(1) さようなら、浜川崎線の101系 (速報版)



かねてから中原電車区に配置され、乗務員訓練も終えて営業を待つばかりとなっていた205系
1000番台ワンマン電車ですが、8月20日の1015Hから晴れて営業運転に供される事となった。
これにより当分の間、予備として1本が中原電車区に残る以外は、101系運用は終了した事となる。

これは単に車両の置換えだけではなく、国鉄新性能電車の始祖である101系電車のJR線上からの
定期運用離脱と、E231系増備に伴う一連の205系先頭車改造プロジェクトの第一弾の初営業と言う、
2つの大きな意味合いも持ち、正に通勤型電車における大きな節目の一日となった模様である・・・。

ここではその移り変わりを写真で報告すると共に、長い間活躍を続けた101系電車の苦労を労い、
205系ワンマン電車の安全運行を、影ながら願いたいと思います・・・。


※8月19日(月)の様子

集中豪雨の中を走る101系電車

集中豪雨の中、最後の力走をする101系電車。 (南武支線 浜川崎〜川崎新町間)
この後、尻手〜八丁畷間の雨量計が規定値を越えた為、抑止が掛かりました。


集中豪雨の中の並び

集中豪雨の中、101系同士の並びが。 左:81H(第1編成)、右:83H(第2編成)
この台風による大雨抑止の為ダイヤ乱れが発生し、本日予定の205系初営業及び、
浜川崎駅での記念式典も、翌日順延となりました・・・。 (南武支線 川崎新町駅)


中原帰区前のひととき・・・。

一日通して運用されるのは今日が最後。 営業を終え中原に戻ってきた101系。
中原電車区に入区するまでのひととき、武蔵中原駅に佇んでいた。 (南武線 武蔵中原駅)


      

※8月20日(火)の様子

弁天橋駅ホームで佇む101系第1編成

まだ薄暗い朝5時前、鶴見線運輸区から出区してきた101系第1編成。
人気の無い弁天橋駅ホームで佇む。 いよいよ最終日が明けた・・・。 (鶴見線 弁天橋駅)


101系と205系との並び

中原電車区では101系第2編成と、HM付き205系第2編成が並んで留置中。
まず101系がいつも通りに出区準備を始めていた・・・。 (中原電車区)

尻手の築堤を行く101系回送

最終日は台風一過の青空が・・・。 尻手の築堤を行く101系回送。
何とかこの地点で、81H送り込み回送を撮れました。 (南武線 矢向〜尻手間)


最終日のラッシュ時運用を続ける101系電車

最終日のラッシュ時運用を続ける101系電車 (南武支線 八丁畷〜川崎新町間)


101系回送の発車シーン

101系最終運用の尻手発950Hが浜川崎到着。すぐさま客扱いしてから
回送幕を掲示して浜川崎駅を去っていった・・・。 写真は回送の発車シーンである。
なお最終101系が到着する前に、来賓の祝辞が行われた。 (南武支線 浜川崎駅)


テープカットシーン

101系回送が出ていた後、HM付きの205系が浜川崎に到着。
テープカット及び、運転手に花束贈呈が行われた・・・。 (南武支線 浜川崎駅)


205系ワンマン初営業出発!

鶴見線営業所所長による合図で、浜川崎を後にする205系ワンマン初営業列車。
10時15分 浜川崎発 列車番号1015H  (南武支線 浜川崎駅)


イベント直後の鶴見線営業所の様子

イベント直後の鶴見線営業所の様子。 今日の81Hで到着した101系と
明日の83Hに入るであろう205系1番編成が、103系2本と共に並んで留置中でした。
なお101系電車(2番編成)は、当日午後に中原電車区へと回送された。 (鶴見線営業所)


(2) 遂に運行開始! 浜川崎線用205系ワンマン車へ

(3) 大井工場イベント101系さよなら試乗会へ

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2002/8/21 m.satoh/go-chan   mail:mst@green.interq.or.jp