香港旅行記

1998/12 香港三泊四日

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というわけで、行ってきました、香港へ!
12月16日から19日の間です。
いやぁ、初香港はやはりおもしろかったです〜♪

え〜、まず16日の朝!
朝5時前の電車に乗って瀬戸大橋を渡るところからこの旅は始まります。
だから、私は前日、出発までずっと起きてました(笑)。
しかもギリギリまで映画を見てました。
劉徳華の「天と地」です。
それを見終わった頃、ダンナが起きてきて、準備開始!
タクシーで隣の隣の町まで一路駅へ!
だって、まだ丸亀から始発が出てない時間なんだもん…。これだから田舎わよ…。
それはさておき。
そこから一時間弱で岡山に。岡山で新幹線に乗り換えて、新大阪へ!
そこからまた40分ほどかけて「はるか」で関西国際空港へ。
占めて、
4時間の旅…うぅ…大阪に住みたい…いや、せめて本土に住みたいと
つくづく思った大槻さんでした(笑)。

そこからは飛行機に乗って、一路、香港へ!!
飛行機は、行きは4時間かかりました。そんなもんすよね。
香港と日本の時差はちょうど1時間。香港の方が1時間、遅いんですよね。
向こうについたのは、13時。日本時間の14時でした。

新しい空港から尖沙咀までこれまた40分もかかるんですよね。バスで。
ってことは、家を出てからホテルに着くまで
9時間かかったってことですよね。
いやぁ、やはり外国だあ(笑)。

ホテルは香港で一番有名なホテル「ペニンシェラ」…のお隣のホテル(笑)。
「カオルーンホテル」でした。
同じ「ペニンシェラ」の系列なんですが、こっちは
ビジネスホテルって感じ。
だから安いのです。
でも
立地条件はよろしいんじゃないかと。いろいろ近くで買い物もできるし。
どこに行くのも便利な場所だったと思います。
ちょっと
部屋が狭いのが難点だったのと、何故かコンシェルジェが広東語しか通じない…。
ホテルのレストランのウェイトレスでさえカタコトの日本語が通じるのに…。
やれやれってな感じでした。それが苦労した点かな?

初日は着いてすぐ、近くの両替屋で香港ドルに両替。
「重慶マンション」とかでもよかったんだけど、うちのダンナが頑なに拒否するんだもん…。
だからホテルの近くの
ネパール人の両替屋に行きました。
ここは街中の両替屋を見て回る限り、一番レートが良かったんです。
だから滞在中はずっとここで両替してました。
そりゃ、銀行とかでするのが一番安全なのかもしれないけれど、
手数料を取られるのはいただけないですもんね。

さて。両替を済ますと、とりあえずお買い物!
「ハイアット・リージェンシー・ホテル」内にある「Phirip」ってお店にまずは直行。
ここで私が目をつけていた
名刺入れをゲットー!
すんごくカワイイのよ。トランク型でね、カパッて開くのだっ!

とりあえず自分の欲しかったものを購入して満足した大槻さんは、
次に同じ「リージェンシー」内の
「Itary Shose Co.」へ。
ここのご主人さんは
日本語が通じたので良かった良かった。
あ、さっきの「Phirip」も通じたけどね。
この「イタリー〜」では、大槻さんの
バッグとヒールを作ってもらいました。
オーダーメードってやつさ。
いろいろこれからも行事とかあるしね。一揃いぐらいいいのを持っててもいいじゃんってね。
革とかいろいろ見せてもらって、形とか注文つけて。
なかなか親身になって聞いてくれるので、
いい感じでした。
そこのお店で自分のバッグと靴、そして実家の母の鞄を注文して、
次はいよいよ街中へ!
この日は
ダンナのバッグを買いにいろいろお店をめぐりました。
今回
一番高くついたのが、このダンナのバッグ。
うーむ…うちんところは一般の夫婦とは逆なのだよ。
ダンナがああいうのが好きで、奥さんはついて回るーみたいな(笑)。
とにかく、あたしゃ
明星系さえあれば良かったのさ(笑)。

一日目の夜は
「映月樓(セレナーデ)」って広東料理屋に行きました。
ホテルの近くにある
「香港文化中心」内にあります。
日本語のメニューが出てきたんだけど、やっぱり広東語メニューより種類が少ない!
でもまぁ、いろいろカタコトの広東語で
お粥とかまで食べられたのが幸いでした。
だってメニューになかったんだもん…お粥…。
でもね、おいしかったですよ。
とある本の
「読者が選ぶお店」にランクインされていただけありました。

