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─ 10月のお話 ─

心のふれあい

「生神金光大神大祭をむかえ奉りて」

 秋も段々と深まり、曼珠沙華の花が咲き、コスモスが咲き乱れ、そして、山は次第に紅葉し始めてくると、御本部広前では生神金光大神大祭が教主金光様ご祭主の下にご奉仕になられます。

 全国の信奉者は十月一日、五日、七日、十日と四回にわけて仕えられる参拝日に、それぞれご都合お繰り合わせを蒙りお引き寄せを蒙るのです。

 今から考えると二十年前までは、御本部参拝は金光の旅館で一泊して、到着した日は午後四時四十分の教主金光様のお引けをお見送りし、そして夕食後は祭場でのお説教を頂き、朝は、午前3時頃に起床して、三時五十分の教主金光様のお出ましをお迎えして、共に朝の御祈念を頂き、その後朝のお話が祭場で行われ、そして朝食を済ませて、午前九時二十分からのご大祭までは皆、自由におみやげを買われたりして、祭場に集合して御祭事を頂き、終了後十一時頃より金光を出発して帰途につき、バスの中では今と違い、七、八時間くらいかかりましたので、歌をうたい、飲み食いしながら楽しく帰ってきたことが、今はかえって懐かしく思い出されます。

 二代金光四神様のみ教えに、

 「神がおかげを蒙らしてやろうと思っても、段々と交通が便利になり帰るのを急いで、金光にはおかげを受けに来るのではなく、小便をしに来るようになっておかげを落とすぞ」

 とお諭しになっていますが、まさにその通りになってきています。

 教会の大祭でも御用に当たられるご信者さんは限られ、参拝者皆で御用させてもらい、お祭りをわが事としてお仕えしようと言う人が段々少なくなりました。

 ご大祭参拝は、御祭事に行けばお参りが出来たのではなく、朝から教会に参拝して何でも構わない自分の出来る御用をさせてもらうのです。

 これが、おかげとなって神様、金光様が喜ばれる信心にもなり、御比礼が輝くのです。

 土佐高岡教会の生神金光大神大祭は十一月十五日です。

 今から願いをこめて、今日までのおかげのお礼の御用に当たらせてもらいましょう。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより10月号」より)

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