れ谷

主旋律の笛の甲高い音が印象的
山ではなく谷 というのも珍しいが
それをちゃんと表現できるところもまた素晴らしい


12 テルミナ アナザー

やっぱ光田さんのサントラにはこの手の曲がないとね
お祭り騒ぎの楽しい陽気な楽曲
パーカッションのリズムなど聴いてて楽しくなってくる
これは名曲
13 去りにしものども

とある曲のアレンジバージョン
前半のギターとピアノのみのところからストリングスが入り
壮大になり 音がふっと引いてループする流れ
悲しみの記憶 そんな感じ いいね これも

14 影きりの森

ピアノ部分が同じパートを繰り返すと言う 少し珍しいミニマル音楽
ブックレットにはミニマムとか書いてあったような気がするんだけど
どうにも消曲っぽい んだけど 妙にひかれるものがある

15 蛇骨館

音の響きが建物の中という感じを出してるし
変に静かなところが「潜入」という感じを出してる
それはいい いいんだけど
消曲 こっちはあまり惹かれなかったかな

16 勝利〜春の贈り物〜

うわっ なんだいきなり
やたら静かだった前の曲から急にドカンと勝利のジングル
春の贈り物 春と言うだけあって後半の展開は物静か
ファンファーレはトリガーから受け継いだもの

17 時の迷い子

シリアスなんだけど なーんかマヌケなんだよね この曲
曲調は不安という感じ これまた珍しい曲調だ
「そんな・・うそだろ・・・」そんなとこかな?
後半にやけに変な音が出てくるけど 何の音だろ
なんか弦をこすったような音 妙にマッチしているのが不思議

18 ガルドーブ アナザー

そして穏やかな しっとりした曲
ギターの弦の上を指がこする音(と思う)
このノイズが非常に良い効果をあたえてるなぁと感心
やはり海辺という感じの 平和を感じさせる一曲 良いね

19 ヒドラの沼

凄い曲だこと なんかまたバカ曲やね
主旋律の後ろでなってる音がなんとも独特の雰囲気を出してて
壺からヘビでも出てきそうな
個人的に好きだった曲 

20 夢のかけら

加藤正人氏常用のオルゴール曲
これまた シンプルながら結構深いんだよね

21 航海 アナザー・ワールド

航海のような というか 大きなフィールドをまたぐような盛大な感じではなく
ギターとピアノとベースのみというシンプルな構成
これはこれで独特の雰囲気があってよくあってるね

22 幽霊船

光田さんにしては珍しい ちょっと場面とあわなかった曲
幽霊の不気味さみたいなものも出てるし
怖いようで あんまり怖くないというような曲調も良かったけど
この場面はどちらかというと「襲撃」だったわけで
「幽霊屋敷」というダンジョンだったらマッチしてたけどね

23 死炎山

なんだか暑っ苦しい曲 低音部が火山を思わせるような
火に囲まれた情景が目に浮かぶよう
ゆったりとした曲調が余計暑さを際立たせてる感じだ

24 古龍の砦

曲の入り方がとても好きだった
ピアノとシンバルの部分がなんかかっこいいんだよね
その後の展開は潜入という感じが強いかな
やたら速いところは少し驚いた

25 悲愴

声のみの なんか凄い曲 としか言えん
みとせのりこさんの声がやたら不気味
曲自体は短い

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