その日の夜は朝が早かったので早めにご就寝(笑)。

さて、翌17日は、ツアー旅行者が集まっての
香港観光
ん〜、でもねぇ…実は昼から私たちともう一組の夫婦が脱退。
だってさ、午前中に行ったのが
「ピークトラム」「レパルスベイ」
そして
免税店やら絹屋やら。
挙句の果てに
紅[石勘]で食べたお昼の飲茶が最悪な程まずくて…。
昼からもダイヤモンド工場とか、あまりにも興味のないようなもんばっかだったので
取りやめたのでした。

とりあえず脱退したあとは、そのもう一組の夫婦と一緒に
タクシーでホテルまで。
実はこの夫婦も同じツアーの人で、しかも関空から同じだったのだ。
なかなか旅行馴れしてる方達でした。

ホテルに戻った大槻さんたちは、とりあえず
「ペニンシェラ」のお店へ。
ここでスーツを作ってもらおうと思って。
いろいろお店をぐるぐるして、最終的に決めたのが
「Fitwell Tailor」ってオーダーの店。
ここのお店の人もみんな日本語が話せて、とても楽でした。
作ってもらったのは、ダンナの
カシミヤのジャケットと、私のカシミヤのスーツ
ダンナが緑で私が青。いやぁ、散財しまくりです、私達(笑)。

newpag1.BMPaSa3aaYacaraOaO.jpg (3966 バイト)
(ちょっと小さいけど、ペニンシェラの噴水前にて。あちきです)

そのお店でオーダーした私達は、とりあえず私の一番の目的、
錢小豪のバーを探しに山林道へ。
途中
「美麗花商場」というデパートへ寄り道。
ここのCDもけっこう安かったです。少なくともHMVよりは(笑)。

さて。問題のバーですが…やはり名前を知らないので探すのは果てしなく無理なことだったんです…。
何度往復してもそれらしき店が
無い、無い、無い〜〜〜〜〜!!!
いい加減キレた大槻さんは、近くの日本料理屋の暖簾をかけていた女の人に聞いてみようと、
声をかけたのでした(←日本料理屋ってところが…ちょっと情けない)。
女の人は、さすがに日本料理屋に勤めているだけあって、カタコトの日本語が通じました。
彼女の話によると、最近この通りに
オープンした店は無い、とのこと。
え〜〜〜〜! うそ〜〜〜〜! と落胆していた私に、
その女の人の救いの一声。
「でも新しく建ってる店はあるよ」
彼女の指差す方向に……あれ? 本当にあるのか!?
とにかく、その辺りをまたウロウロしてみるけど、どうしても見つからない。
そう…今回の旅行の最大の目的だった小豪さんバーは、結局見つけられないままなのでした…。
わ〜〜〜〜〜〜〜〜ん(涙)!!

うなだれてばかりもいられない!
それならば次の目的をぞ! と、そのまま地下鉄で
旺角へ!
そう!
「信和中心」を目指したわけです(笑)。
しかし、その前に腹ごしらえ(笑)。
入ったお店は「信和中心」のすぐ近くの
イタスパ屋
香港の街中でいたるところにこのチェーン店があるのです。
黄色い看板だから、目立つ目立つ(笑)。
このお店はまさに地元の人向けで、日本人なんて誰一人いませんでした…。
ここで注文した料理。はっきりいって
まずかったんだけど(笑)、とにかく量が半端じゃない
うちのダンナが食事残したんだもん! 雪が降るかと思ったよ(笑)。

腹ごしらえが住んで、さぁ、いよいよ
「信和中心」へ!
しかし、悲しいかな…。ビルに入ったのが
午後8時過ぎ…。
これじゃあゆっくりお店を見て回ることなんて無理な話。
仕方ないので、ザーッと早歩きしてめぼしいところだけを回ってきました。
次に訪れた時は、何時間もいられるように、
時間の余裕を見ていこうと思います。

「信和中心」を出た大槻さんたちは、
女人街へ。
う〜ん、凄い凄い! 凄い熱気!!
怪しいものも多いし、何故だか
高知の朝市を思い出してしまいました(笑)。
結局、女人街では何も買わず、ただ見ていただけ。
ホテルに戻りがてら
HMVに寄って、ここで大量にCDを購入
役に断ったな、私のカード達(笑)。

さてさて。3日目はとりあえず
香港島へ。
前日に観光で回ってはいるんだけど、ツアーでは行けない場所…そう!
張國榮のコーヒーショップ〜♪♪
小豪のバーが無理だったんだから、せめて張國榮
(だってレスリーは私の
第二のハニーなんだもん(笑))
だけでもと、地下鉄で喫茶店のあるらしい
銅鑼灣へ!
でも、到着したのがまだ朝の10時ちょっと過ぎだったので、とりあえず時間でも潰そうと、
近くの
時代廣場(タイムズ・スクエア)へ。
ここで最上階からブラブラと見物しながら下に向かいました。
最上階には
「イエスステーション」があったのですが、なんだか店が狭そうだったのであきらめました。
ショーケースに展示しているマグカップとかも、うーん…って感じでしたし(笑)。
タイムズスクエアの地下には
スーパーマーケットがあって、
ここで親戚関係のおみやげを済ませてしまいました(笑)。
だって、免税店より安いんだもん…。

タイムズスクエアを出た大槻さんたちは、そのままテクテクと歩いて
「利舞台廣場」へ。
ゴールデンハーベスト関連のピルです。
どうせなら映画館まで行こうと思ったのですが、なぜだか迷子に…。
あきらめました(爆)。

「利舞台廣場」を出て、ついでじゃ〜、と、
三越そごうへ(笑)。
なんか見なれた漢字を見てホッとしたものです(笑)。

そごうでは
大発見
やはり「そごう」だけに日本人滞在者向けなんでしょう。
本屋が全部日本語の本ばっか。
しかも、しかも〜! 
「小説花丸」発見(笑)。
いきなり
起家さんのイラストに私の名前が目に飛び込んできて、びっくりしました(笑)。
なんとつても不思議な感じ…。
ダンナも驚いてました(笑)。

さて。そごうの地下の日本レストランで
うどんを食べた
(何も香港に来てまでうどんを食べなくても…)
私達は、やっとこさ、
張國榮のお店へ!
持ってた地図にカタカナでしか名前を書いてなかったから、
あやうく迷子になるところでした(笑)。
だって漢字しか知らなかったんだもん…。
タイムズスクエアの横の道をてくてくと歩いていくと、お店がありました。
白壁に黒い文字で
「爲([イ尓]の下に[心])鍾情」(ウェイ・ニン・ゾン・ギン)。
店先にメニューが置いてあって、ダンナと二人で見てると、
お店の店長さんらしき黒服の人がひょっこり顔をのぞかせて。
入る素振りを見せると、ドアを開けて招き入れてくれました。
昼時ってこともあって、店内は
満席
少し薄暗い作りにしてあって、そこそこ狭いんだけど、
壁とかに
ゴールドディスクとか飾ってあったりして。
う〜〜〜〜ん、レスリ〜〜〜〜!!! と心の叫び(笑)。

先の小豪のバーがあるらしいロードでも思ったの。
「あぁ…この道を小豪も歩いたのね(はぁと)」
ってさ。
張國榮の店でも
「この店は張國榮が何度も足を運んでいるのね(はぁと)」
ってな感じで心ここにあらず状態(笑)。
食べたサンデーの味もわからないほど、舞い上がってました(笑)。

newpag2.BMPa1aaa4araa0aO.jpg (1952 バイト)

(張國榮のお店の看板(っていうか、白壁にこの文字が貼り付けられてあるんだけどね))

張國榮のお店を出た私達は、そのままホテルに帰りました。

あ、そうそう。
ホテルに戻る前に、初日に行った「イタリー〜」でバッグと靴を引き取りました。
うんうん、
満足なデキであります。
色もキレイだし、見た目もとてもキレイ。
私の
オーダーナンバーも作ってくれて、これからはFAXとかでも注文OK
日本語で書いてきてくれてもかまわないとのことなので、
これから重宝しそうです、このお店は(笑)。

さてさて。ホテルに戻って少し休んで、ふふふ…。
いざ
「香港藝術館」へ!!
何故、美術館なんぞへ?と思われることでしょう。
うふふ。なんとグッドタイミング!
ちょうど
「古代エジプト展」が開催されていたんです!
いやぁ、一度に
香港とエジプトが味わえるなんて。
私ってばすんごくついてるわ、と、私のみ見てきました(笑)。
うちのダンナは興味がないのでプロムナードで待ちぼうけ(笑)。
ははーん、私は
鬼嫁なのさ、うふふーん(笑)。
しかし…館内の展示はもちろん総て
中国語と英語
ですので、大槻さんにはチンプンカンプン。
見るだけ見てさっさと出てきました(笑)。

newpag3.BMPaaaaaaO.jpg (3544 バイト)

(これ、わかるかしら…(涙)。階段の上両脇に石造があるのに、エジプトの)

さて。その夜は最後の夜ってことで、カオルーンホテルで夕食をとりました。
このホテル。確かにビジネスホテル並なんだけど、いやはや、
料理はおいしい
朝も毎日バイキングだったんだけど、これがまたおいしいかったし。
私はかたくなに毎朝
「朝粥」してました(笑)。

この日の夜はステーキとかワインとか。
ちょっと贅沢してみたりなんかして(笑)。
いいじゃん、最後なんだからさ!

料理が済んでほどよく酔った状態で
荷物の整理
いよいよ明日帰るのかぁ…としみじみ。
そうこうしてたら、服をオーダーしたお店が服をホテルまで持ってきてくれました。
いやぁ、これまたなかなかのデキ。
ただ、私の服のデザインがあまりにも普通っぽいので、
カシミヤに見られないかも(笑)。
ふふ…でもいいの。いいものをさりげなく着るのが本当のお洒落ってもんよ(←苦しい?)
とにもかくにも、身の回りのものを整理した私は、
その日も買ったCDをにやにやしながら見つめつつ、ご就寝(笑)。

本当に
あっっっっっというまの4日間でした。

しかし、この時の私達はまだ知らない…。
この後にくる、
恐怖の出来事を…(笑)。

次の日、ホテルからまたバスで空港に向かうわけなんだけど、
そんな私達に2日目の時にずっといた
アシスタントカメラマンが近寄ってきたんです。
あぁ、そういえば、まだカメラ買ってなくて、たくさん撮ってもらったじゃん。
と、手渡された(ご丁寧にも袋別)写真を手にした私たちは唖然…。
「なんじゃ、この皿は…」
そうなのです。お皿に「歓迎香港」とか書いてあって、その真中に私とダンナの写真が…。
今時結婚式のひきでものでもしないようなシロモノが入っていたのです。写真とは別にね。
慌てて値段を見ると、んん? 
三千円
写真も何枚かあったし、まあ、記念だから…と
1万円(実はこれは帰りの新幹線代)
を渡したダンナに戻ってきたのは、
千円札が3枚………え? 三枚???
慌ててまたまた確認してみると、なるほどなるほど。
7って数時の縦棒にチョンって横線がひいてあって、それがうまい具合に重なって
「3」に見えたのね…
なんて感心してる場合かっ!!!!
慌ててみたものの、すでに一度は「いる」と言って買ったものだし、
石田一成に似ている(マジで)そのにーちゃんはバスの外。
心の中で二人して
「これが記念になるかい…」と思いながらも、記念に持って帰ったのでした(笑)。

そんなこんなで、とりれあえず空港に向かった私達は、
無事に飛行機にも乗れ、そのまま日本へ。
最終日のみ雨だったのは幸いだけど、ちょっと飛行機揺れすぎやっちゅーねんっ!!
マジで、怖かった〜!

日本についたらもう夜の7時。
そこから荷物を送る手配をして、キップを買いに
みどりの窓口へ。
そこで
本当の悲劇に見舞われるのでありました(笑)。

「お金がないっ!!!」

いや、盗まれたとかそうじゃなく、さっきの写真代で旅費を使ったものだから、
やばい状態なのですっ!
慌てて二人して持ってるお金をかき集め、なんとかチケットは買えたものの、
残金はなんと
460円…いや、マジなんだってば。

二人して寒い大阪の冬空の下、缶コーヒーを買って飲みましたとも。
それがその日の夕飯ね…とか言いながら…シクシクシク。

皆さんも気をつけましょう。
観光の時に撮ってもらった写真は買うべきじゃありません(涙)。

なんだかんだと最後の最後にすったもんだがあった私たちですが、
なんとか丸亀に辿りついたのが夜の10時過ぎ。
ダンナのお母さんに迎えにきてもらって、ついでに夕飯まで食べさせてもらい(うぅっ!(涙))、
マンションに戻ったのが11時過ぎ。

いやぁ、なんともいろんな経験をした香港旅行でした(笑)。

1998/12/21 大槻はぢめ 拝


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